平野啓一郎の作品一覧
「平野啓一郎」の「ご本、出しときますね?」「私とは何か 「個人」から「分人」へ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「平野啓一郎」の「ご本、出しときますね?」「私とは何か 「個人」から「分人」へ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
京都大学法学部卒。1998年『日蝕』でデビュー。同作品は芥川賞を受賞。他にも『葬送』『決壊』『マチネの終わりに』など数多く執筆している。
Posted by ブクログ
分人の考え方、すっごく興味深かった。
個人という分けられないものの中に、さらに分人という人格を導入し、個人は分人の集合体であるという考え方。
人は誰しも、接する人によって言動や考え方、性格が変わってしまうものだと思う。
例えば、家族の前と友人の前の自分。変えようと思ってる訳じゃないけど、自然と態度が変わってしまってるなあと思う。
様々なコミュニティに属する自分がいて、それぞれで違った振る舞いをする。
個人が分けられないとすると、その複数の人格の内に、本当の自分がいて、偽りの自分がいることになってしまう。
そこで出てくるのが分人という考え方。
分人は社会との相互作用の中で発生するもの。
分人は
Posted by ブクログ
天才ギタリスト・蒔野聡史と、聡明なジャーナリスト・小峰洋子。細胞レベルで惹かれ合う二人の恋模様を描いた本作は、読み終えた後も、胸の奥で心地よい余韻が鳴り止まない一冊でした。
特に印象に残ったのは、「言葉の旋律」「現実と虚構の融合」「ラストシーンの希望」という三つの要素です。
1. 音楽のように響く、言葉の旋律
この作品に散りばめられた言葉の数々は、まるで蒔野が爪弾くギターの音色のように、美しく気高い旋律を奏でていました。中でも、私の心に深く刻まれた二つの言葉があります。
「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでいる。だけど、実際は、未来は常に過去を変えてるんです。」
この本を貫く最
Posted by ブクログ
映画→小説→舞台
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言葉にならない。
自分は何者なんだろう。
悠人が自分の苗字が何度も変わることに戸惑うシーン、心が痛かった。
「お父さんが好きだった」への帰着…苗字がどうとか過去がどうとか以前に、その人自身を見つめる大切さ。
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最後スーッと背筋が凍る感じは、星新一の読後感にも似ている。
ラストはルネ・マグリットの『不許複製』。
冒頭をもう一度確認してしまった。
「ある男」は誰だったのか。
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上記は映画を観た後のfilmarks感想だが、小説は映画では描ききれなかった部分を淡々と埋めてくれる感じがして、より一層心を掴まれた。