ある男
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ある男

小説・文芸
902円 (税込)
451円 (税込) 10月22日まで

2pt

【映画化で話題!石川慶監督 × 原作 平野啓一郎】
★第46回日本アカデミー賞で
作品賞を含む最多の8部門の最優秀賞を受賞

【第70回読売文学賞受賞作】
『マチネの終わりに』『本心』の平野啓一郎による、傑作長編。
人間存在の根源と、この世界の真実に触れる文学作品。

「愛したはずの夫は、まったくの別人でした──」
弁護士の城戸は、かつての依頼者である里枝から、「ある男」についての奇妙な相談を受ける。
宮崎に住んでいる里枝には、2歳の次男を脳腫瘍で失って、夫と別れた過去があった。長男を引き取って14年ぶりに故郷に戻ったあと、「大祐」と再婚して、新しく生まれた女の子と4人で幸せな家庭を築いていた。
ところがある日突然、「大祐」は、事故で命を落とす。悲しみにうちひしがれた一家に、「大祐」が全くの別人だという衝撃の事実がもたらされる……。

愛にとって過去とは何か? 人はなぜ人を愛するのか。幼少期に深い傷を負っても、人は愛にたどりつけるのか?
「ある男」の人生を探るうちに、過去を変えて生きる男たちの姿が浮かびあがる。

『ある男』特設サイト ▶︎ https://k-hirano.com/a-man

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    コルク
  • 掲載誌・レーベル
    :
    コルク
  • タイトル
    :
    ある男
  • タイトルID
    :
    1006861
  • 電子版発売日
    :
    2021年09月01日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB
  • 映画化

    「ある男」

    2022年11月18日公開
    出演:妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝

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ある男 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ここ1、2ヶ月くらい、城戸章良について考えながら読み進めた。
    城戸が対話する相手によって見せる「分人」を追うのも心地よく、また、城戸の内面の琴線に触れる瞬間には、彼の葛藤や逡巡する苦悩をこちらも追随するような気持ちになった。

    世間の排外主義的な風潮や、被害者遺族ではなく加害者遺族側に焦点を当てるという、非常にセンシティブかつ難しい問題を、この作品を通じて考えることができてよかった。

    城戸と自分の性格を重ねる部分もあり、息子の心情には胸を打たれた。
    いい作品に出会えた。

    0
    2026年10月06日

    Posted by ブクログ

    平野啓一郎さんの作品は、これが初めてでした。

    これまで読んできた小説の中には、物語としては最後に大きく盛り上がって「面白かった」と思えるものの、そこにたどり着くまでの文章は比較的平凡で、最後まで読むこと自体に少し頑張りが必要な作品もありました。

    その点、この本は少し違いました。

    物語全体としての評価は、自分の中では星4つくらい。ただ、それ以上に印象に残ったのは、一つ一つの文章そのものの面白さでした。言い回しや表現が独特で、何気ない一文にも惹かれるものがあり、「次はどんな文章が出てくるんだろう」と思わせてくれます。

    だから、結末が気になるから先を読むというより、本を開いて文章を読むこと自体が楽しい。隙間時間があれば、少しだけでも開いて読みたくなるような本でした。

    「最後まで頑張って読めば面白い」のではなく、「開けば、もう面白い」。

    他の作品も同じような読み味なのかはまだ分かりませんが、少なくとも『ある男』を読んで、平野啓一郎さんの文章そのものをもっと読んでみたいと思いました

    0
    2026年10月01日

    Posted by ブクログ

    現実ではほぼあり得ない設定だからこそ描かれる表現がとても良かった。
    だけれども、こうなる未来もそう遠くないのかもしれない。もし自分が入れ替わる側の立場だったらどんな気持ちで生活するだろうという、想像力を掻き立てられた。

    0
    2026年09月21日

    Posted by ブクログ

    戸籍の交換をしてる人は実際いるのかな。マイナンバーカードができたし現代は難しいのかなと現代の制度についても考えさせられました。
    人生リセットはできないけど、戸籍の交換は当人にとってはある意味リセットみたいなものかもしれないと感じました。

    0
    2026年09月16日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ面白かったです!
    人がその人たらしめるものってなんなのだろうと考えさせられました。
    過去の話や戸籍という情報はアイデンティティになりえない、個の存在定義のゆるふわさを考えさせられた一冊です!

    また、この物語を読んで、私も高校生のとき初めて行った美容院で、ここはずっと通えそうにないなと感じたときに、適当な作り話をしたことを思い出しました。
    入ってる部活や家族の話などを友達のものと織り交ぜて作った、私とはまた違う私が出来上がった不思議でちょっと楽しい感覚を覚えています笑
    主人公の気持ちが少しわかってしまう、そんなドキドキする読後感でした!

    0
    2026年09月07日

    匿名

    購入済み

    人の感情を繊細に表現されていて登場人物それぞれがリアルに目に浮かぶようでした。Xに対して最初は不気味さを感じたけれど、弁護士の彼を通じて正体が明らかになるにつれ、Xの生い立ちが不憫で胸が苦しくなりました。最初の家族と過ごした時間だけは幸せだった。それが救いでした。

    #泣ける #切ない #タメになる

    0
    2025年01月06日

    購入済み

    深い

    重厚な文体ですが読みやすい作品。重犯罪加害者の家族の問題とか、社会問題を扱っていてとても考えさせられた。さすが作者は法律に詳しい。弁護士ではなく、渦中のXさんの視点で読んでみた。司法とかhateとか今まであまり考えないことを考える機会になって良かった。

    #切ない #深い #共感する

    0
    2024年05月08日

    匿名

    購入済み

    読む価値有り!!

    最近読んだ中で上位に入る作品でした。
    続きが気になりすぐに読み終えました。
    楽しい秋の夜長を過ごせました。
    また、作者さんの他の作品にも興味がわきました。
    是非、読んでみたいです。

    #深い

    0
    2023年09月23日

    購入済み

    複雑な背景に戸惑いながらも、その物語の世界に引き込まれていった。何も疑うことなく過ごす中で、触れることのない事実があるということが、衝撃的でもあった。人を愛することが人としての全てなんだと思う。家族のかたちはそれぞれであるが、子どもが穏やかに成長できるように、その根底に愛は存在して欲しい。

    #切ない

    0
    2023年02月24日

    Posted by ブクログ

    ミステリーかと思ったらミステリーでは無かったな!色々と考えさせられるけど、最後は泣きそうになりました。

    0
    2026年10月11日

ある男 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    コルク
  • 掲載誌・レーベル
    :
    コルク
  • タイトル
    :
    ある男
  • タイトルID
    :
    1006861
  • 電子版発売日
    :
    2021年09月01日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB
  • 映画化

    「ある男」

    2022年11月18日公開
    出演:妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝

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