平野啓一郎の作品一覧
「平野啓一郎」の「富士山」「私とは何か 「個人」から「分人」へ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「平野啓一郎」の「富士山」「私とは何か 「個人」から「分人」へ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
京都大学法学部卒。1998年『日蝕』でデビュー。同作品は芥川賞を受賞。他にも『葬送』『決壊』『マチネの終わりに』など数多く執筆している。
Posted by ブクログ
ここのところ、バナナの柿内尚文さんなど、教科書のように読みやすい自己啓発本ばかり立て続けに読んでいたために、最初の入が「うっ…理屈っぽい文面ひさびさ…」と少し臆したがw、読み進めるうちにあれよあれよと引き込まれてあっという間に完読した。
いやーーーこれだわこれ。
これなんだわよ、って感じ。
元々自分自身がとんでもなく八方美人な上に気分の波があり(一応ほぼバレていない)、鬱期のどす黒い部分は全て夫と息子に請け負ってもらえているものの、私って多重人格なのかな…くらいに長年悩んでいたので、この本でようやく自分というキャラクターに対しての辻褄が合ったなぁと思えた。
とんでもなく面白かった。
対人関係が
Posted by ブクログ
なんじゃこれはーーーー!!!
SUKI!!!
小説家平野啓一郎さんの「分人主義」について書かれた新書。
個人とは英語でindivisual。
つまり「分けられない」って意味。
でも平野さんは個人は人格を表す最小単位ではなくて、
「divisual」つまり「分けられる人」である「分人」が最小単位だと考えた。
分人とは、
対人、対グループによって変わるその人の人格。
確かに、あなたも会社での自分、家族といるときの自分、友達といる時の自分とでは性格が違う気がしない?
もっと言えば、大学自体の友達と高校時代の友達とでも違うし、大親友の前でも違う。
だから、たった一つの「本当の自分」なんて存