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人間がテクノロジーに管理される、暗い未来を乗りこえる――
ベストセラー『マチネの終わりに』著者が挑む、人間×自由の可能性とは。
人工知能、自動運転、ドローン、ビッグデータとレコメンド機能……
技術の進化によって、私たちの生活からは「自分で選択する機会」が失われつつある。
人間の自由意志はどこへ向かうのか?
予測不可能な未来と、その過渡期を乗りこえるための、新しい自由論。
田川欣哉氏(Takram代表)、
大屋雄裕氏(慶應義塾大学法学部教授)、
上田泰己氏(東京大学大学院医学系研究科教授)――
現代の「自由」をめぐる三人の専門家との対談を収録。
Posted by ブクログ 2018年09月23日
今まで自分が考えていたことを正確に言葉で表現してくれていて、すごくスッキリした。
自分の行動は全て自由で自分自身が決断しているのだと思われがちだが、実は周りの価値観や環境によって行動が制限されている事実を認識しておかなければいけない。
この「〇〇しなければいけない」という表現自体も誰にとってどうい...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年03月11日
自由の根幹である「〜がしたい」あるいは「〜がしたくない」さらには「どっちでもいい」という欲望が自発的なものと外部から刺激がどのように組み合わさって作用するのかを考察。
イノベーションによる未来、法のシステム、遺伝と環境それぞれと自由の関係性についてはその道の専門家と対談を行い掘り下げる。
締めは著者...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年07月01日
「考える本」というよりは「模索する本」という感じ。
「自由とは何か」という茫洋とした命題に対し、様々な角度からのアプローチが提示され、そして一つの答えを出すのではなく、それこそ分人主義的に多角的に完結されている感じ。
この本を読む前に筆者の分人主義に関する本を、小説でも新書でも良いので、読んでお...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月03日
自由というのは、一人ひとりが、尊厳を持った状態で暮らせる社会
・『私とは何か』を読んだ時にも感じたことですが、改めて平野さんは凄い人だと思いました。『私とは何か』では、私が中々腑に落とすことができないでいた構造主義についての疑問に「分人」という言葉でヒントを与えてくれました。この『自由のこれから』で...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月23日
⚫︎受け取ったメッセージ
膨大な選択肢から選び取る自由。
一つの分人が失敗したとしても、
別の分人たちが支えてくれる。
そして自分は死ぬ瞬間まで変化し続ける。
⚫︎あらすじ(本概要より転載)
人間がテクノロジーに管理される、暗い未来を乗りこえる――
ベストセラー『マチネの終わりに』著者が挑む、人間...続きを読む
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