角田光代の作品一覧
「角田光代」の「もしも、東京」「源氏物語」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
きっかけ
ライフステージが変わると女友達と分かり合えなくなる、というような紹介文が気になって手に取った
読んだ感想
どよーんとした重たい本の空気に自分がのまれそうになったけど、女友達との関係にとどまらない、人生の深いテーマを勝手に?感じることができてすごくよかった
考えたこと3つ
1いつかは自分を変えることができる
最初読み進めていた時は、人って何歳でも変われるんだって思っていた。中里さん、葵を見て小夜子も変わっていくんだと感じた。でも読み終わって振り返ると、表面上はこう生きようと自分を変えたつもりでもやっぱり本質の本質はそう簡単には変わらないのだと思った。人生のいろんな経験や出会いを通し
Posted by ブクログ
そういえば学生時代、どこにも行けない不安や焦燥感を抱いていたことを思い出して胸がぎゅっとなった。どうしたいか聞かれても答えがない時期ってあるよね。
普段言葉数の少ない葵の父が葵とナナコを乗せてタクシーで市内を走り回るシーンで泣いてしまった。その優しさが温かくて苦しくて。書きながらまた泣けてくる、笑
時が経ち、持つ者と持たざる者の間に川が流れている。相手の立場に立って考えようなんて言うけど、私は無理だと思ってる。でも、相手を知ろうとすることや歩み寄ることはできる。近付いて傷ついて裏切って裏切られて何度も嫌になるけど、人と出会うことはやめられない。
人を生かすのは人なんだ、やっぱり。
私もまた