角田光代のレビュー一覧

  • 三面記事小説

    QM

    購入済み

    ひゃーー、、、後味悪いのに、分かりやすい悪人がいない。「こいつのせいでこうなった」がない。ちょっとしたきっかけでもしかしたら自分も加害者になっていたかもしれない。恐怖や嫉妬や疲弊、「普通そんな思考にならんやろ」と思いそうだけど、その人の心情変化や周りの環境などを見ていくとその一言では片付けられないような背景がたくさんある。しかも実際に起こった事件が元になってるのか…介護の話など、心が痛むばかりだ。

    #切ない #ドキドキハラハラ

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    2026年01月06日
  • 愛がなんだ

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    私はあまり恋愛に生きたことがないしテルちゃんが恋愛中心でマモちゃんみたいなどうしようもない男に振り回されているのが、全然理解できないと思ってた。けれど、読み進めていくうちに、マイナスであることもすべてひっくるめて好きになってしまう、そういう男を中心に生きてしまう、というかっこ悪くて一生懸命なテルちゃんが可愛く思えてきて、だんだんとテルちゃんの考え方や生き方もなんだか共感できる部分が出てきて。角田さんの描く人物ってものすごく人間らしくて、かっこ悪いところも嫌なところもマイナスの面がしっかり描かれていて逆にそういう部分が魅力的というか、愛おしく思えて、私はすごく好きだなあと思う。

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    2026年01月05日
  • さがしもの

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    本にまつわる物語。
    関係を繋いだり、過去の大切な事を思い出したり、
    本には不思議な力がある。
    この作品を読んでずっと本を読み続けたいと思った。

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    2026年01月04日
  • ねこがしんぱい

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    あー、これ、めっちゃわかる!
    出掛けている間に猫に何かあったらってすごく心配になるやつ。
    でも、「だれもしらないのです」のあとになにがくるのかがだんだん楽しみになっていった。
    たまこちゃん、いつまでもげんきでね。

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    2026年01月01日
  • 坂の途中の家

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    ネタバレ

    おどおどしている主人公、どんどん悪くなる状況にイライラしながら読んだ。それでも、確かな気付きを境に自分の意思を取り戻す主人公の姿をみられてよかった。最後の里沙子と水穂の空想の会話は、なんかジーンとしてしまった。ただ話を聞いて、「本当に大変だよね、よく頑張ってるね」「赤ちゃんとっても可愛いね」って言ってもらえたら、それだけで救われるんだよね。

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    2025年12月29日
  • 源氏物語 6

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    なんか、源氏の最後、あっけない

    あ、なくなったのねって感じだった。

    大和和紀さんの源氏から始まった私には

    あっけない幕切れ、特に紫の上の死なんて

    で、今度は子どもたちの話になる

    えええってなった

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    2025年12月26日
  • 八日目の蝉

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    ネタバレ

    何回読んだか…大好きな本。
    独身の時に初めて読んだ時も感動したけど、娘を持った今、ラストに向かうにつれ、離れ離れになる運命に涙が止まらない…!!
    作品の疾走感がすごくて、引き込まれて夢中になって読んでます。読後は母娘2人の幸せをひたすら祈りたくなります…。映画もドラマも好きです。

    自分が親になってから、印象が変わったこと。
    若い頃はえりなの実母がすごく嫌な(いじわるな)人だと思ってたけど、夫に不倫され、あげく自分の子供まで奪われて(それも可愛い赤ちゃん期〜成長著しい幼児期)それは卑屈にもなるよね…とかなり同情心がうまれました。。帰ってきたえりなは実子なのに、自分に懐かないわ、知らない方言喋る

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    2025年12月26日
  • 森に眠る魚

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    話の内容自体は、読んでいて気持ちのいいものではありませんでした。
    本当に母親同士の世界がありありと描かれていて、読んでいて苦しくなる所ばかりでした。読みながら息を止めてしまっていて、本をとじたら、息がつける感じ。

    なんで人は影響し合うのか、無意識にお互いの世界に入り合うのか。気にしてないと考えながらもその事ばかり考えている。気にし過ぎて、先読みし過ぎて、自分の首をしめる。

    母親や妻という立場にとって「子ども」とか「生活」は、他人からどう見られるかが、ものすごく気になることだと思うし、地雷でもある。だからこそ崩れていってしまう人間関係が見事に描かれてました。

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    2025年12月25日
  • 紙の月

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    まるで毎週続きが気になるドロドロ系ドラマのようだが、つい先が気になる面白さだけでなく、読みながら色々考えさせられた。

    お金は人を変えてしまう、その一方でお金で人を変えることはできないとも思った。

    人は大なり小なり他人に言えないことがあるだろうし、梨花の話は額が額だけに身近には感じないものの、全く別世界の話ではないと思えてくる。
    そういう意味で、自分と違う人生を疑似体験できるのが小説の醍醐味と改めて感じることができた。

    読んでいる最中だけじゃなく読後も深く考えさせられるところが多く、(でも決してイヤな感覚とかモヤモヤではなかった)人生の中で記憶に残る一冊だなと感じたので、☆5にした。

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    2025年12月19日
  • いつも旅のなか

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    旅の記録を綴ったもの。
    実際にその場にいるような感覚になり、一気に読み切っちゃった。読み終わると寂しくなるぐらいには楽しめた。知り合いにも勧めたくなる一冊。おすすめです。

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    2025年12月19日
  • 韓国ドラマ沼にハマってみたら

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    約40作もの韓国ドラマや映画を
    角田さんが感想を混じえながら作品を読み解いている。紹介されていた未見だったものは早速観たい〜!
    ハマる、沼る。まさにそれ。

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    2025年12月17日
  • 源氏物語 1

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    読みやすかった。

    あさきゆめみしを読んでいたせいもあるのか

    楽しく読めました。

    若紫の成長がたのしみです。

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    2025年12月16日
  • 韓国ドラマ沼にハマってみたら

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    いかに自分の視点が狭かったかハッとした。演技が上手かとか表情がどうとか、目に見えるところにばっか集中しちゃってたな。

    角田さんはもっと視野が広く、作品がどんなメッセージを持ってどんな役割を果たしているか、構図や背景について書いてる。もともとそういうところに感動してハマっていたのを忘れてた。まさに今見てるドラマ、俳優陣の演技が気に入らなくて惰性で見てたけど、メッセージを考えたらとても素敵な作品だったので、視野の広さを与えてくれてまた新しい視点で捉えられた。
    韓国に詳しい方のドラマ評論だと詳しく時代背景を教えてくれる感じだけど、角田さんのは作家ならではの視点というか、物語が担う少し違意味での解説

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    2025年12月15日
  • 恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。

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    読んでいると「私はこう思うんだけど」とお酒片手に語る角田さんが想像できる。20年前30代だった当時の日常や恋愛など...肩肘張らないよもやま話たち。文章の温度感が私には適温で自然と頬が緩まる。角田さんのさっぱりしてるとこ好きだなぁ〜

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    2025年12月14日
  • 八日目の蝉

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    ネタバレ

    女を騙してやることに、快感を感じる父親たち。
    騙される女、騙されても最低男と離れられない女たち。
    生まれたばかりの子が殺されることが後を立たない。
    ニュースは、流れ続ける。
    これが、この国の良心なのだろうと思う。
    毎年、12万人強、中絶がおこなわれている。
    彼女らを見捨てているのは、僕達、大衆なのかもしれない。

    犯人ばかり肩入れしてしまう。
    希和子の薫への愛情が切ない。
    この事件がなければ、不倫していた両親のもとで、
    薫は、幸せになったのだろか?

    社会が女たちを見捨てるから、
    エンジェルホームは、あり続けると思う。
    たくさんの母親たちと共に。

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    2025年12月14日
  • 森に眠る魚

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    audible⭐︎
    私はこの本好き♡
    登場人物の濃い内面が細かく書かれていて、共感する事も多かった。暗い感情(陰湿)が多いけど、どの感情表現もなにか違う…明るい感情は嬉しい、幸せとそれ以上に表す言葉も少ないと思うが、心の陰の言葉は多い気がした。

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    2025年12月12日
  • さがしもの

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    本好きな友人が贈ってくれた一冊。

    本にまつわる短編集で、本好きならどの話も頷き、膝を打ち、唸ることは必至。そしてハズレなし。

    読みながら、自分はどう本と付き合ってきたか、本に何を求めているか、何が好きなのかなど、改めて思い返す事も多々。

    本好きな状態でこの本を読めて良かったなと思うし、この本を読むことで更に本が好きになるような、大袈裟だけどそんな気持ちになる、本当に素敵な一冊。

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    2025年12月11日
  • 太陽と毒ぐも

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    ネタバレ

    30代、大人のカップルの大きなすれ違いを描く短編集。こんな大きな違いを受け入れてやっていける人たちもいれば、すでに崩壊してしまっている関係もあり、長続きの秘訣は何なのだろうと考えさせられた。

    気に入った短編を記す。

    「57577」
    これが一番気に入った。なかなか言えないことを、頭の中で57577の短歌にしてしまう男。指折り数える文字数を気にしながら読んでいると、文の全てが57577に見えてくるから面白い。

    その他も気に入ったが、食の趣味、旅先での金銭感覚の違いなど、起こり得そうなすれ違いが描かれていて、少し怖かった。

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    2025年12月10日
  • 紙の月

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    ネタバレ

    夫と上手くいかない冷えきった夫婦関係の女性が変わろうと銀行員として働き始めるも、そんな中で光太という若い男に出会ったことで横領してしまい、海外へと逃亡する話。
    実話でも似た話ありそうだし、本人にしか分からない胸の内が赤裸々に描かれていた。
    どんどんと金銭感覚が麻痺していく様がリアルで、捲る手が止めたくなるほど苦しくなるストーリーだった( ˟_˟ )
    正義感が強い人ほど、歯車が狂うと別の方向に正義感が生まれてダメになるのかもしれない。
    なんとなく惹かれて手に取ったけど読んでよかった◎角田さんの小説まだまだ読みたい。

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    2025年12月08日
  • タラント

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    どんどん話に引き込まれる。そして妙な親近感にさいなまれる。いつのまにか登場人物になりきった感じで読んでる自分に気づく。いろんな世界のふつう…身近に感じた一冊でした。

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    2025年12月07日