角田光代のレビュー一覧

  • 対岸の彼女

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    するすると物語の世界観に引き込まれていって、読み進めるなかで2つの物語につながりが見えてきて、最後希望的な終わり方でよかった。物語のなかにも刺さるフレーズがいくつかあったし、あんなに仲良かったのに会わなくなってしまった友達が自分にもいるので切ない気持ちがよくわかった。でも19歳のリングの約束は守られてほしかったな

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    2026年07月06日
  • 対岸の彼女

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    やっと読めました。対岸の彼女。
    角田光代さんの作品やっぱり好きだなぁ。
    20年前に出版されているのに今でも違和感なく読めてしまう。その当時に読めていたら私の人生もだいぶ予習ができていたかもしれないと思える作品。

    物語ももちろん楽しみましたが、ところどころに出てくる私の心にブサーっと刺さってくる角田光代さんの名言たちをたっぷり味わえた。

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    2026年07月05日
  • 対岸の彼女

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    ネタバレ

    友情

    大切で大好きだった 友達

    ずっと続くと思っていた
    続いて欲しいと思っていた
    しかし、そうはいかない
    別の場所にいき、異なるものを見て変わっていく
    離れていく
    そしてそれは、心に傷という形で残ることもある
    気づけば、歳を重ねるごとにだんだん怖がりになっていた

    「誰かと親しくなることはこわかった。
    葵のなかで親しくなることは加算ではなく喪失だった」

    この言葉がずっとずっと頭から離れない

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    2026年07月05日
  • 最後の晩餐

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    どの作品も短編でも読み応えがあり、大満足の一冊。

    最後の晩餐をテーマにしているけれど、どの作品も切り口が違っていて面白かった。
    江國香織さん、寺地はるなさん、角田光代さんが好みでした

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    2026年07月04日
  • 銀の夜

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    女子高生バンドを組んで、一時売れっ子となった過去を持つ3人の35歳になった今の話。独身だったり既婚だったり、既婚して子供がいたり、三人三様の悩み事があって、それぞれに共感したり、自分を重ねてみたりも出来て最後のシーンには胸が熱くなった。

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    2026年07月02日
  • 対岸の彼女

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    ネタバレ

    学生の頃読んで以来の再読です。
    大人になって読み返すと、全然別の小説のようにたくさんの場面ですごく心が揺さぶられました。

    読み終えてからも、ナナコと葵のことを思い出して涙が出ました。
    秘密みたいに二人で笑い合った河原での時間、自分の見せたくなかったところも誰にも出せなかった部分もさらけ出して、それでも一緒に居たいって強く思えた二人。
    タクシーからみた朝の空を映した川はとても綺麗だった。タクシーの中で葵と一緒に涙が止まらなかった。
    プラチナリングは贈り合えなかったけれど、『プラチナプラネット』という名前に、葵が今もナナコを大切に思っていることが込められているように感じました。
    ナナコもきっとど

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    2026年06月28日
  • ちょっと角の酒屋まで

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    ネタバレ

    気軽な感じで読める楽しいエッセイ。オレンジページの連載をまとめたものだそうですが連載20周年だそう。すごい。

    タイトルのように、居酒屋でワイワイ話すような食べ物の話が多めで、読んでるこちらも参加して発言したくなる話題ばかり。
    途中に差し込まれているトトちゃんの写真がこれまたイイ癒しで読んで眺めてほっこり。

    車のないお出かけについて書かれた「半分の生活」。自分は車がないと生活が成り立たないところに住んでいるので想像できなかったけれどそういうことなのかぁと新鮮な気持ちになった。ある不便があるようにない不便もあるということに思い至らないものだなぁと。
    「好きと似合う」にもはげしく首肯。ほんとそれ

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    2026年06月25日
  • さがしもの

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    結論、大大大オススメです。少し経ったらまた読みたくなる本。

    高校の国語のテストを見る機会があり、その中で出題されていた話が面白くて、「これは誰の何て本だ?」と思い、探したらすぐに見つかった。それは角田光代さんの「さがしもの」に収録されていた「旅する本」という話だった。角田光代さんの話が高校の現代文の教科書に載っているんだ。いいなぁと高校生を羨んだ。そして、この出会い方こそ、まさに本の魅力である。

    本にまつわる話が9つ編まれた短編集である。
    本を読むことは食事のようなものだと思う。文字を食べて、それを消化して、自分の一部にすること。面白さは読みながらでもわかるけど、本当に自分の一部みたいにそ

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    2026年06月25日
  • 対岸の彼女

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     前向きに働く小夜子や、いい意味で社長ぽくない葵の人間性を見て、この話はこの題名とどのように結びつくのだろうと思っていた。
     断片的に小夜子ぽい性格の女子高生の物語が描かれていたが、それが社長の葵だと気づくのに時間がかかった。この世界でナナコはきっと生きていると信じることにした葵、最後までナナコの結末はわからなかった。ただ自分の中には確実にナナコは存在していて、そのナナコが葵の性格を変えていったのだろう。
     後半部分はショッキングな場面がいくつかあった。遠くへ行っても、何にもなれないことに半大人の高校生で気づいてしまうのは、大人が感じる虚しさとはまたちょっと違くて、より残酷なんだろうなと思った

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    2026年06月20日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    両親から愛を受けずに育ったくすかが、新を産み、愛を持って育てるに至ったのは、本当に奇跡のように思う。くすかも新も、暗闇に落ちなかったのは、あの音楽があったからで、本当にあの人の歌には、それだけの力があっただろうなと思った。

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    2026年06月20日
  • もしも、東京

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    ネタバレ

    漫画家が描く東京の街は、本当にクリエイティブだなと感じられる一冊です。
    実際の東京感を残しながらも、それぞれの漫画家さんの特色が出ていて、読んだことがない漫画家の方もいたので、作品は読まないといけないなと思いました。

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    2026年06月19日
  • 月と雷

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    ネタバレ

    いやはや、すごい
    角田光代氏にしか書けない、何とも言えないゲスな人々…周りにいたらめんどくさいし、関わりたくない、と思ってしまうが小説だから最後まで気になって読んでしまう。
    全く愛がないわけでもなく、醜いわけでもなく、ふわふわ漂う人々、何とも言えない読後感…
    でも面白かった、かな


    母、東原直子と父はだれかわからない、智
    生まれてからあちこち移住して暮らしている
    そんなひと時に茨城で暮らした泰子に会いたい!
    泰子ちゃんは生活しているのだろうかを考える。たべて、寝て、掃除して、その繰り返しをきちんとこなしているのだろうかと。

    衝動的に会いに行き、またそれぞれの運命が動き出す、泰子には「あぁ、

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    2026年06月18日
  • 今日もごちそうさまでした

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    角田さんの描く食べ物って、本当においしそう!いろんなおいしいものを実際に食べたような気になる、幸せいっぱいなエッセイだった。

    肉好きだという角田さんの愛する「塩、胡椒してグリルした」羊や、あまりのおいしさに仰天したという「サイボクのゴールデンポーク」はもちろん食べたくなるし、来る夏に茄子やトマトやオクラを食べるのが楽しみになる。
    食べたことないかもしれない鱧も味わってみたいなあ。「鱧を湯に落とし、十五秒で引き上げて食べるのがいちばんおいしい」らしい。ぱっと引き上げ、タレにつけて食べると、「やさしく、やわらかく、ゆたかな味」がするなんて、なんて素敵なのでしょう。

    いくらの醤油漬けを作ったり、

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    2026年06月18日
  • 対岸の彼女

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    ものすごく引き込まれてしまいました。小夜子と葵、葵とナナコの関係性には「うんうん」と頷きながら読んでました。
    自分に重なってしまう部分、重ならなくても共感出来る部分が盛りだくさんで、余韻がすごいです。
    高校生の時はあんなに密だった友達との距離感が懐かしくなったり、大人になって目まぐるしく変わっていく人間関係も悪いことではないと納得出来たりで、私にとって自信をくれた本になりました。

    森絵都さんの解説もとても納得出来て良かったです。

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    2026年06月17日
  • 今日も一日きみを見てた

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    その人柄に惹かれ小説よりもエッセイを手に取る事の多い角田さん!
    今回も角田さんとトトの日々にクスッと笑ってしまったり、ふむふむと納得したり‥
    猫知識ゼロだけど充分楽しい読書時間。
    トトとの日々から角田さんの人柄も垣間見え、ぼそっと呟く角田さんの「黒い部分」になんとも人間味を感じ、好きだなぁ〜角田さん!
    第二弾も読みます!

    トトに救われているお話と最後の「任務十八年」はとても和まされた!
    良いお話

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    2026年06月17日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    ネタバレ

    音楽に救われた母と子の物語。
    子の青春小説であり母の恋愛小説でした。
    音楽っていいよね。素晴らしい友達がいるのもいいよね。
    でも母親が当初、父親を偽って子供に教えるのはどうかと思いました。写真を見た子供に「パパとママが大好きなミュージシャンだよ」って正直に言えば良かったのに…(^_^;)



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    2026年06月14日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    家族や友達との関わりがうまくいかず、くすんだ世界でなるべく存在感を消して生きようとしていたが、歌から力をもらって世の中すべてが色鮮やかになったり、背中をを押して励まされたり、共感したりする。
    物語の中にずっとあのアーティストがいて、改めてSpotifyで聞いてみた。
    歌詞や声がより一層心に響いて、ファンになった。

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    2026年06月13日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    良かった。暖かくてまっすぐで、でも最高にロックなお話だった。読みやすいし素敵な表現がいっぱいで、広い層におすすめしたい1冊。

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    2026年06月10日
  • さがしもの

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    1年ぶりに再読
    短編全ておもしろい。
    この本と大学生のうちに出会えて良かった。
    恋人は1人で充分だけど、大切にしたい本は何冊あってもいい。

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    2026年06月06日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    久々の一気読みどった。
    父親不在の家庭で育った主人公と周囲の個性的な友達。
    主人公が成長するに連れ、周囲との環境のちがいに戸惑い始め、やがて疎遠になっていく。
    たぶん、このモデルになったミュージシャンはあの方だろうと想像ついたが、イメージ通りのキャラの描き方だった。作家と同世代であることを実感した物語だった。

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    2026年06月06日