角田光代のレビュー一覧

  • 明日、あたらしい歌をうたう

    Posted by ブクログ

    角田光代さんの本、少し久しぶりに読みました
    あまりページ数もないのに、このなかに青春、恋愛、家族、全部詰まってるって本当?
    なんて疑いがありましたが、本当でした

    歌に救われたという経験
    心のよりどころになるという体験
    確かに音楽は人を救う力があると思います
    何度も何度も繰り返して聴いてきた音楽は私にもある
    それはずっと私の心の支えだった

    耳に心地良い響き
    それを胸に抱えて明日という新しい日を生きていこう

    0
    2026年04月20日
  • いま読む『源氏物語』

    Posted by ブクログ

    やはり、源氏物語は面白い。
    だからこそ1000年も残っているのだろうけれど。

    同じ作品なのに、同じ巻なのに、読む人によって最高とも最低ともなりえる、その議論もまた面白い。

    そんなわけで、その該当箇所を読みたくなったので、源氏物語を読むためにお籠りしましょうか。

    0
    2026年04月19日
  • ちょっと角の酒屋まで

    Posted by ブクログ

    猫の絵に惹かれて購入。
    角田さんの食べ物感が結構好き。
    旅を通じて新しい美味しいに出会ったり、安心して食べられる環境を求めたり、食いしん坊の法則を見つけたり、お弁当やハンバーグの響きの美しさに心踊らされたり。
    シンプルなものを改めて楽しめる、だからこそこだわりがある感じでとても良かった。

    チャーハン食べたくなったし、じゅーしー食べたくなったし、お弁当箱にワクワクしたくなったし、味噌も作りたくなった。オロナミンCは、すぐにでも買って帰ろう。

    0
    2026年04月19日
  • 対岸の彼女

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    小夜子と修二の関係が自分の両親を見ているようで非常にリアル。

    葵は心のどこかで小夜子(過去の葵)を飼っておきたかったのだと思う。だからこそ、熱海で小夜子が葵の誘いを断った瞬間、予想外の行動をしたからふたりの関係に一度ヒビが入った。

    葵は過去の自分を小夜子に重ねていたが、小夜子は年齢を重ねているだけあって、当時の葵には埋められない違いがあるという現実を突きつけられる。そこで初めて、「いつまでも夢ばかり見てはいられない」ということを思い知らされたのだと思う。

    読後には、切なさと寂しさが残った。なぜそう感じたのか考えてみると、時間は嫌でも流れ、すべてが変化していくという事実を突きつけられたから

    0
    2026年04月18日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

    Posted by ブクログ

    私も音楽に助けられてきて、音楽を聴いている時間は一番自分らしくいられる、誰からも否定されない時間だと思ってる。だからこそ、この一冊はとても身近な話に感じられた。

    息子の新も、母親のくすかも、
    真っ暗な世界の中で音楽があったからこそ、
    そしてその人がいたからこそ、少しずつ希望が見えていく。
    その情景がとても繊細に描かれていて、きっと誰もがどこか共感できる感情や経験なんじゃないかと思った。

    昔バンドマンに恋をしていたことがあって、その頃の気持ちを懐かしく、そして少し恋しく思い出した。

    新の視点とくすかの視点が交互に描かれ、
    青春、恋愛、そして家族愛がぎゅっと詰まっていて、読んでいるうちに心が

    0
    2026年04月15日
  • ゆうべの食卓

    Posted by ブクログ

    食卓にはいろんな思い出が詰まってる。
    読みながら、実家での思い出や食べてきた食事を思い出してその時の家族の様子を懐かしく感じた。

    0
    2026年04月13日
  • 方舟を燃やす

    Posted by ブクログ

    戦争中もコロナ禍も何が正しくて正しくないのか、誰も判断できなかったし、後々にならないと判断が正しかったかどうかなんてわからない。

    自分はちゃんと考えて絶対騙されない!と思っても人はいくらでも騙される。絶対騙されないというのがいかに難しいか。

    主人公の不三子が子供たちにワクチンを打っていなかったことを夫に責められる場面では、夫に怒りが湧きました。人任せにしていたくせに後から責めるのは無しじゃないの?じゃあ悩んでた時期に一緒に考えてくれたらよかったじゃない(怒)

    未知の出来事に遭遇した時に自分は何を信じて何を信じない判断をするのか、そんなことが出来るのか?読者みんなが考えると思います。本当に

    0
    2026年04月12日
  • いつも旅のなか

    Posted by ブクログ

    旅もエッセイも好きで読み始めた本作、通常の旅エッセイとは違う角田さん独特の少し俯瞰した視点がとても良いです。
    ロシア、キューバ、ミャンマー、今では行くことが難しい国も、当時のエッセイの中には確かにそこにあって、良くも悪くもそれぞれの国らしさを全身で感じている。
    こんな風にそれぞれの国の生々しい部分まで入っていくような旅は私にはできないけれど、文章の力で旅のなかに連れて行ってもらって、憧れて、恋焦がれるような気持ちのまま帰ってきました。

    0
    2026年04月12日
  • さがしもの

    Posted by ブクログ

    子供の頃にこの本を読んで、なぜか「旅する本」という作品がずっと頭から離れず、大人になってやっと2回目として読んでみた。すると、「旅する本」という作品がどうのこうのというより、この本丸ごと、作者が「本」に対して送ったラブレターのような一冊なのではないかと感じた。昔読んでいた頃は、本や読書について考えるよりも、「広い世界に自分も行ってみたい」ということで頭がいっぱいだったのかもしれない。

    0
    2026年04月11日
  • 明日も一日きみを見てる

    Posted by ブクログ

     角田光代さんと愛猫トトの日常を描いたエッセイ集。『今日も一日きみを見てた』の続編となる。
     
     ネコを飼っている人なら、あるあるといった事件・事柄が出てくる。うちもネコを飼っているので、うちも同じだと思うことが多々出てくる。それを人に読ませるエッセイにするのだから、さすがは直木賞作家である。

    0
    2026年04月11日
  • ちょっと角の酒屋まで

    Posted by ブクログ

    カマノレイコさんがトトはんをモデルに角田光代さんを描いたと思われる(あくまでも私の勝手な思い込みの)表紙が可愛くて素敵。年齢や育った場所が近いので「おー!そうかも」とか「ですよね」とか「そんなこともあったな」とかいちいち口に出しながら楽しく読ませていただきました。

    0
    2026年04月11日
  • なくしたものたちの国

    Posted by ブクログ

    最後まで読んで涙が出るような、救われた、と思うような、大切なお話。
    このお話を手に取ったら、どうか最後まで読んでもらいたいな。
    みんな、水にうつる私キラキラ光る冠をかぶって、水の上をボートで行くのかもしれない。
    私は、どれだけのものをなくして来たのだろう、今まで生きてきて。なんとも不思議で、あたたかくて、光に包まれた、心に残るお話だった。
    いつまでもずっと感じ続けてしまう、みたいな。

    夢なのかもしれない。人は夢の中にいるのかもしれない。何もかもすぐに忘れてしまうような夢。
    子どもの時にしかなかったこと。忘れてしまうような、キラキラしたこと。それをなくす狭間の時。
    分からなくても自分の正義で精

    0
    2026年04月11日
  • もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

    Posted by ブクログ

    猫飼い作家さんのエッセイとショートストーリー。
    可愛い猫ちゃんの写真もたくさんで、読んで眺めて癒される。好きな作家さんのエッセイが読めて猫ちゃんも可愛い。

    0
    2026年04月10日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

    Posted by ブクログ

    今年の2月に発売されたばかりの、角田光代さんの新刊。『紙の月』『対岸の彼女』など、やや暗めの作品が多いイメージだったけど、これは"人生を変えた一曲"をめぐる、青春と親子の絆を描いた温かくて優しい物語だった。
    その人の音楽がいつだって、励まし、見守り、抱きしめ、背中を押してくれるーー。
    誰にも見守られず優しくされず、いつしか自分の存在を透明にして生きてきた母が、とある実在するミュージシャンの音楽との出会いによって、世界はこんなにも綺麗で色鮮やかだと知り、自分はなんて幸せだろうと感じる姿に胸がいっぱいになった。
    ページを開く前はあまり内容が想像できなかったけど、「明日、あたらし

    0
    2026年04月10日
  • さがしもの

    Posted by ブクログ

    学生時代に一度読んだことのある本。
    所々覚えているシーンが幾つかあった。特に"さがしもの"という章で、死を目前としたおばあちゃんのために孫である中学生の女の子が本探しに奮闘する姿が印象的だった。一番好きな章は、"不幸の種"。その本が手元にあると、恋人と別れてしまったり、旅行先で大怪我をして入院したり…。どの本にも何か祟りのようなものがあるのではないかと、少し怖くなった。

    0
    2026年04月09日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

    Posted by ブクログ

    あらた少年と母くすか視点で語られる愛に包まれた物語。不在の夫の自然と差し伸べられる手の魅力を信じるくすかの想いに涙が止まりません。また、トキオの両親の優しさにも感動しました。私としては会わせてあげて欲しかったです。

    0
    2026年04月09日
  • しあわせのねだん

    Posted by ブクログ

    角田光代さん、歳が近いこともあるけれど、ここまで「そうそう‼︎」と思えるお金の感覚の方に出会えるとは思いませんでした(*⁰▿⁰*) 私の最近のしあわせのねだんは、この本を読みながら行った旅先で見つけた手織り一点もののバッグ5000円です^ ^

    0
    2026年04月08日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    角田光代覚醒!
    この路線で覚醒したか笑

    という見出しが浮かんだ。

    映画になりそうだね
    お母さんはワイオーユーのYOUかな
    若い時のくすかは誰だろう
    あれ、くすかの名前の由来出てこなかったなそういえば。

    よかった。とても。
    パン屋さんで初めて聴いた曲で人生に色がついたくすか。庭田さんもりつ子さんもたくともはるなもいい味出してる。

    愛に溢れてた、かわいい小説。ページを開くたびにくすかとあらたの世界にすっと入ることができて、安心して読んでいられた。
    なんかとてもあたたかい気持ちでいられた。

    角田さんのかわいげ、みたいなのがあらわれてたなぁ。
    良作。

    0
    2026年04月08日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

    Posted by ブクログ

    ふとしたきっかけで、人は生きる意味を見いだせる。そして、世界が輝き始める。
    その、まさに世界が鮮やかに色付き始めた瞬間がわかるような本だった。
    バックミュージックはもちろん忌野清志郎さん。
    角田光代さんご自身もよく聴かれていたそうで、彼の音楽へのリスペクトも随所に感じられた。
    私も改めて、唯一無二の方だったなと。
    人生、悪くないなとスッと前を向かせてくれる一冊。

    0
    2026年04月07日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

    Posted by ブクログ

    心に刺さる音楽を初めて聞いた時の世界が色づく感覚も、自分の音が誰かの音と混ざってひとつの音楽になるあの感動も、全て思い出してまた世界が色付き始めた気がした。この感覚を忘れないうちに、自分だけの言葉と音で曲を作りたいと思った。
    それが誰かにとって、差し伸べる手になるのならどんなに嬉しいだろうか。

    0
    2026年04月07日