角田光代のレビュー一覧

  • 三面記事小説

    QM

    購入済み

    ひゃーー、、、後味悪いのに、分かりやすい悪人がいない。「こいつのせいでこうなった」がない。ちょっとしたきっかけでもしかしたら自分も加害者になっていたかもしれない。恐怖や嫉妬や疲弊、「普通そんな思考にならんやろ」と思いそうだけど、その人の心情変化や周りの環境などを見ていくとその一言では片付けられないような背景がたくさんある。しかも実際に起こった事件が元になってるのか…介護の話など、心が痛むばかりだ。

    #ドキドキハラハラ #切ない

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    2026年01月06日
  • ねこがしんぱい

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    あー、これ、めっちゃわかる!
    出掛けている間に猫に何かあったらってすごく心配になるやつ。
    でも、「だれもしらないのです」のあとになにがくるのかがだんだん楽しみになっていった。
    たまこちゃん、いつまでもげんきでね。

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    2026年01月01日
  • 源氏物語 6

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    なんか、源氏の最後、あっけない

    あ、なくなったのねって感じだった。

    大和和紀さんの源氏から始まった私には

    あっけない幕切れ、特に紫の上の死なんて

    で、今度は子どもたちの話になる

    えええってなった

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    2025年12月26日
  • 森に眠る魚

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    話の内容自体は、読んでいて気持ちのいいものではありませんでした。
    本当に母親同士の世界がありありと描かれていて、読んでいて苦しくなる所ばかりでした。読みながら息を止めてしまっていて、本をとじたら、息がつける感じ。

    なんで人は影響し合うのか、無意識にお互いの世界に入り合うのか。気にしてないと考えながらもその事ばかり考えている。気にし過ぎて、先読みし過ぎて、自分の首をしめる。

    母親や妻という立場にとって「子ども」とか「生活」は、他人からどう見られるかが、ものすごく気になることだと思うし、地雷でもある。だからこそ崩れていってしまう人間関係が見事に描かれてました。

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    2025年12月25日
  • いつも旅のなか

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    旅の記録を綴ったもの。
    実際にその場にいるような感覚になり、一気に読み切っちゃった。読み終わると寂しくなるぐらいには楽しめた。知り合いにも勧めたくなる一冊。おすすめです。

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    2025年12月19日
  • 韓国ドラマ沼にハマってみたら

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    約40作もの韓国ドラマや映画を
    角田さんが感想を混じえながら作品を読み解いている。紹介されていた未見だったものは早速観たい〜!
    ハマる、沼る。まさにそれ。

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    2025年12月17日
  • 源氏物語 1

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    読みやすかった。

    あさきゆめみしを読んでいたせいもあるのか

    楽しく読めました。

    若紫の成長がたのしみです。

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    2025年12月16日
  • 韓国ドラマ沼にハマってみたら

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    いかに自分の視点が狭かったかハッとした。演技が上手かとか表情がどうとか、目に見えるところにばっか集中しちゃってたな。

    角田さんはもっと視野が広く、作品がどんなメッセージを持ってどんな役割を果たしているか、構図や背景について書いてる。もともとそういうところに感動してハマっていたのを忘れてた。まさに今見てるドラマ、俳優陣の演技が気に入らなくて惰性で見てたけど、メッセージを考えたらとても素敵な作品だったので、視野の広さを与えてくれてまた新しい視点で捉えられた。
    韓国に詳しい方のドラマ評論だと詳しく時代背景を教えてくれる感じだけど、角田さんのは作家ならではの視点というか、物語が担う少し違意味での解説という気がする。キーとなる言葉や核心をつく言葉、そしてメタファー比喩への理解が鋭い。

    見ているドラマに対して、作家ならではの視点が鋭いので首肯して共感しながらももう一度見返したくなってうずうずする。本当に頭の良い方だ……

    章の文頭に
    『今回は、映画「○○」とドラマ「▲▲」について触れています。ネタバレになる部分もあるかもしれませんので、これから見ようと思っているかたは、どうぞ読まないでください。』
    と書いてくれてる。ネタバレ厳禁な韓ドラならではの配慮でとても面白かった。


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    ・ 韓国映画的な「復讐」で見る側がすかっとする、この復讐がなされてよかったと思うためには、悪者が、ただの悪者ではだめで、非人間的、悪魔的なまでに極悪でないといけない。

    ・全体的に悪人だけれど、ほかの場ではいい面も持っている、とか、完全に悪人だけれど、この人がそうなったのには理由がある、なんて生やさしいことは、復讐される側には許されない。見る側が同情できる余地をあたえてはならないのだ。

    ・ (グローリーの話)ドラマの回数が進むに従って、むしろヨンジンを見るのがたのしみになってくる。視聴者に罪悪感を抱かせず、容赦ないドンウンの復讐に疑問を持たせず、胸のすく思いをしながらも何か考えさせてくれるのは、このヨンジンの悪者っぷりのおかげなのだ。

    ・こんな重要で深刻なできごとを、映画をとおして知るなんて、と呆れる人もいるのかもしれないけれど、私はそのことに感銘を受ける。政治の場で何が起きたのかだけでなく、市井の人々にいったい何が起きたのか、(略)それを伝えるのは研究や学問だけではない、どんな手法でも伝えられるはずで、いや、映画やドラマという方法をとったほうが、もっと広い層に伝えていくことができるはずだという、作り手の念を感じるのである。

    ・ところで、このドラマには日本人もよく登場する。日本人俳優かと思うと日本語に
    はまったく縁のない韓国の俳優たちが多い。
    しかしながらこれはちょっとめずらしいパターンだと個人的には思う。(略)日本人役の俳優は、たいていの場合、日本語がぎこちない。(略)本当はもっとうまく話せるのに、あえて日本人を「演じている」ふうに発語しているのではないか?(略)まさに、「あえて」のぎこちない日本語なのではないか。自分たちの言葉ではない言語、押しつけられた言葉としての日本語を、これらの作品のなかでは用いているのではないか。このぎこちない日本語こそ、そうした表現手段のひとつなのではないか。

    ・やっぱり韓国ドラマは感情を表出させるほうが自然なのにたいし、日本のドラマでは感情の流出は、激しくなればなるほど嘘くさくなるからだと思う。それはそのまま、国民性であるような気もする。

    ・二十代なら二十代の、五十代なら五十代の「今まで見たなかでいちばんのドラマ」がある。(略)しかしそのような質問を、韓国ドラマについてはできない。あまりに個人的な、個人的というよりもっと深い、個人の核の部分に触れるような質問に思えてしまうのだ。(略)勧めてくれた人たちの、何時間いっしょに飲んで話してもけっして触れられない部分を、垣間見たような錯覚を抱く。

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    2025年12月15日
  • 恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。

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    読んでいると「私はこう思うんだけど」とお酒片手に語る角田さんが想像できる。20年前30代だった当時の日常や恋愛など...肩肘張らないよもやま話たち。文章の温度感が私には適温で自然と頬が緩まる。角田さんのさっぱりしてるとこ好きだなぁ〜

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    2025年12月14日
  • 森に眠る魚

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    audible⭐︎
    私はこの本好き♡
    登場人物の濃い内面が細かく書かれていて、共感する事も多かった。暗い感情(陰湿)が多いけど、どの感情表現もなにか違う…明るい感情は嬉しい、幸せとそれ以上に表す言葉も少ないと思うが、心の陰の言葉は多い気がした。

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    2025年12月12日
  • 太陽と毒ぐも

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    ネタバレ

    30代、大人のカップルの大きなすれ違いを描く短編集。こんな大きな違いを受け入れてやっていける人たちもいれば、すでに崩壊してしまっている関係もあり、長続きの秘訣は何なのだろうと考えさせられた。

    気に入った短編を記す。

    「57577」
    これが一番気に入った。なかなか言えないことを、頭の中で57577の短歌にしてしまう男。指折り数える文字数を気にしながら読んでいると、文の全てが57577に見えてくるから面白い。

    その他も気に入ったが、食の趣味、旅先での金銭感覚の違いなど、起こり得そうなすれ違いが描かれていて、少し怖かった。

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    2025年12月10日
  • タラント

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    どんどん話に引き込まれる。そして妙な親近感にさいなまれる。いつのまにか登場人物になりきった感じで読んでる自分に気づく。いろんな世界のふつう…身近に感じた一冊でした。

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    2025年12月07日
  • 今日も一日きみを見てた

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    まさか猫のエッセイで泣くとは思っていなかったけど、泣いた。自分が猫と暮らす上で猫の存在がとても大きな存在になっているんだということを、読みながら噛み締めた。
    角田さんの猫への考え方が自分の考え方ととても近い気がして、言葉の端々から伝わってくるトトちゃんへのあたたかい愛やまなざしが心地よかった。
    全ての猫好きさん、猫飼いさんにおすすめしたい一冊です。

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    2025年11月27日
  • 源氏物語 8

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    たしかに唐突に終わる。浮舟は逃げおおせて欲しいと思ったが、そのことは描かれない。感じとしては逃げ切れそうにない。オープンエンドだが、明るい未来は示唆されていない。薫も宮も、未練がましい男性性は最悪だ。最後は「人形」であることを脱せられるか?というテーマだったのか。

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    2025年11月20日
  • 坂の途中の家

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    重なり合う2人の女性の思考が、まるで私が感じている事かのように描かれていて角田さんらしいリアルな文章だった。引き込まれた
    また、里沙子の視点で描かれているので本当に周りに追い詰められているのか、周りからみた里沙子の印象を想像しながら読むと恐ろしくもあり良い作品だと感じた

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    2025年11月16日
  • 韓国ドラマ沼にハマってみたら

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    韓流にハマってる人にはたまらない書籍。
    そうそう!そうなんだよね!って思わず頷く場面がたくさんあった。
    私が1番共感したのは「韓流俳優の名前が覚えられない」のところ。
    韓流大好きなのに俳優さんの名前覚えられないんだよなぁ 泣
    そんな感じで共感できる箇所が多々ありとても楽しく読めた。
    この書籍を読んだ後はネットフリックスのマイリストが増えていること間違いなしだと思う 笑

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    2025年11月15日
  • 泥酔懺悔

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    小学校から大学まで同じだった友人に勧められて読んだ。
    語彙力なくて上手く感想言えないけど、個人的に中島たい子さんのが好きだった。
    もともとほぼ飲めなかったから下戸の気持ちもわかるし、世間的なお酒の立ち位置とか共感だったし、記憶なくす友達と重ね合わせて見てしまった。
    勧めてくれた友人はいつも私に新しい感性や向上心を与えてくれる。またおすすめを聞きたい。

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    2025年11月14日
  • 源氏物語 5

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    ネタバレ

    角田光代さんの後書き通り、作者の筆が冴え渡っている。わたしは特に、三の宮の父(朱雀院)が娘の行く末をなんとか幸福にと願っているところが身につまされた。娘の方はどこ吹く風なのだが。

    督の王(柏木)の死ぬ理由の屁理屈も弱っている時には、そう思うよなあ、という迫真だった。

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    2025年11月13日
  • 新潮モダン・クラシックス 失われた時を求めて 全一冊

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    本文より引用
    「ぼくたちが生きているのは、ただたんに前に進む時間軸ではない。今まで過ごしてきたすべてが順不同に混在するなかで生きている。だから、昨日や一昨日よりずっと前、ジルベルトを愛していた日々を、今日生きることがあった。」

    あの時の「ぼく」が今を生きているんだね。
    まっすぐな恋心だけ捨てきれずに。

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    2025年11月04日
  • いつも旅のなか

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    これまで30カ国以上を訪れて、その度に色々なことを考えた日々を言葉にする、文字にする、答え合わせするような本。そう、そうなの。と何度も共感した。

    ・全て自分なりに考え、答えを出しーその答えを実践していく(ベトナム)
    ・うつくしさもやさしさも、おだやかさも品のよさも、それほど奥ゆかしいのである(ミャンマー)
    ・値段というものは、その国を知る手っ取り早い近道(キューバ)

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    2025年10月27日