【感想・ネタバレ】100万分の1回のねこのレビュー

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Posted by ブクログ 2019年07月20日

個人的には楽しめたけれど、予想以上に毒が利いていた(笑)。
確かに絵本も毒は利いているんだけれどさ。
何ていうか大人向け『100万回生きたねこ』。
それぞれの小説はおもしろいんだけれどもさ。

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Posted by ブクログ 2023年08月18日

100万回生きたねこから、こんなふうにインスピレーションを受けるんだなぁと、どのお話も面白かった。一番面白かったのはゲームの中のネコの話。

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Posted by ブクログ 2023年06月03日

著名な作家によるトリビュート。やはり一流、表現の仕方や情景描写が素晴らしい。

個人的には角田光代が1番好きでした。

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Posted by ブクログ 2023年02月28日

有名作者による13話の猫?愛?の話が次々に繰り広げられる。

いろいろな人がこの絵本を読んで自分なりの100万回生きた猫を書いていてとても面白い作品でした。

この人の作品を読んでみようかなぁと思えていい出会いになりました

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Posted by ブクログ 2022年12月13日

佐野洋子さんの「100万回生きたねこ」へのトリビュート短編集。
私はこの絵本を読んでいないので、もしかしたら絵本を読んだ後でこの短編集を読んだ方がいいのかな?とも思いましたが、絵本を読んでいなくても楽しめました。
個人的には、綿矢りささんの短編が一番好きでした。
まさかあんな展開になるとは思わなかっ...続きを読むたけど、冷静に飼い主を観察する猫の語り口が面白かったです。

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Posted by ブクログ 2021年12月26日

その絵本の内容を忘れてしまったが、
これだけの作家達に、これだけのお話を作らせるんだから、すごい絵本なんだな、と思う。

大人になって楽しむ本があることに、幸せを感じる。

挿絵を描いていたという方の話が、一番、絵本に近いんだろうな、という予感。

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Posted by ブクログ 2021年12月10日

絵本「100万回生きたねこ」のアンソロジー本。途中、あれ?猫出てきたっけ?っていう作品もあったけど、基本、要所要所に猫が登場。でも、猫飼い的に胸が痛くなるような描かれ方もあって、さすが100万回生きたねこだな。
そういえば、100万回生きたねこは幸せなのかどうかって論争もありましたね。きっと、そんな...続きを読む流れから出てきた本なんだろうけど。これ。

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Posted by ブクログ 2019年01月04日

角田光代さんのやつがとても響いた。猫は好きでも嫌いでもないけど、文鳥をもっと大切にしようと思った。うちの文鳥が何考えてるか、こんな風にはっきり分かったらいいのにな。今の想像するかんじも好きだけど。

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Posted by ブクログ 2023年12月23日

佐野洋子さんの『100万回生きたねこ』をオマージュして名だたる作家さん達が紡ぐ短編集。
私は多分、来世もあると思っている。前世もそして。
それは決して愛する人がいなかったからではないけれど。

それぞれの物語も勿論面白かったけど、そこまでの想像力や価値観の広がりを与えてくれた原作の素晴らしさに改めて...続きを読む気付いた。
姪っ子への誕生日プレゼントに決定。

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Posted by ブクログ 2023年12月05日

著名な作家さんが「100万回生きたねこ」にオマージュした物語を創作。
頭の中に、あのねこのお顔が浮かぶような、そんな物語が多く綴られていた。
ねこの気持ちに寄り添ったり、ねこの方が何倍も人間より理解していたり。
読後、ねこがより一層可愛く見えてしまった。
かわいい。とってもかわいい。

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Posted by ブクログ 2023年03月25日

長くかかってようやく読み終わった。絵本「百万回生きたねこ」をもとに書かれた短編集。
個人的に好きだったのは
江國香織、岩瀬成子、井上荒野、町田康の作品。江國香織はやっぱり私の好みドンピシャだ〜。

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Posted by ブクログ 2022年09月06日

ほぼ皆猫が出てくる話を書いているのに、一人だけ主題に重きをおいて猫が出てこない話を書いていて、その表現も内容も面白かった。世にも奇妙な物語みたいな内容で、才能を売りますと言ったら本当に才能が売られてしまう話。人間、その場所にある畑を耕すしかないんだなと思った、内容まんまだけど笑

最後の谷川俊太郎さ...続きを読むんの、本文前の作者コメントみたいなところにあった、見果てぬ夢、という表現が、とても好きだと思った。

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Posted by ブクログ 2022年02月06日

短編集は、滅多にかわないが、表紙の絵に釣られてしまった。みなさん、楽しんで書いているようで、遊び心のあるお話が多かった

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Posted by ブクログ 2021年07月30日

好きな作家さんのお話が収録されていたので購入。よく分からない話や詩、面白い話、苦手なタイプの話まで様々。全体としては、ストーリーより描写や言葉を楽しませて貰ったなという印象。川上さんの文章は初読みだったけど、かなり好き。あと山田さんの話のタイトルがオシャレでツボでした。


生きる気まんまんだった...続きを読む女の子の話/江國香織
100万回殺したいハニー、スウィートダーリン/山田詠美
博士とねこ/広瀬弦
虎白カップル譚/谷川俊太郎
幕間/川上弘美

ある古本屋の妻の話/井上荒野
おかあさんのところにやってきた猫/角田光代
百万円貰った男/町田康

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Posted by ブクログ 2020年12月29日

初読み作家さんばかりで、新しい作家さんに出会えた。角田光代さん、綿谷りささん、川上弘美さんのが好き。
それにしても凄く豪華。

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Posted by ブクログ 2020年05月02日

13人の作家による、
佐野洋子の絵本「100万回生きたねこ」へのオマージュ

どの作品も、原作への愛に満ちている
ひとつだけねこ関係ないのがあったけど(笑)
あれはあれで面白かったし。

原作をもういちど読みかえしたくなった。

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Posted by ブクログ 2020年03月09日

角田光代、広瀬弦のが素晴らしい。
元々の絵本を読んでいなくても中々に味わい深いものがたくさん。
町田康だけ独自路線だったな。
あと山田詠美は苦手。

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Posted by ブクログ 2020年03月03日

町田康のを読みたくて、悩んだけど買いました。
他の作家はすごく豪華やけどそこまで心惹かれるのはなかった。

町田康はすごく分かりやすく読みやすい町田康だった。話も面白かった。別に猫じゃなくていいはずなのに書き手も読み手もなぜか猫を期待してしまう中で、町田康は唯一猫いっこも関係ないからね。100万の方...続きを読むに焦点当ててて。町田康は紛うことなき猫作家なのに。パンクロックの人だから。
町田康以外では川上弘美のが面白かったと思う。

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Posted by ブクログ 2020年02月06日

「100万回生きたねこ」へのオマージュ。
豪華だな。そして、色々だな。
綿矢さんの「表紙のねこが怖かった」という気持ち、わかります。

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Posted by ブクログ 2020年01月31日

佐野洋子さんの100万回生きた猫をもう一度読み返したくなる。
猫好き作家さん達なのか、さり気なく猫の特徴を表現してるのが楽しい。

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Posted by ブクログ 2019年10月15日

ずっと読みたかった本。ようやく入手。
●江國香織「生きる気まんまんだった女の子の話」
……世界観がそのまんま。いいねえ。
生きる気まんまんだった女の子は、なんだかんだで幸せな人生を送ったのだろうな。

●岩瀬成子「竹」
……よく分からなかった。児童文学の作者なのに、やや難解。

●井上荒野「ある古本...続きを読む屋の妻の話」
……夫婦は仲良くありたいね。分かりやすく。誤解を招かずにすむくらいに。

●角田光代「おかあさんのところにやってきたねこ」
……いろいろ深読みしたくなってしまう短編。
飼い猫の幸せ?野生の幸せ?
親の子知らず、子の心親知らず。
人生の因果、幸福とは?

そして、元絵本でねこが、王様や船乗りやおばあちゃんや女の子を大きらいだった理由も。


………中略…………飽きたから?むつかしいハナシが多いから?………

●町田康「百万円もらった男」
……意味不明。「ねこ」はいずこ?

●綿矢りさ「黒猫」
……綿矢りさは「インストール」だけ読んだことアリ。なかなか面白い作品だったから機会が合えば他の作品を読んでみたいと思っていたので丁度良かった。
……今回の短編集では一番好きかも。綿矢りさ、よし、「蹴りたい背中」を読んでみよう。
それと、元ネタの「黒猫」も読んでみたいとも思った。

●川上弘美「幕間」

●広瀬弦「博士とねこ」
……それぞれ、「白いねこ」との出会いの直前をイメージして描いたのだろうと思われる。
……「博士と・・」が、原作の文体で書かれているのが心地よし♪

●谷川俊太郎「虎白カップル譚」
……こちらは逆に「その時」と「その後」か?
ラストを飾るのが谷川俊太郎さんだというのが、しみじみくる。原作のテーマにも通ずるような・・・。

★3つ、7ポイント。
2019.10.15.新。

※芥川賞だとか「●●賞」だとかの受賞者たちによるアンソロジー。
「直木賞」だとか「本屋大賞」だとかではなく・・・。

読んでいていまいち熱くなれずにいたこと、「むつかしい…」「意味わからん…」「つまらん…」と思えてしまった作品が多かったのは、
エンタテイメントではなく“ブンガク”系の作家さんによる物語だったから?

・・・と考えたら、自分で自分が「ちょっと残念なやつ」に思えてしまった(苦笑)。

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Posted by ブクログ 2019年08月17日

『100万回生きたねこ』に捧げるトリビュート短篇集。

『100万回生きたねこ』からこんな素敵な作品たちが生まれるなんて『100万回生きたねこ』、やっぱりすごい。そして、何回読んでもいい絵本だなぁ。

町田康「百万円もらった男」
世にも奇妙な物語っぽくて面白く、一気読みした。

角田光代「おかあさん...続きを読むのところにやってきた猫」
猫をこよなく愛する角田さんらしいなぁ。
文章がするすると入ってくる。

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Posted by ブクログ 2019年07月28日

絵本『百万回生きたねこ』へのトリビュート短編を13編集めた作品集。

好きな作家が何人かいたので、空き時間にぽちぽち読むために購入したのだけれど、思いのほか力作揃いでひと息に読んでしまった。
元の絵本は一度読んだら忘れられない素晴らしい作品だが、やはりどの作家からも絵本への強い思い入れが感じられる。...続きを読む
なかでも、角田光代のは秀逸で胸に沁みた。
最後の二編は息子と元夫で締めくくっていて、佐野洋子への思いのこもった追悼の一冊としてまとまっていた。

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Posted by ブクログ 2019年07月23日

絵本「100万回生きたねこ」へのトリビュート短編集。作風も、絵本の活かし方もさまざまで、それぞれに味わい深かったです。

印象的だったのは川上弘美さんの「幕間」。RPGの主人公と、ねこを重ね合わせるとは……着想が面白く、また、皮肉に満ちて切なかった……。

小説の中に混ざる、くどうなおこさん「インタ...続きを読むビューあんたねこ」の詩、好きだなぁ。リズムが良い。言葉選びのセンスが良い。普段なかなか詩に親しむ機会がないのですが、ことばのひとつひとつがキラキラしてる……。

短いながら優しい、谷川俊太郎さんの「虎白カップル譚」で締めくくられていて、後味が良くてほっとしました。

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Posted by ブクログ 2019年01月06日

作家には猫を飼っている人が多いと聞くけど、それぞれの作家の目線で猫と絡めて書かれた短編集はそれぞれの持ち味が出ていてよかった。
特に猫目線で書かれている作品に関して、こんなこと感じてるのかもしれないなと思いながら読んだ。
角田光代さんの作品が切なくて印象的。
後悔しない生き方って何だ?
原作同様、生...続きを読むき方を考えさせられた。

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