川上弘美の作品一覧
「川上弘美」の「竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/土左日記/更級日記」「センセイの鞄」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「川上弘美」の「竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/土左日記/更級日記」「センセイの鞄」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
お茶の水女子大学理学部卒業。1980年『累累』でデビュー。『神様』で第1回パスカル短篇文学新人賞を受賞、『蛇を踏む』で第115回芥川賞を受賞。『センセイの鞄』がTVドラマ化された。その他作品に『ニシノユキヒコの恋と冒険』、『真鶴』、『パスタマシーンの幽霊』などがある。
Posted by ブクログ
現代語訳の伊勢物語。俵万智さんの「恋する伊勢物語」いわゆる解説本を読んだら、やはり伊勢物語を読みたくなり読み始めた。
解説本を先に読んでいたおかげで、内容はすんなりはいる。
現代語訳なので「昔、男ありけり」が「男がいた」なのは少し味気なく感じるけど、通して読みやすい。
やはり業平はイケメンである。
数行でも言葉少なくても濃密な内容に感じるのは、日本語の言葉の持つ奥深さだろうか。
和歌とはこうも心に残るものかと改めて思う。
平安末期に書かれたものに、書き写すごとに人々が加筆しながら残されたもの。
何が史実で何が虚構か?はっきさせることなく読み手が思いを馳せながら読むのが伊勢物語の魅力なのだろ
Posted by ブクログ
短文だけど、とっておきの一文が来る感じ。小説と詩の間みたいな文章だった。展開もロマンチックで、一話は短いものの、満足度が凄い。後味が残るから、すぐ次に行かずに、暫く余韻を感じていたいと思えた。
お気に入りの話は二百十日、土曜日には映画を見に。
p200
弱いってことは、とても強いことなんだな。
p216
好物じゃないネタの回転寿司のお皿が流れ去る、みたいな感じだな
p238
あのころ、わたしは小西さんと知りあったばかりで、小西さんとセックスしたり共に生活したりするさまを、ほんのぽっちりも想像できなかった。小西さんはでぶで汗かきでオタクで全然魅力的ではなかった。
でもわたしは、小西さん