ぼくの死体をよろしくたのむ(新潮文庫)

ぼくの死体をよろしくたのむ(新潮文庫)

649円 (税込)

3pt

うしろ姿が美しい男に恋をし、銀色のダンベルをもらう。掌大の小さな人を救うため、銀座で猫と死闘。きれいな魂の匂いをかぎ、夜には天罰を科す儀式に勤しむ。精神年齢の外見で暮らし、一晩中ワルツを踊っては、味の安定しないお茶を飲む。きっちり半分まで食べ進めて交換する駅弁、日曜日のお昼のそうめん。恋でも恋じゃなくても、大切な誰かを思う熱情がそっと心に染み渡る、18編の物語。※本書の解説は紙の本にのみ収録されています。電子書籍版には収録がございませんのでご注意ください。

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ぼくの死体をよろしくたのむ(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ちょっぴり生きづらい人たちのお話。生きやすく生きられるならとっくにそうしてるんだけど、今の生きづらい生活もちょっぴり愛おしい。窮屈なのがかえって心地いい。そんな人たちのお話。

    「ずっと雨が降っていたような気がしたけど」「銀座 午後二時 歌舞伎座あたり」「儀式」「二百十日」「土曜日には映画を見に」が

    0
    2025年05月03日

    Posted by ブクログ

    川上弘美の作品は、高校の現国の授業以来、「神様」以来だ。神様も、不思議ですべてを語らない感じが好きだったのだが、この作品も多くを語らない不思議な世界観が好きだ。短編集ということもありすんなりと読めてしまった。特に天罰を下す人間(?)の話と3人の女性が旅館で2人の男性に出会う話が良いと思った。また彼女

    0
    2025年04月04日

    Posted by ブクログ

    川上さんの短編は好みです。何冊か読んだので、少しずらしたような部分を、これこれ、と楽しみながら読み進めたり。
    解説にある 脳内のワイルドな部分をより味わえる が共感です。

    0
    2025年02月16日

    Posted by ブクログ

    中年期に差し掛かる人々の恋愛模様をメインとする短編集。最後の「廊下」が特に秀逸。
    何もかも失う展開に、終盤はただ「消えないで…消えないで!」と悶えてしまった。
    年始からじんわりさせられたな。

    0
    2025年01月12日

    Posted by ブクログ

    短編集。
    やはり川上さんの作品好き。
    普通に生きる人々。でも、ちょっとだけずれている。でも別に、斜に構えてるわけでもない。主人行も含め、(私にとっては)小気味よい、登場人物たち。
    あっという間に読み終えた。
    一番好きな話は、土曜日には映画を見に、かな。

    0
    2024年11月10日

    Posted by ブクログ

    優しい暖かさに包まれたいならこの一冊。初めての川上弘美作品。完全に惚れた。
    感想を無理に言葉にしなくてもいいのかな、と思えたのが感想。笑 全ての物語が完全には理解できなくて、だけど愛おしくて。
    初めてこんな文章を書ける小説家になれたらいいなという(今まで小説家になりたいなんて思ったことはない)想いを

    0
    2024年09月16日

    Posted by ブクログ

    川上弘美さんのお話は とっても不思議でどこか共感できるそんな感じがします

    自分のできる事の60%くらいで 生きてていいんだなぁと思ったりしました

    「いいラクダを得る」「二百十日」がよかったです

    0
    2024年06月01日

    Posted by ブクログ

    なんてことない日常の中に紛れるはずの無い違和感が当たり前のように存在していて、読んでいて脳がバグったしとても不思議な気持ちになった。 こんな話の内容、ジャンル?に出会ったことがなかったため非常に新鮮な気持ちになった。

    0
    2024年05月25日

    Posted by ブクログ

    なんか、全部よかった!!
    深緑色の缶に死体を集める話、駅弁をちょうど半分まで食べて交換する2人組の話、恋情とは別の愛の話、不思議な美術館の廊下、ふわふわとした雲みたいな掴みどころのない、だけど心にすっぽりはまる短編集だった。
    私も日曜のお昼は決まってそうめんを食べるようにしてみたい。

    0
    2024年01月16日

    Posted by ブクログ

    タイトルと表紙のインパクトにつられて買った。

    最初はなんだかふわっとして不思議な世界観が今までには読んだことのない感じで、好きなタイプの本じゃないかもと思った。でも読んでるうちに、これは理解するとか共感するとかではなく、雰囲気を楽しむ、身構えずに私もふわっと読むと楽しめることに気づいた。
    「逆行サ

    0
    2025年06月04日

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