真鶴

真鶴

680円 (税込)

3pt

失踪した夫の日記には、「真鶴」とあった
夫は10年以上前、日記に「真鶴」と記して失踪した。京は娘、母と3人暮らしをしながら、恋人と付き合い、真鶴と東京の間を往還する

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

真鶴 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    この作品の1番の好きなところは終始、静かなところ。
    静かだからこそ、娘を愛する気持ちや、礼を憎む?愛する?恋しがる?気持ちが熱く伝わってくる。

    0
    2025年11月23日

    Posted by ブクログ

    いま私がもっとも関心を寄せている作家・髙村薫さんが、「川上弘美に出会えたことが大きかった」と語っているのをどこかで読み、それがきっかけで、この作品を手に取りました。この『真鶴』という小説は、独特のリズムをもつ文章で、人の心の深いところへ、静かに、まるでさまようように潜っていきます。そうして、人が生き

    0
    2025年07月21日

    Posted by ブクログ

    夢の現実の間のような儚いふわふわとした時間がずっと続いてるような
    繊細でいつも寂しくて壊れちゃいそうな主人公の気持ちが、独特のふわふわとした柔らかい表現で表れてて、でも具体的で、なんていうか、すごいものを見たって気持ちでした

    主人公の気持ちの前向きな変化がわかりみがふかくて、かなりすきだったな

    0
    2024年12月14日

    Posted by ブクログ

    心の中の葛藤が正直過ぎて切なくなる
    がんばったね
    辛かったね
    時間が
    大切なものの存在が
    現実に導いてくれたね

    執着しない事が「トレンド」な昨今
    それに反した執着ありきの
    とてもシンプルで普遍的な「愛」のお話しでした

    こんなふうに
    さらけ出した文学はとても好物です
    幽霊の解説もとても良かった

    0
    2023年05月29日

    Posted by ブクログ

    読書開始日:3月22日
    読書終了日:4月2日
    所感
    書き終えた所感が消えてフレッシュさを失ったかもしれないが、再度書く。
    仕事で忙しかったこともあるがとにかく読み進めるのが難しかった。
    理解できない、わからない、掴みどころがない、この感覚のまま進み始めた。
    後半部になって、自分も少し感じたことがある

    0
    2021年05月08日

    Posted by ブクログ

    わたしには、強烈な本でした。京は、失踪した夫、礼をずっと追い求めています。いつまで引きずっているの、気持ちはわかるけどいい加減・・と言いたくなる。
    歩いていると、ついてくるものがあった。これはついてくるものとのお話。京の心の葛藤、立ち直るまでの心模様。
    きっと、真鶴は女との修羅場だった場所でしょう。

    0
    2020年06月11日

    Posted by ブクログ

    面白かった! 川上弘美は「先生の鞄」しか読んだことがなかったけど、こんな不思議な幻想的な小説を書くとは知らなかった。
    1歳の娘をおいて失踪した夫の影を追って幽霊のような女と共に神奈川の真鶴をおとづれる主人公。彼女の夫への執着が切なく、時々怖かった。これほどまでに誰かに執着する人はいるんだろうか。あま

    0
    2025年03月02日

    Posted by ブクログ

    2007年の芸術選奨文部科学大臣省受賞作品。読んでいる間、主人公「京」の視点になった。読んでいる側なのに、憑依されて読まされているかのような感覚。

    0
    2024年07月18日

    Posted by ブクログ

    最初から最後までこの空気がたもたれていることが、まずはとんでもない。それぞれの存在と、それからその不在とが、遠近とか濃淡でしかないような、あいまいさがすごい。そうした物語の世界は幻のようだけれど、実際にぼくたちのいだいている認識というものを突き詰めていくとそれはすごくあやふやなもので、そういうなかで

    0
    2024年05月15日

    Posted by ブクログ

    夢と現実と過去と妄想を頻回に行き来しているのと、主人公の話し方が独特なので、やや読みにくいかもしれません。が、途中からは主人公と青磁の関係や、礼のゆくえ、「女」の正体に惹かれて何だかんだ最後まで読めました。好みの分かれる作品だと思いますし、中だるみするところが何ヶ所かあります。
    タイトルにもあるけど

    0
    2023年10月21日

真鶴 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

文春文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

川上弘美 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す