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Posted by ブクログ 2014年12月30日
心が縒れてしまったときに読む。
傷ついたという程でもなく、疲れたということばでは追いつかないとき。
慰めもせず、笑い飛ばしもせず、滔々と流れる日々に、寄り添われもせず、元気付けられもせず、ただ読む。
それが、とても気持ちいいので、ときどきわざと心を縒れさせることも、ある。
(このシリーズ、出る...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月27日
言葉は少ないのに、自然と情景が流れていくような、ずっと読んでいたくなる文章。フラットで等身大で、まるで友人の日記を読ませてもらっているかのような感覚になる。(こんな文章の上手な友人はそうそういないだろうけど。)
本の一節にこんなシーンがある。部屋の鴨居にTシャツをかけたハンガーを3つ吊るし、その下を...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年04月24日
いや面白い感性だなー。 ”作家の人”と単純に括ってはいけないんだろうなあ、とは思いつつも、何とも感情の向き方と行動と、その表現が面白い。
勿論、作家さんでプロの文章なのだから、それだけの実力と経験に基づいた計算があるのだろうけど、面白い。
この方が母親なのだなあと思うと、子供である人はどんな感じで親...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年12月30日
川上弘美のエッセイは夢と現を行ったり来たりして、たゆたうような空気感が面白かったりします。この作品でも「五分の四くらいは、ほんとうです」とあるように日常を描きつつ、なんとなくどことなく違った空気が流れます。
引っ越し先の家が決まってお祝いに、納豆に生卵を一個割入れてみたり。打ち合わせに行けば、待ち合...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月09日
今月東京日記の新刊が出るとのことで、川上さんの本はだいたい読んでいるけどエッセイは手にとっていなかったことに気づき早速まとめて読み始めました。
今よりずっと若かった頃に川上弘美さんにはまりましたが、今の方がより川上さんの言葉が身に沁みる、というかすとんと落ちて、くすりくすりと笑える。言葉選びの、一文...続きを読む
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