【感想・ネタバレ】神様のレビュー

あらすじ

くまにさそわれて散歩に出る。川原に行くのである――四季おりおりに現れる、不思議な〈生き物〉たちとのふれあいと別れ。心がぽかぽかとあたたまり、なぜだか少し泣けてくる、うららでせつない九つの物語。デビュー作「神様」収録。ドゥ マゴ文学賞、紫式部文学賞受賞短篇集。

〈目次〉
神様
夏休み
花野
河童玉
クリスマス
星の光は昔の光
春立つ
離さない
草上の昼食
あとがき

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Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公の名前が最後まで分からない連作短編。名前がなくても、この人のやわらかいまなざしは一貫していて居心地が良かった。
一話ずつご近所さんたちが登場して、ちょうどよい距離感でそれぞれ交流して、だんだん季節が巡っていくのが良かった。こんな風に付かず離れず穏やかに周囲と関わって生きていけたら、幸福な人生と言えると思う。少し寂しい別れもあるところが良い。
人間社会で暮らす熊、梨の妖精、叔父の幽霊、河童、壺の魔人、鬼、人魚。色んな存在が世界を共有していることが不思議で可愛くておおらかで、少し怖い。
生きることに疲れたらこんな本を読みたいと思わせてくれる、どこかあたたかい作品だった。

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2026年02月14日

Posted by ブクログ

人には人の神様。
熊には熊の神様。
きっと梨や壺にも神様がいるのかもしれない。
不思議なのにすとん、と入ってくる、日常とファンタジーが仲良く同居してる感じが心地良いです。
熊と主人公と私が一緒に日向ぼっこしながら川辺でうたた寝しているような優しい温かなお話でした。

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2026年02月07日

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わたし、いまこの世界にいるわ、と思わせてくれる短編集だった。くまと散歩に出かけたり、壺の中の女性と女子会をしたり、人魚の妖艶さだったり、すべてをまるっと受け入れてしまって、妄想のバリエーションが広がってしまう。ああファンタジーものか…と受け入れない態度のタイミングで出会わなくて、本当によかった。

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2026年01月10日

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ネタバレ

川上弘美さん大好きだったんだけど、この作品はまだ読んでなかった、なんだかタイトル的に難しそうと言うかなんだか神々しそうな感じがしてちょっと手に取れなかったけど、読んでみたら、なんだ!!!!めちゃくちゃかわいい話!!!!!!ほっこり。する。
2日くらいで読み終えちゃって勿体ないという気持ち。
「神様」ってタイトルを聞いて当たり前に人型の神様を想像してたけど、くまの神様かい。
くまの料理は本当に美味しそうだな、自然豊かなところでピクニックして、すごく素敵。
その分、主人公と同じくくまが帰ると知ったら、ちょっと寂しくなった。最初は、大男をくまと表現してるのかと思ったけど、くまはくまなんだ。そりゃ、人間世界に馴染むのも大変だったろうに……(人間でも大変なのに)
くまは主人公のことが好きだったのかな?ずいぶんと積極的に見えた。

「クリスマス」
なんと言ってもこの中の短編の中で好きなのはコスミスミコの話。なんともあざとい女子。(この時代にあざといって言葉浸透してたのかな?)コスミスミコは幽霊?のはずなのに外食もできて、他人にも認知されてナンパされてるのが謎だったけど、ご主人さまと仲良くご飯食べてるところとかすごく可愛らしくて楽しそうな女子会で、心が温まった。
「星の光は昔の光」では、コスミスミコがなぜか忙しそうで、より謎。壺の中にして何が忙しいんや!
もっと、2人の話読みたかったなー。
「河童玉」ウテナ様という存在も気になるし……、河童に相談されるほどの信頼度があり、それも人外に知られている……。何者?
「春立つ」の話も儚くて好き。いくつになっても沼男から抜け出せない女性の話。
表現が素敵だった。次こそは幸せになれるといいな。それが世の中で良い悪いと評価されるものとかではなく、カナエさんが幸せならいいかなと……
結局またどこかで猫と居酒屋開いてるかもしれないけど!
「夏休み」
梨が好きな妖精さん3人と、梨農園バイトの女の子の話。可愛らしい話。でもちょっと寂しさが残る。
未来に向かって歩き始めたんだなって描写があって、最後は元気になれる話だった。
「離さない」はゾッとした!
人魚こえ~エノモトさんの理性すご〜

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2025年11月23日

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ドゥマゴ文学賞、紫式部文学賞を受賞した短篇集。デビュー作の「神様」と続篇の「草上の昼食」が特にお気に入りです。多くを語ることで、本書のもつ神々しさが損なわれかねないので、感想は敢えて一言で。現実と夢の境界のような不思議で美しい作品に出会えて幸せな読書体験でした。

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2025年08月27日

Posted by ブクログ

デビュー作「神様」と合わせて9つの短編小説。200ページ足らずの薄い本だけど、長いとか短いとか薄いとか厚いとか関係ない世界が広がっています。それが何かは分からないけど何かを言い当ているような、そんな切実さがあるような気がしました。

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2025年08月09日

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ネタバレ

「神様」というインパクトのあるタイトル。
自分ではなかなか手に取らないタイトルと表紙デザインで、この機会がなければ読まずに人生を終えていた気がします。

表題作である「神様」とその続きである「草上の昼食」。ゆめうつつのような物語に童心に返ったよう。「くまにさそわれて散歩に出る」、まるで幼い頃に読んだ絵本みたい。くまと散歩に出かけて、ご飯を食べてひと眠り。
面白い!スリルがある!といった強い感情をもたらすのではなく、ひとときの安らぎを感じさせてくれる作品だなと思いました。

子守唄を歌いたかったくまの顔、見てみたかったです。

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2025年08月07日

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本作は九つの短編集で構成されており、著者のデビュー作である。『神様』のように実在の動物もいれば、『河童』のように実在しないものをモチーフにしたもの、さらに、『夏休み』に登場する、具体的にどんなものかわからない、読者の想像にまかせるなど、多種多様なファンタジー小説である。

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2025年03月31日

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すごく好きだった。
ファンタジーというのか?ちょっと不思議な短編集。設定の非現実さが気にならないくらい自然ですんなり入り込める。温かかったり切なかったり明るくなれたりちょっと泣けたり、短編ごとに読後感は違うけど、どれも読んで良かった〜!と思うお話ばかり。
特に『クリスマス』ってお話が好きだった。3人の酒盛りが楽しそうで切なくてなんか泣けた。コスミスミコもウテナさんもわたしもめっちゃいい。
川上弘美さん初めて読んだのですが、文章がやわらかくてやさしくてとても好きです。

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2025年02月07日

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ネタバレ

今月15日に閉店してしまったSPBS虎ノ門で購入。不思議な短編がいくつも入っている。何が面白いかって、不思議な現象があまりにも当然のように入っているから文を読んでいるのに絵本を読んでいるような気分になるところだ。マジックリアリズムというやつなのだろうか。用語には詳しくないので間違っていたら申し訳ないけど。どの話も心にあったかいものが宿ったけれど、どれか一つ挙げるなら「春立つ」がよかった。切なくて、希望が持てる恋の話。

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2025年01月21日

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一番好きな作家である。でも、ん〜この話には寄り添えなかったな。となる時もある。
「神様」はいくつかの短編からなり、ふわふわと読んでいたら、「離さない」でゾクリとして「草上の昼食」で泣けてしまった。一見関係のない自分ごとがオーバーラップする不思議。
また、ぐっと寄り添ってしまった。やられた。

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2025年01月06日

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川上弘美さんのデビュー作「神様」ほか、川上さんの魅力が詰まった短編集になっています。
どこか現実離れした世界で生きている人たちが
どこか現実を取り戻そうとする様が作品に現れています。
河童、人魚、人語を話すクマなど、不思議な世界観が楽しめます。

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2024年12月30日

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本を読んでいてこんなにほかほかな気持ちになったのは久しぶり。人間ではない存在を当たり前に受け入れている世界、一緒にごはんを食べたり、その存在について他者と話したりする。いいな、羨ましいな、そんな世界

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2024年12月20日

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久しぶりに本棚から引っ張り出して読んだ。初めて読んだ時、一発で川上さんのことを好きになった本。
創作だから書ける不思議なことってあるけど、川上さんのお話って全部川上さん自身の体験なんじゃないか??と思うくらい妙に生々しいというか。
わたしが生活してる中では到底思い付かないような非日常的な穏やかな日常。大好きな一冊。

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2024年11月17日

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ちょっと休憩。
表題作と、草上の昼食がとにかく、すき。
くまとの交流が美しくてあたたかくて、切ない。
距離感もいい。

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2024年09月21日

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読んで間違いなかった。
『ぼくの死体をよろしくたのむ』で川上弘美の世界に惹き込まれ、この作品で読むのが3冊目ですが、読んで良かったと心から思います。

フシギと現実の間をふよふよと浮いて、うまいこと行ったり来たりしている川上弘美の文章は、読みやすくて心にすっと馴染む。川上弘美のフシギには、違和感がなくて、疑問も持つことなく、まるで自分もその世界にいるみたいに読めてしまうから好き。

どのお話も好きだけど、くまのお話、梨の話、おばあちゃんの営むバーのお話が好きでした。くまに関しては、もうくまに恋してしまいそうだった。梨の話は、なんとなく主人公の感覚に共感できるところがあって、「ズレ」という表現になるほどなあと思った。おばあちゃんのお話は、彼女の言葉や、いくつになっても人を慕い続けることの素敵さに溢れていて心に沁みた。

なんとなく、全体的に「別れ」のあるお話が多かった。
川上弘美の作品は、何も意味なんて無くて、意味を求めることもきっと違っている。ただふわふわ、ゆらゆらとしているから私にとって心地よい。登場人物がどこか淡々としてるところとか、特に好き。まだあと2冊、川上弘美の積読があるのでとても楽しみです。

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2024年01月16日

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隣に住む律儀なクマとピクニックに行く。恋愛に悩む河童に招待される。きれいな壺の中からかわいらしい女性が出てくる。梨畑で不思議な白い毛の生き物に出会う。
「私」が関わるのはフツーの人間ではないけど、人間のように一生懸命考えたり悩んだりしている。ふわふわしてて、ちょっと泣ける話が9編入った短編集。
これは買って、一生そばに置いておきたい本だなぁ。この本の雰囲気が好き。佐野洋子さんの解説もおもしろい。
私は特に「神様」「夏休み」「花野」がお気に入り。

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2023年08月04日

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表題作『神様』を初めて読んだとき、ただ落ち着いたのをよく覚えている。川上弘美さんの小説に出てくる人は無表情でしんとしていて私はすごく落ち着く。『花野』、『春立つ』あたりが好き。

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2023年02月06日

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登場する生き物達が愛らしく、ときおり怖い。
各話20p弱の短編集だが、情報をあまり入れない中で非常に共感力が高く上手い作品だった。
「別れ」とは寂しいものだったと再認識させられ、若干のコンセプトも感じる。

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2025年12月20日

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日常にそっと紛れ込んだ異類と人間の日々を描く連作短編集。表題作「神様」はくまに誘われて散歩に行くという牧歌的や語り口ながら、人間よりも人間らしいくまの振る舞いで、端的に人と熊の差異を浮かび上がらせているのが非常に上手い。それでいながら近所への挨拶をかかさない昔気質な部分であったり、のんびりしていながらも理知的な言葉回しが面白く、それだけでくまがとても愛おしく思えてくる。切り口は完全にファンタジーであるのだが、何の理屈も理由もなく、喋るくまというファンタジーを受け入れるか否かが、そのまま排外主義への問いかけへと繋がっているのが素晴らしい。

熊を見る主人公以外の「まなざし」はやはり異物に対する視線であり、それは子供の無遠慮な接し方と、まともに熊と視線を合わせない大人の双方のリアクションから人間と熊の間の埋まらない溝を感じてしまう。最後の「草上の昼食」で語られた「結局馴染みきれなかった」の言葉は非常に悲しく、とても重い。くまはくまであるだけで周囲に馴染むために払うコストは尋常ではなく、それは単にくまに対する周囲の態度だけではない、くまがくまであることの習性や本能などもあるのだろう。しかしながら、それでも主人公との間に芽生えた絆に嘘はなく、それ故に最後の手紙のやり取りには胸を打つものがある。

一番は表題作とその続編となる短編だが、それ以外だと「クリスマス」がお気に入りである。壺を擦ったら出てくる壺の中に住む魔人のようなコスミスミコは愛嬌がよくモテる女の子というのが面白く、それでいながらやけっぱちな女子会でクリスマスの夜を過ごすというのがとても楽しそうで良かった。あと「離さない」はどこかほのぼのとした短編集の中で一際怖い人魚譚であり、魅入られる描写や最後の一言にはゾッとしてしまった。

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2025年09月12日

Posted by ブクログ

教材研究のため、表題作の「神様」だけ読んだ。
語り手の「わたし」は、たまたま三つ隣の部屋に引っ越してきた「くま」から、近所の河原までハイキングに誘われる。「くま」は、川で取った魚を干物にして、「わたし」にプレゼントし、別れ際に親しい者同士で行う故郷の習慣だと言って抱擁を交わした。「わたし」は、そんな「くま」と過ごした一日を「悪くない一日だった」と思う。

「わたし」と「くま」の間には、「くま」が「わたし」の父のまたいとこにあたる人物にかつてお世話になったという関係があった。「わたし」にとってその関係は、「あるか無しかわからぬような繋がり」だったが、「くま」はその関係を「縁(えにし)」というやや大袈裟な言葉で感慨深げに語る。

くまは、雄の成熟したくまで、だからとても大きい。三つ隣の305号室に、つい最近越してきた。ちかごろの引越しには珍しく、引越し蕎麦を同じ階の十人にふるまい、葉書を十枚ずつ渡してまわっていた。ずいぶんな気の遣いようだと思ったが、くまであるから、やはりいろいろとまわりに対する配慮が必要なのだろう。(p9)

この世界では、「くま」が人間のように生活していること自体に何か違和感を持たれることはない。それでも、どうやら「くま」は「くま」であって、人間とは異質な存在である。
「くま」は、外国人の少ない地域に越してきた外国人のようである。いわゆる、典型的な日本人の見た目をしていなかったり、違う言語を話しているというだけで、周囲からの視線を感じる外国人。「くま」は、そんな現実の外国人のように、目に見えて異質な存在で、「まわりに対する配慮が必要なのだろう」と「わたし」には見えた。
だから、引越しにあたって、近所にあいさつをすることが「珍しく」なった世の中にあって、「くま」は、きちんと丁寧なあいさつをし、周囲への気配りを忘れない。しかし、どんなに丁寧な態度を心掛けても、周囲の目は、「くま」を異質なものとして見る。

(前略)男性二人子供一人の三人連れが、そばに寄ってきた。
  (中略)
「くまだよ」
「そうだ、くまだ」
「ねえねえくまだよ」
何回かこれが繰り返された。シュノーケルはわたしの表情をちらりとうかがったが、くまの顔を正面から見ようとはしない。サングラスの方は何も言わずにただ立っている。子供はくまの毛を引っ張ったり、蹴りつけたりしていたが、最後に「パーンチ」と叫んでくまの腹のあたりにこぶしをぶつけてから、走って行ってしまった。男二人はぶらぶらと後を追う。
「いやはや」
しばらくしてからくまが言った。
「小さい人は邪気がないですなあ」(p12〜13)

だからこそ、孤独な「くま」は、「わたし」から見たら小さな「縁」であっても、その「縁」に喜び、その関係を大切にしようとする。

「今日はほんとうに楽しかったです。遠くへ旅行して帰ってきたような気持ちです。熊の神様のお恵みがあなたの上にも降り注ぎますように。それから干し魚はあまりもちませんから、今夜のうちに召し上がるほうがいいと思います」(p18)

自分は、この物語を、近所のつながりがなくなって久しい現代社会で、異質な存在がどうやって関係を作っていくのかということを描いた物語だと見た。「くま」というファンタジーを描いているが、それは、上に挙げた外国人のように、現実の私たちにとっても無関係ではないように思う。
自分は信じていない「神様」の祝福を祈ってくれた他者に、わたしたちは感謝しなくてはいけないのだと思う。

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2025年05月13日

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川上弘美さんは執筆活動の初期にこんな作品を発表していたんですね。かなり実生活に寄せたファンタジー。ありそうでないテイストです。ファンタジー要素について、主人公や取り巻く人たちがそんなに驚かず受け入れている微妙なバランスで保たれている感じがします。どの作品も話の中に入りたくなるような優しい要素があります。特に「クリスマス」のコスミスミコの壺が欲しくなりました。逆に怖いのは人魚ですね。「花野」は亡くなった人を思い出して切なくなります。
良作短編集と感じました。

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2024年11月17日

Posted by ブクログ

くまと人魚の話が特にいい。
夢のような話だけど、楽しく切ない夢と悪夢と言う両極端な夢だけど、どちらも現実を離れてその世界にとどまっていたくなるほどの魅力で自分をつかまえて離さない話だった。

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2024年10月06日

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川上弘美さんの本はいつも温かい気持ちにさせてくれる。
自然にファンタジーの世界に導いてくれる短編集。
「花野」「星の光は昔の光」「離さない」「春立つ」が特に良かった。

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2024年03月02日

Posted by ブクログ

夢見ているみたいな話ばかりだな、と思っていたら、あとがきにもそんな感じの事が書いてあった。現実じゃないけど、かといって全てが夢ではない気もして、不思議なトリップできた。

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2026年02月03日

Posted by ブクログ

短編は一度途切れると次に読み進むのに少し労力がいるタイプだが、これは読みやすい。
時々続編もあったりして、次が気になるせいかも。
非現実的なキャラクター達が人間以上に上品に振る舞うので、そのギャップが奇妙で面白い。

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2024年10月08日

Posted by ブクログ

今までファンタジーは敬遠していたが、読んでみてやはり自分はファンタジーっぽいのは苦手だと感じてしまった。

物語世界自体にはとにかく「不思議」という感覚を強く覚えた。
好きだった話は表題作の「神様」と「夏休み」と「離さない」。特に「離さない」は若干ホラー味もあってゾクっとする感じが気に入った。

とはなんと言っても解説だな。「夢」を読んでいる(あるいは夢を見ている)感覚を自覚すると、確かにファンタジー作品の読み方は変わってくると思った。これを踏まえてまた色々ファンタジーは読みたい。

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2024年06月24日

Posted by ブクログ

デビュー作で表題の神様から始まって、主人公を取り巻く様々な不思議な話の短編集。
そもそも短編が好きかもあると思うけど、どういう話か分かったあたりで終わってしまう話が多かったので、前半は少し単調に感じてしまった。
後半に入っている"春立つ"は凄く好きだった!

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2024年03月03日

Posted by ブクログ

佐野洋子さんのエッセイ中で紹介されていたので読んでみた。
普通のようで普通じゃなくて、ファンタジーででもそれも現実のようで。
人間のようで、人間ではないようで、神様がいたとするならば、神様らしい神様って何だろうとか。
まさにこれが夢の世界なのかも。

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2023年03月24日

Posted by ブクログ

読むと不思議な感覚になるし、世の中や自分を達観視できて、自分がリセットされる感覚でした。とても良き。薄いし読みやすい。

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2023年01月28日

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