無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
宇治の八の宮亡きあと、薫は姉の大君に求愛し、匂宮を妹の中の君と結ばせるが、大君は薫を拒み続け他界。次第に中の君に恋慕する薫に、彼女は異母妹の存在を明かす。「総角」から「東屋」までを収録。
どこまでもすれ違う、男と女の思惑――
宇治と京を舞台に繰り広げる「宇治十帖」から、
薫と匂宮の宇治の姉妹との恋、そして浮舟――
八の宮亡きあと薫は、宇治に残された姉の大君に
求愛し、匂宮を妹の中の君と結ばせるが、
大君は薫を拒み続けて他界する。
匂宮は中の君を京の二条院に迎え入れるものの、
夕霧の六の君と結婚。
中の君に次第に恋慕を募らせる薫に、
彼女は異母妹である浮舟の存在を明かす――。
「総角」から「東屋」までを収録。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
平安時代の高貴な女性は、自分の屋敷内でほとんど外出らしい外出もせず生きなくてはならない。
この頃は通信手段がないから頼りにしている男性とすれ違うと特に女はひたすら待つしかなくて、思い悩みそして病みついて呆気なく死んでしまう。
宇治編に入って、そういった息苦しさ、閉塞感を特に強く感じた。
源氏物語には、相手がいかにイケメンだろうと、結婚自体したくない、したくないけど生きなければいけないから仕方なしに添うという女性が何人も出てきます。そんな狭い生き方しかできない女を、紫式部先生は何度も何度も描いていて。その中でも大君は頑なで。望む生き方ができるわけでもない、男女の恋愛に振り回されるのも煩わしい、放っておいてほしいとずっと思ってる感じ。でも現実を見ているからこそ妹だけはと言う気持ちでなんとかやっていて、長子の責任感とか真面目さが痛々しい。
大君のように、誰も嫌いではない。でも、自分は結婚したくない。というような、今だったら珍しくないけど、1000年前には難しかった消極的な願望や生き方も、紫式部先生は否定せずそういう人もいるよね、と描いているのが、やっぱりすごいなあ…と。
Posted by ブクログ
角田光代さんの手による源氏物語の現代語訳第7巻。光源氏没後のお話で、総角、早蕨、宿木、東屋の4編を収録。
全8巻の7巻目ということで、大詰めが近づいてきましたが、主人公の光源氏を欠いた物語はマグロのない寿司屋のようで、どこか物足りなく感じてしまいます。
この巻では光源氏の孫に当たる匂宮と薫中納言の二人を軸に、世に隠れていた高貴筋の女性たちとの色恋が描かれますが、多少の違いはあれど光源氏の恋愛話の二番煎じの観があります。
それでもやはり、男女がやりとりする和歌の調べは全巻を通して美しく、現代語には無い響きが心地良いです。このあたりは紫式部の非凡なところですね。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
ビジネス・実用
小説・文芸