源氏物語 5

源氏物語 5

小説・文芸
880円 (税込)

4pt

栄華を極める光源氏への女三の宮の降嫁から運命が急変する。柏木と女三の宮の密通を知った光源氏は因果応報に慄く。すれ違う男女の思い、苦悩、悲しみ。最高峰「若菜(上・下)」から「鈴虫」までを収録。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内文学
  • 出版社
    :
    河出書房新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    河出文庫
  • タイトル
    :
    源氏物語
  • タイトルID
    :
    1437468
  • ページ数
    :
    344ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年05月01日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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源氏物語 の一覧

1~8巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~8件目 / 8件
  • 源氏物語 1
    880円 (税込)
    日本文学最大の傑作を、小説としての魅力を余すことなく現代に甦えらせた角田源氏。輝く皇子として誕生した光源氏が、数多くの恋と波瀾に満ちた運命に動かされてゆく。「桐壺」から「末摘花」までを収録。 <疾走感ある自然な訳文で、なにより物語の醍醐味が味わえる、現代語訳の決定版!> 恋に生き、切なさに、嫉妬に、美しさに涙する―― 日本文学最大の傑作が、明瞭な完全新訳で甦る、全8巻! 【読売文学賞(研究・翻訳賞)受賞作】 とりかかる前は、この壮大な物語に、私ごときが触れてもいいのだろうかと思っていた。 実際にとりくみはじめて、私ごときが何をしてもまるで動じない強靭な物語だと知った。 ――角田光代 <出版社から> 「最後まで初めて読めました!」「角田さんの訳で物語の全体が分かりました」等、小説としての面白さが分かる現代語訳として大好評の角田源氏。 【読みやすさの工夫を凝らした角田訳の特徴】 ●原文に忠実に沿いながらも、読みやすく、感情に引きつけて読める自然な訳文 ●主語を補い、地の文の敬語をほぼ廃したことで、細部までわかりやすい ●現代的で歯切れがよく、生き生きとした会話文 ●作者や第三者の声(草子地)を魅力的に訳して挿入 ●和歌や漢詩などの引用はほぼ全文を補って紹介  平安時代中期の11世紀初めに紫式部によって書かれた『源氏物語』は、54帖から成る世界最古の長篇小説。輝く皇子として生まれた光源氏が、女たちとさまざまな恋愛を繰り広げる物語であると同時に、生と死、無常観など、人生や社会の深淵が描かれている。400人以上の登場人物が織りなす物語の面白さ、卓越した構成力、細やかな心情を豊かに綴った筆致と、1000年読み継がれる傑作。  『源氏物語 1』は、若き光源氏の姫君たちとの恋と許されぬ藤壺への思慕を描く。
  • 源氏物語 2
    880円 (税込)
    小説として鮮やかに甦った、角田源氏。藤壺は光源氏との不義の子を出産し、正妻・葵の上は六条御息所の生霊で命を落とす。朧月夜との情事、紫の上との契り……。「紅葉賀」から「明石」までを収録。
  • 源氏物語 3
    880円 (税込)
    須磨・明石から京に戻った光源氏は勢力を取り戻し、栄華の頂点へ上ってゆく。藤壺の宮との不義の子が冷泉帝となり、明石の女君が女の子を出産、上洛。六条院が上洛する。「澪標」から「玉鬘」までを収録。
  • 源氏物語 4
    880円 (税込)
    光源氏は夕顔の忘れ形見、玉鬘を引き取ったものの、美しい玉鬘への恋慕を諦めきれずにいたが、思いも寄らない結末を迎える。また夕霧はようやく最愛の人と結ばれる。「初音」から「藤裏葉」までを収録。
  • 源氏物語 5
    880円 (税込)
    栄華を極める光源氏への女三の宮の降嫁から運命が急変する。柏木と女三の宮の密通を知った光源氏は因果応報に慄く。すれ違う男女の思い、苦悩、悲しみ。最高峰「若菜(上・下)」から「鈴虫」までを収録。
  • 源氏物語 6
    880円 (税込)
    ついに最愛の紫の上が死去し、悲しみにくれる光源氏は念願の出家をはたし、源氏の物語は終焉に向かう。舞台を宇治に移し、源氏ゆかりの貴公子、薫と匂宮の物語が始まる。『夕霧』から『椎本』までを収録。 ************************************************** 生きる苦しさと、愛するかなしみ。 紫の上の死を迎え、悲しみにくれる光君は出家を決意し、 光源氏の物語はしめやかに終焉に向かう。 そして新たな物語、薫と匂宮が姫君たちと繰り広げる「宇治十帖」へ! 夕霧は亡き友、柏木の妻である落葉の宮に恋慕を募らせる。 紫の上は出家を果たせずに最期を迎え、心の支えを失った光君は、 悲しみにくれ出家を決意し、光源氏の物語は終焉に向かう。 「橋姫」からは、いよいよ宇治を舞台にした傑作「宇治十帖」が始まる。 「夕霧」から「椎本」までを収録。
  • 源氏物語 7
    880円 (税込)
    宇治の八の宮亡きあと、薫は姉の大君に求愛し、匂宮を妹の中の君と結ばせるが、大君は薫を拒み続け他界。次第に中の君に恋慕する薫に、彼女は異母妹の存在を明かす。「総角」から「東屋」までを収録。 どこまでもすれ違う、男と女の思惑―― 宇治と京を舞台に繰り広げる「宇治十帖」から、 薫と匂宮の宇治の姉妹との恋、そして浮舟―― 八の宮亡きあと薫は、宇治に残された姉の大君に 求愛し、匂宮を妹の中の君と結ばせるが、 大君は薫を拒み続けて他界する。 匂宮は中の君を京の二条院に迎え入れるものの、 夕霧の六の君と結婚。 中の君に次第に恋慕を募らせる薫に、 彼女は異母妹である浮舟の存在を明かす――。 「総角」から「東屋」までを収録。
  • 源氏物語 8
    880円 (税込)
    匂宮は宇治へ行き、薫と偽って浮舟と契りを交わす。浮舟は匂宮の情熱に惹かれるが、二人の関係が薫に知られ、入水を決意する。浮舟の愛と性愛、その結末とは…。「浮舟」から「夢浮橋」まで収録の完結巻。

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源氏物語 5 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    柏木、まさか。

    と一旦、本を閉じました。

    話がダイナミックに展開。
    みんなの思いが少しずつズレていく。
    あー。って思いながら、いままでで一番早く読み終わる。

    それにしても、六条御息所の執念というか、執着というか…この世から去るときは未練を残さないようにしなきゃな。

    到仕の大臣は気がつくのかな

    0
    2025年01月31日

    Posted by ブクログ

    奪ってきた側の源氏が奪われる側に。源氏が柏木の手紙を発見し、彼と女三の宮の関係に気づく件が素晴らしい。その読者を楽しませようとする展開はまさにエンターテイメント。現代小説となんら変わらないことを千年も前にやってるんだから驚くほかない。

    0
    2024年11月01日

    Posted by ブクログ

    あらすじは知っているので、角田さんの描き方を楽しみながら読み進めた。

    あとがきにある、紫式部が光源氏の恋愛以外に書きたかった「別のこと」が何なのか、次巻から読み解くのが楽しみだ。

    0
    2024年05月14日

    Posted by ブクログ

    「若菜 上」から「鈴虫」まで。源氏は39歳から50歳。ああ、柏木・・・。この巻では、源氏をはじめ様々な苦悩が描かれる。訳者の角田さんも仰っていますが、本当に運命はほんの少しのボタンの掛け違えで動いてしまう。次巻(6月発行予定)が待ち遠しい。

    0
    2024年04月24日

    Posted by ブクログ

    読み終わった。まさに激動の巻だと思う。
    今まで光君がしてきたこと、自分がされたらどうなるかみたいなね。
    それにしてもうーん、個人的に柏木キモいなって思ったけど教養もあって素敵な人なことに変わりはないのか。人間の多面性って感じなのかな。
    とりあえず言えるのは千年も前の話なのに人は変わらないし、文才がすごすぎる〜!!


    以下ネタバレ含む感想(途中までしかない)




    【若菜 上】
    ・朱雀院、出家したいけど1番小さな姫君(女三の宮)だけが気掛かり!光君にお願いしたいけど〜
    ・女三の宮、幼いし無邪気で可愛い
    ・光君、朧月夜とやっぱどうにかなりたい…夜こっそりでかける…!!朧月夜も満更でもない!
    ・ 東宮と明石の姫君のところに子が!明石の姫君…まだ12歳らしい。こわいよー!!
    ・紫の上、女三の宮や朧月夜で不安になるけどいい人なので、女三の宮を優しく面倒見る。女三の宮も紫の上を慕う。
    ・明石の姫君、無事東宮との子を出産!明石の御方は出家したい。明石の入道、安心し山へと消える(涙…!!)
    ・柏木、光君が出家したら女三の宮狙うぞ〜
    ・柏木、やっぱチラ見できた女三の宮が恋しくてたまらない!他から見たら至らないところが沢山あるけど、恋は盲目!


    秋好中宮(六条御息所の娘で冷泉帝の嫁)が、昔朱雀院から貰った櫛を大事にしてて、元のデザインがわかるようにして綺麗にして女三の宮にプレゼントしたのはよかった。
    てか紫の上、明石の姫君も女三の宮もさ、めちゃくちゃ優しくして心からいい人だな〜って思うのにこんな…こんな紫の上に子供がいないのが話としてすごすぎる!!!


    【若菜 下】
    ・冷泉帝、院になる。気ままに過ごしてえのだ。
    ・調子乗りの柏木、女三の宮をむりやり…
    ・自分でやったくせに病む
    ・光君、女三の宮のところにあった手紙で気づく
    ・色々気持ち悪いことが沢山起きた…
    ・紫の上、病に倒れる…光君は励ますためにか過去の女の悪口を言いまくる…最悪!
    ・それを六条御息所の霊が聞いてしまう

    いや〜なんかもうすごすぎる。人間というか光君とか柏木が愚かすぎてさ…うわぁ…みたいになりながら読んでいる!


    …なんかもう色々あった。柏木は死んだし、女三の宮は不義の子を産んで出家したり。バレてるしどうするんだろう〜。紫の上はまだご存命。出家したがってるけど許可されず。
    てかもうぜんぶバラせばいいのに!てか自分から滅びの道を突き進んだ柏木お前いつ死ぬん!?いつまで生きてんだ!と少しイライラしながら読んでいた。

    0
    2026年02月27日

    Posted by ブクログ

    角田光代さん訳『源氏物語』5巻。「若菜 上」、「若菜 下」、「柏木」、「横笛」、「鈴虫」の5帖が収録されています。

    朱雀院出家。光君40歳の祝賀。朱雀院の姫君女三の宮が光君と結婚、六条院へ入る。光君、二条の宮に移り住んだ尚侍の君(朧月夜)を訪ねる。明石の女御、男の子を出産。明石の入道が命尽きるまで勤行すると決め山に入ったことを、明石の御方、娘女御、尼君、そして光君も、手紙で知る。督の君(柏木)、蹴鞠に興じていたとき、唐猫のせいでめくれた几帳の奥に、昔から心惹かれていた姫宮(女三の宮)の姿を見て思いを募らせる。冷泉帝退位、東宮が即位。太政大臣は辞職、左大将(鬚黒)は右大臣に昇進、明石の女御の産んだ一の宮が東宮に。右大将の君(夕霧)は大納言に昇進。朱雀院50歳の御賀に、光君は、若菜の調理と管絃の遊びを企てる。光君が外出した夜、紫の上は胸の痛みに苦しみ始め、その後も衰弱するばかり。中納言に昇進した督の君(柏木)、女二の宮を妻とするものの、女三の宮のことを忘れられず、その思いをとげてしまう。紫の上死去……と思われたが息を吹き返し、物の怪があらわれた。女三の宮は、督の君の子を宿していた。光君は姫宮の懐妊を知った後に、その真実までをも知ってしまう。紫の上の容体は落ち着いた。尚侍の君(朧月夜)は出家、前斎院(朝顔の君)も出家していた。女三の宮は男の子を出産、そして出家。病気がちだった督の君、帝が権大納言に昇進させるも、死去。大将(夕霧)は、督の君に病床で打ち明けられた〈心の内に思い悩んでいること〉が気になっている。夫を亡くした女二の宮(一条宮・落葉の宮)を訪ねた大将は、督の君が大切にしていた笛をもらって帰宅した夜、督の君の夢を見る。秋好中宮は、あの世の母御息所が成仏できずに苦しんでいるようだと気がかりでならない。

    いやもう、めっちゃドラマチック。子ども世代、孫世代と、登場人物が増えてきて、人間関係がだいぶ入り組んでいるので、「この人が!」、「あの人が!」、「えーっ、この人とあの人が!!」などと、目が離せなくなっております。

    ここに収録された「若菜」は、〈とりわけ完成度が高く、最高峰と評され〉ているそうで、読んでみるとうなずけますね。角田光代さんの「文庫版あとがき」でも、その完成度について、作家としての考察が書かれており、かなり興味深い。このあとがきのおかげで、さらにこの先が楽しみになってきた!

    「若菜 下」で、朱雀院50歳の御賀のため、みんなで合奏練習する直前の描写が美しかったので書き抜いておきます。
    〈趣深いたそがれどきの空に、梅の花は、去年の雪を思い出させるように、枝もたわむほど咲き乱れている。ゆるやかに吹く風に、言いようもない御簾の内の香りもともに漂い、鶯を誘い出せそうなほどに、御殿のあたりはかぐわしい匂いに満ちている〉
    原文では、
    〈ゆゑあるたそかれ時の空に、花は去年の古雪思ひ出でられて、枝もたわむばかり咲き乱れたり。ゆるるかにうち吹く風に、えならず匂ひたる御簾の内の香りも吹き合はせて、鴬誘ふつまにしつべく、いみじき御殿のあたりの匂ひなり〉
    はぁ……雅ですなぁ。

    0
    2025年07月28日

    Posted by ブクログ

    女三の宮の登場によって、一番愛されてはいても、よるべない立場なのだと自覚してしまった紫の上の動揺が不憫だった。
    親もなく、幼い頃から光源氏にグルーミングされてひたすら光源氏の理想の女性として生きざるを得なかったのに、正妻は別の人になり、自分は結局何者でもないんだ、なんなんだこれは?と足元が崩れるような感覚に陥った紫の上の心情がこれでもかと描かれていて、居た堪れなくなる。

    そして女三の宮も不幸な女性だ。玉鬘の強さ、聡明さのあとで対極にいるような、少々発達的な何かをお持ちのような女性として登場する。
    幾度も出てくる幼さ、あどけなさの表現。自我がなく、ふわふわしているうちに陥ってしまった事態も不憫。
    何度も出てくる厭わしい、という表現は、光源氏から女三の宮に、女三の宮から柏木に向いて、愛されない禍々しい子を残し、誰も幸福になれずやりきれない終わり方をする。
    光源氏の老い、翳りの見えた人生の後半戦を紫式部先生はシビアに描いてゆく。

    0
    2025年05月11日

    Posted by ブクログ

    女三の宮はレイプされた上に、源氏に見下されてるのが不憫でしょうがない。温室育ちでほわっとしてるだけなのに…
    源氏の棚上げ気質には驚くばかり。

    源氏が紫の上に自分のことを「心のひねくれたつきあいにくい女だった」と言ってたことが本当に恨めしい…
    と再登場の六条御息所!
    やり過ぎだけど、気持ちはわかる。これはムカつく。

    0
    2025年02月04日

    Posted by ブクログ

    光君がだいぶ大人になって、落ち着いてきた印象があります。あとがきで角田光代さんも書かれているけど、今までは光君が女性を奪う側だったけど、今度は奪われる側になって、三の宮と柏木の関係は光君にとっては因果応報というか、若い頃の行いがこういう形になって返ってきてしまったのかな、なんて思いながら読みました。
    紫の上が亡くなるかもしれないとなったときの光君の様子はやはり紫の上が特別で最愛の人なんだとわかるのでもっと大事にしろよーと思ってしまいます。

    0
    2025年02月02日

    Posted by ブクログ

    自身も、帝であった父の相手に恋して、その子供の冷泉院が実は自分の子である光君も、嫁である女三の宮と柏木の密通を知ることになる。そしてその子が生まれる。
     自分がしてきたことをされたまでだと思う。

    0
    2024年11月14日

源氏物語 5 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内文学
  • 出版社
    :
    河出書房新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    河出文庫
  • タイトル
    :
    源氏物語
  • タイトルID
    :
    1437468
  • ページ数
    :
    344ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年05月01日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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