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Posted by ブクログ
いくつもの恋と無数の音楽を通じ、「私」が今と向き合う物語。
「私」が受験勉強の合間のたばこに始まり薬物や二股など、折々で「よくない」遊びに耽るのが、見ていて痛々しく、共感は出来ないながらに、この人生がどうか良い方向へ転がっていってほしいと願わずにはいられない。
また、多くの恋を経ていく「私」とは対照的な町子の恋愛も描かれ、二人は長く交流を続けるが、それがお互いにとって影響を及ぼしはしないのが、小説としては不思議ながらもリアリティがあり頷かせられた。
角田光代作品にはありがちな終わり方であるが、他の作品に比べ少しオチが弱いように思われ、それが全体の印象をややぼかしてしまっておりやや残念。
Posted by ブクログ
おもしろかった
恋愛至上主義のいずちゃんのはなし
学生の頃からずっと好きになる人に影響された人生でそういう人がいなくなるたび自分がわからなくなる女の人
結婚願望特にない、仕事でやりたいことも特にない、なにをしてても行き先がない私的に結構刺さった
フラフラと突然海外にいって帰ってきたら彼氏に新しい女がいて住む場所がないから、クラブに行って男の家に泊まるのを繰り返したり、CD屋のバイト先の年下の男の子と付き合ってすぐ縁もゆかりもない場所に二人で引っ越したり、浮気してその人からストーカーされたり、平凡なようで割と波瀾万丈な人生で読んでて楽しかった
年下彼氏のポチと同棲してる時にいずちゃんが浮気してた年上のジムのトレーナーを二人の間に挟むといずちゃんがポチに優しくできることで喧嘩が減り平和に過ごせるってなんかへええ、そんなこともあるのかぁとなんか考えさせられた
浮気はバレたら相手を傷つけるしほとんど元のようには戻れないけど、それをすることによって恋人との関係が良好になるってなんか複雑だけどあり得ることなんだろうなって思ったら何が正しいのかわからなくなった
話の中でアーティスト名、曲名がよく登場するけど全然知らないのばっかりなのが寂しかった、、
もし自分が好きなジャンルと被ってたりしたらもっとどハマりしてたんだろうなぁ
Posted by ブクログ
「だれかを好きになるという、ささやかな、無邪気で罪のない、こどもみたいにまっすぐで役たたずの感情が、突然私たちの日々に入りこんできて、信じがたい腕力でいくべき方向を捩じ曲げる。」
あーーー、よくわかる。
その時はどうしようもなく楽しいんたけど、やめたい。けど、離れようと思った辛くなる。
誰にも相談できなくて苦しかったなぁ。
あの頃のどうしようもない気持ちを思い出して、やるせない気持ちになると同時に、今の穏やかで幸せな暮らしを愛おしく思えた。
音楽を聴きながら移動するのが大好きだったから、MDと最低限の荷物だけ持って旅に出る最後のシーンがとても好き。
作中に出てくる曲でプレイリスト作りたいなー。
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小説・文芸
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