三面記事小説

三面記事小説

作者名 :
通常価格 559円 (509円+税)
紙の本 [参考] 561円 (税込)
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作品内容

「私は殺人を依頼しました。恋人の妻を殺してほしいと頼みました…」誰もが滑り落ちるかもしれない、三面記事の向こうの世界。なぜ、姉夫婦の家は不気味な要塞のようになってしまったのか? 家出少年を軟禁する主婦の異常な執着心。「死んでしまえ」と担任の給食に薬物を混ぜる女子生徒。平穏な日常が音をたてて崩れてゆく瞬間のリアルな肌触り、追いつめられていく様子。現実の三面記事に書かれた、いわくありげな事件から著者が幻視した、6つの短篇。

ジャンル
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
ページ数
279ページ
電子版発売日
2011年04月01日
紙の本の発売
2010年09月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

    Posted by ブクログ 2016年01月30日

    ゆうべの花火 と、彼方の城 が良かった。角田光代の小説を読むと毎度、家庭とは子どもとは思春期とは大人とは、ということを振り返らせられる。もちろん人によって共感できる登場人物はいたりいなかったりするだろうが、彼方の城に出てくる母親の気持ちが今の私には痛切だった。息子いないけれど。

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    Posted by ブクログ 2015年06月12日

    三面記事から着想した短編を集めたもの。すべてフィクションで、事件を起こすに至る事情を想像して書いたものと思われます。心理描写が素晴しく、また緻密に組み立てられていて、たしかにそう考えたならそういう行動をとるかも、と思わされます。何かを変えるため(あるいは変えないため)事件を起こす人に共感はできません...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年02月27日

    15行足らずの三面記事の事件。それぞれの当事者が犯罪に至った事情をフィクションとして描き出す6編の小説。
    どの事件も、主人公が臨界点を越えて犯罪に至るまでの心の動きが細かく描かれ、その緊迫感の中で事件が起こる。三面記事でここまで書けるなんて、つくづく、作家ってすごい。
    痴呆の母を手にかける息子を描い...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年01月15日

    実際の事件記事をモチーフに書かれた短編小説。
    過去に一度 読んだことがあったのですが 全く覚えていないので再読。全編読み応えありました。さすが角田さんですね。6話あって どれも人間模様がせつなく リアリティがあってぞっとする。最後の「光の川」は とにかくせつなかった。

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    Posted by ブクログ 2014年11月22日

    人ってなんだか外から見てると小さいのに、それぞれが色んな色んな裏側を隠し持ってるんだなー。私も、あなたも。今日すれ違った顔も覚えぬあの人たちも。

    日常がひとつ歯車が外れれば、犯罪となる。
    誰にだってこの小説の登場人物になる可能性がある。

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    Posted by ブクログ 2019年01月24日

    日常、誰しもが抱える淋しさや心細さ虚しさ等が、無意識のうちに心によどみや澱として溜まっていく。それゆえ、何かにしがみついてしまう、何かから離れられなくなる人の弱さ・危うさが全編通じて、とても心に響く。登場人物の脆いさまは、自分とて紙一重であり、読んでいて、心がひりひりしてくる。

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    Posted by ブクログ 2018年10月15日

    いろいろ考えさせられるなぁ。
    特に最後の話。読んでいるだけで辛かった。

    でもこういう風に三面記事を小説にするってすごいなと思います。

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    Posted by ブクログ 2017年01月19日

    角田光代。自分でもわからないが、いままでナゼか避けていた作家さん。ナゼか手にとった。うまかった。 数ある作品を読み漁ろう。

    個人的には「光の川」。
    救いのない話にすくいがある…。
    しかも明日は我が身。
    そんなストーリーだったからかもしれない。

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    Posted by ブクログ 2016年05月07日

    三面記事の向こう側
    この記事から こんなドラマを思い付いたんだぁ~
    感心しながら読みました

    「光の川」は読んでいてかなりつらかったです
    区役所の奴!(#`皿´)

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    Posted by ブクログ 2015年07月19日

    本当にあった事件から着想を得て描かれた小説が収められた短編集です。ほんのわずかな顛末しか読み手には知らされていないので、実際がどうだったかはわかりませんが、その着想の広げ方は凄いと感じるものばかりでした。
    この結果が、そのような過程を経たものだとは、という意外性をたのしみ、そして時折残酷で悲劇的なス...続きを読む

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