源氏物語 6

源氏物語 6

880円 (税込)

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ついに最愛の紫の上が死去し、悲しみにくれる光源氏は念願の出家をはたし、源氏の物語は終焉に向かう。舞台を宇治に移し、源氏ゆかりの貴公子、薫と匂宮の物語が始まる。『夕霧』から『椎本』までを収録。

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生きる苦しさと、愛するかなしみ。

紫の上の死を迎え、悲しみにくれる光君は出家を決意し、
光源氏の物語はしめやかに終焉に向かう。
そして新たな物語、薫と匂宮が姫君たちと繰り広げる「宇治十帖」へ!

夕霧は亡き友、柏木の妻である落葉の宮に恋慕を募らせる。
紫の上は出家を果たせずに最期を迎え、心の支えを失った光君は、
悲しみにくれ出家を決意し、光源氏の物語は終焉に向かう。
「橋姫」からは、いよいよ宇治を舞台にした傑作「宇治十帖」が始まる。
「夕霧」から「椎本」までを収録。

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源氏物語 のシリーズ作品

1~8巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~8件目 / 8件
  • 源氏物語 1
    880円 (税込)
    日本文学最大の傑作を、小説としての魅力を余すことなく現代に甦えらせた角田源氏。輝く皇子として誕生した光源氏が、数多くの恋と波瀾に満ちた運命に動かされてゆく。「桐壺」から「末摘花」までを収録。 <疾走感ある自然な訳文で、なにより物語の醍醐味が味わえる、現代語訳の決定版!> 恋に生き、切なさに、嫉妬に、美しさに涙する―― 日本文学最大の傑作が、明瞭な完全新訳で甦る、全8巻! 【読売文学賞(研究・翻訳賞)受賞作】 とりかかる前は、この壮大な物語に、私ごときが触れてもいいのだろうかと思っていた。 実際にとりくみはじめて、私ごときが何をしてもまるで動じない強靭な物語だと知った。 ――角田光代 <出版社から> 「最後まで初めて読めました!」「角田さんの訳で物語の全体が分かりました」等、小説としての面白さが分かる現代語訳として大好評の角田源氏。 【読みやすさの工夫を凝らした角田訳の特徴】 ●原文に忠実に沿いながらも、読みやすく、感情に引きつけて読める自然な訳文 ●主語を補い、地の文の敬語をほぼ廃したことで、細部までわかりやすい ●現代的で歯切れがよく、生き生きとした会話文 ●作者や第三者の声(草子地)を魅力的に訳して挿入 ●和歌や漢詩などの引用はほぼ全文を補って紹介  平安時代中期の11世紀初めに紫式部によって書かれた『源氏物語』は、54帖から成る世界最古の長篇小説。輝く皇子として生まれた光源氏が、女たちとさまざまな恋愛を繰り広げる物語であると同時に、生と死、無常観など、人生や社会の深淵が描かれている。400人以上の登場人物が織りなす物語の面白さ、卓越した構成力、細やかな心情を豊かに綴った筆致と、1000年読み継がれる傑作。  『源氏物語 1』は、若き光源氏の姫君たちとの恋と許されぬ藤壺への思慕を描く。
  • 源氏物語 2
    880円 (税込)
    小説として鮮やかに甦った、角田源氏。藤壺は光源氏との不義の子を出産し、正妻・葵の上は六条御息所の生霊で命を落とす。朧月夜との情事、紫の上との契り……。「紅葉賀」から「明石」までを収録。
  • 源氏物語 3
    880円 (税込)
    須磨・明石から京に戻った光源氏は勢力を取り戻し、栄華の頂点へ上ってゆく。藤壺の宮との不義の子が冷泉帝となり、明石の女君が女の子を出産、上洛。六条院が上洛する。「澪標」から「玉鬘」までを収録。
  • 源氏物語 4
    880円 (税込)
    光源氏は夕顔の忘れ形見、玉鬘を引き取ったものの、美しい玉鬘への恋慕を諦めきれずにいたが、思いも寄らない結末を迎える。また夕霧はようやく最愛の人と結ばれる。「初音」から「藤裏葉」までを収録。
  • 源氏物語 5
    880円 (税込)
    栄華を極める光源氏への女三の宮の降嫁から運命が急変する。柏木と女三の宮の密通を知った光源氏は因果応報に慄く。すれ違う男女の思い、苦悩、悲しみ。最高峰「若菜(上・下)」から「鈴虫」までを収録。
  • 源氏物語 6
    880円 (税込)
    ついに最愛の紫の上が死去し、悲しみにくれる光源氏は念願の出家をはたし、源氏の物語は終焉に向かう。舞台を宇治に移し、源氏ゆかりの貴公子、薫と匂宮の物語が始まる。『夕霧』から『椎本』までを収録。 ************************************************** 生きる苦しさと、愛するかなしみ。 紫の上の死を迎え、悲しみにくれる光君は出家を決意し、 光源氏の物語はしめやかに終焉に向かう。 そして新たな物語、薫と匂宮が姫君たちと繰り広げる「宇治十帖」へ! 夕霧は亡き友、柏木の妻である落葉の宮に恋慕を募らせる。 紫の上は出家を果たせずに最期を迎え、心の支えを失った光君は、 悲しみにくれ出家を決意し、光源氏の物語は終焉に向かう。 「橋姫」からは、いよいよ宇治を舞台にした傑作「宇治十帖」が始まる。 「夕霧」から「椎本」までを収録。
  • 源氏物語 7
    880円 (税込)
    宇治の八の宮亡きあと、薫は姉の大君に求愛し、匂宮を妹の中の君と結ばせるが、大君は薫を拒み続け他界。次第に中の君に恋慕する薫に、彼女は異母妹の存在を明かす。「総角」から「東屋」までを収録。 どこまでもすれ違う、男と女の思惑―― 宇治と京を舞台に繰り広げる「宇治十帖」から、 薫と匂宮の宇治の姉妹との恋、そして浮舟―― 八の宮亡きあと薫は、宇治に残された姉の大君に 求愛し、匂宮を妹の中の君と結ばせるが、 大君は薫を拒み続けて他界する。 匂宮は中の君を京の二条院に迎え入れるものの、 夕霧の六の君と結婚。 中の君に次第に恋慕を募らせる薫に、 彼女は異母妹である浮舟の存在を明かす――。 「総角」から「東屋」までを収録。
  • 源氏物語 8
    880円 (税込)
    匂宮は宇治へ行き、薫と偽って浮舟と契りを交わす。浮舟は匂宮の情熱に惹かれるが、二人の関係が薫に知られ、入水を決意する。浮舟の愛と性愛、その結末とは…。「浮舟」から「夢浮橋」まで収録の完結巻。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

源氏物語 6 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    書きたいことを模索しつつ右往左往していた感じを経て「橋姫」の一行目で物語が突如仕切り直された感じ、なんというか鳥肌ものというか「書きたいもの、見つけた!」感があってワクワクした。光源氏亡きあとも物語を続けたこのあたりからが真骨頂という感じがする。

    0
    2025年02月25日

    Posted by ブクログ

    光君が亡くなり物語は宇治十帖へ。その前に夕霧のイメージダウンが半端ない。雲居雁への一途な思いはどこへやら。こんなにしつこい男だったとは…(T-T)そして源氏が亡くなってもテンション下がるどころかワクワク展開の宇治十帖、続きが楽しみ!

    0
    2025年02月06日

    Posted by ブクログ

    なんと言ったらいいか。
    全体的に心がザワつく。
    雲隠に驚く(書けなかったのかなぁ)
    夕霧が気持ち悪い(はい、すみません)
    匂宮は何か鼻につくし(はい、ごめんなさい)
    蛍はまだよく分からない(クソ真面目?!)

    登場人物をいったん整理しなきゃダメだった。
    気がつけば致仕大臣もいないしさ。

    初見なので

    0
    2025年02月06日

    Posted by ブクログ

    尊敬語を文体に読みやすさを感じ三巻まで来たところで息切れして読み方が雑になってしまった 所々の解説は無くても読みこなせると思い上がったのを反省しもう一度読み直しをしました

    登場人物に線を引っ張って今回は色に着目して楽しんでいます

    0
    2024年11月30日

    Posted by ブクログ

    浮気をよくしていた光君にとって、紫の上がただ一人本当に大切な人だったのだなと思った。紫の上は亡くなり、その後光君も亡くなる。
     光君のような、容姿も才能も恵まれた人も、思い悩む、この世の儚さを感じる。それが人間らしく、人生というものなのだと思う。
     人の噂も、ルッキズムも、昔から変わらないのだ。その

    0
    2024年11月23日

    Posted by ブクログ

    夕霧いいい あんなに雲居雁と仲良しだったのにいいい
    そしてついに雲隠まで到達。
    薫と大君はどうなるか。楽しみ。

    0
    2024年07月09日

    Posted by ブクログ

    「夕霧」では、雲居雁ちゃんの夕霧に対するしっとぶりが、時代を超えて伝わってきました。夕霧は光源氏の子供だからしょうがないよなあと思いつつ、今まで真面目くんだったのに〜!なんで?という感じでした。

    紫の上が亡くなる場面は、涙を誘い、光源氏亡き後の話はつまらないと思いきや、決してそんなことはなく……源

    0
    2024年07月08日

    Posted by ブクログ

    いやあ、夕霧キモかった。
    落穂の宮にしても、女三の宮にしても、玉鬘にしても、源氏物語の女性は本当に「嫌で嫌でしょうがないけど仕方なしに」結婚したり庇護を受けたりしている。
    本当に女には自分で何かを選ぶことができなかったんだ、そんな女の苦しい、狭い生き方しかできなかったんだということを紫式部先生は繰り

    0
    2025年10月17日

    Posted by ブクログ

    「夕霧」から「椎本」まで。夕霧は真面目な人が羽目を外すと大事になる見本のようで、かなりしつこい嫌な人。紫の上が亡くなり、光る君も。宇治十帖は光る君の息子、孫世代のお話。夕霧が右大臣、明石の姫は東宮の母。最後まで楽しみ。

    0
    2025年04月30日

    Posted by ブクログ

    紫の上がついに亡くなってしまった。たぶんおそらくまだ若いだろうに。光君に最も愛されていた女性として描かれているけれど、あとがきで角田光代さんも書いているけれど、本当に紫の上は幸せだったのか、と思います。
    愛されてはいたかもしれないけれど、やはり他の女性のところに行かれるのは不安もあり嫉妬もしただろう

    0
    2025年02月15日

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