紙の月

紙の月

649円 (税込)

3pt

ただ好きで、ただ会いたいだけだった――わかば銀行の支店から一億円が横領された。容疑者は、梅澤梨花41歳。25歳で結婚し専業主婦となったが、子どもには恵まれず、銀行でパート勤めを始めた。真面目な働きぶりで契約社員になった梨花。そんなある日、顧客の孫である大学生の光太に出会うのだった……。あまりにもスリリングで、狂おしいまでに切実な、傑作長篇小説。各紙誌でも大絶賛された、第25回柴田錬三郎賞受賞作、待望の文庫化。

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紙の月 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    角田さん作品で最初に読んだ本でした。

    良かったデス。面白かったです。

    もう戻れなくなる怖さ恐ろしさがうまく描かれていたと思います。最初はチョッとしたことなのに。

    そうです、この世のことは何でも皆すべて、最初はチョッとしたことなのです。でも、戻れなくなるのです。

    不倫もパチンコもハマるんだよね

    0
    2026年05月30日

    Posted by ブクログ

    恋とお金の話。誰にでも経験のある小さな過ちが積み重なってもう戻れなくなる恐ろしさ。怖かったけど、気持ちが理解できないわけじゃない。読んでいて一緒に過ちを背負ったみたいで辛かったー、、。

    0
    2026年05月22日

    Posted by ブクログ

    読んでいてずっと怖いと思っていた。

    なにが怖いのかといえば、
    梨花の空虚さや、
    金が人を狂わしていく様が、
    加速して留まることを知らずに転がっていくことが。

    しかし物語が進んでいくと、
    梨花の友人たちも、
    最後には梨花自身も、
    私やあなたを発見するのだ。
    その見事な到達点に、
    ここをめがけて転落

    0
    2026年04月21日

    Posted by ブクログ

    スリル満点で面白かった。

    お金の豊かさ、息が詰まる苦しさ、お金と情の結びつきの無力さ、全て身を持って知ったような読後感でした。お金の価値って何だろう?と本質を問いたくなるけれど、正解がないものなのかもしれない。

    もう取り返しはつかないのに、破滅が待っているのに、それでもどうにか救われてほしいよう

    0
    2026年03月13日

    Posted by ブクログ

    同業なので本当に息が詰まるような思いで読み進め、梨花が戻れなくなるほど胸が苦しくなった。自分の不祥事みたいな気持ち。学生時代を長く過ごした馴染みのある土地の話だったので尚のこと、自分のことと重ねて、今の銀行員が現金を預かるようなことはもうないというのに、自分が底なし沼に沈んでいくような恐怖を覚えた。

    0
    2026年03月03日

    Posted by ブクログ

    毎週続きが気になるドロドロ系ドラマのようだが、先が気になるだけでなく、色々考えさせられた。

    お金は人を変えてしまうし、一方でお金で人を変えることはできないとも思った。

    誰しも他人に言えないことがあるだろうし、梨花の話は額が額だけに身近ではなくとも、全くの別世界の話ではないと思えてしまう。

    読後

    0
    2025年12月19日

    匿名

    購入済み

    世間一般的には幸せの部類に入るだろうが、何か物足りない人生。そうゆう気持ちって多くの人にあるものだと思います。彼女を可哀想な女性だとも思うけれど、散々好きな事をした馬鹿な女性だとも思う。

    #ドロドロ

    0
    2025年04月20日

    Posted by ブクログ

    共感できそうでできないお話。
    規模は違えど、 のめり込んで自分が違う自分になってしまう感じが理解できて、見てて苦しかった。最初の方あんまり手が進まんかったけど最後の方どんどん読めた。
    角田光代さんっぽかった。対岸の彼女の方が好きだったな。

    0
    2026年06月27日

    Posted by ブクログ

    横領する人の心理が丁寧に描かれていて読み進めるのが苦しくなったが、続きを読まずにはいられなかった。スリリングでヒヤヒヤ。私には横領は無理だと思った(笑
    莉花の感覚が麻痺していく様は、なるほど!こういう心理状態にならなきゃ一億円も横領できないわなぁ〜と納得。

    0
    2026年06月19日

    Posted by ブクログ

    簡単に言えば買い物依存症の女性たちの話。
    これ、誰にでも身に覚えのあることなんじゃないかなと思います。
    この小説は満たされない何かを埋めるものが物欲に依存することだったんですが、ギャンブルや恋愛なんかもそうですよね。
    私はここまでのタガが外れた飢餓感はないですが、ほんの些細なきっかけで、誰にでも起こ

    0
    2026年06月16日

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