紙の月

紙の月

作者名 :
通常価格 649円 (590円+税)
獲得ポイント

3pt

    【対応端末】
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ
    【縦読み対応端末】
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

※縦読み機能のご利用については、ご利用ガイドをご確認ください

毎日引ける!!!クーポンガチャで最大50%OFFクーポンをGET!

作品内容

ただ好きで、ただ会いたいだけだった――わかば銀行の支店から一億円が横領された。容疑者は、梅澤梨花41歳。25歳で結婚し専業主婦となったが、子どもには恵まれず、銀行でパート勤めを始めた。真面目な働きぶりで契約社員になった梨花。そんなある日、顧客の孫である大学生の光太に出会うのだった……。あまりにもスリリングで、狂おしいまでに切実な、傑作長篇小説。各紙誌でも大絶賛された、第25回柴田錬三郎賞受賞作、待望の文庫化。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
角川春樹事務所
掲載誌・レーベル
ハルキ文庫
ページ数
361ページ
電子版発売日
2020年08月07日
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
2MB

紙の月 のユーザーレビュー

感情タグBEST3

感情タグはまだありません

    Posted by ブクログ 2021年03月12日

    私は選択を後悔することがよくある。あの時こうしていればなあ、もう一方を選べばよかったなあ、と。でも、それは間違いで、いずれにせよ結果は変わらない。それは日々のひとつひとつの行動の積み重ねが、自分の全体であるからだ。これをこの本から学ぶことができた。ここから、些細なところでも丁寧に生活していきたいと感...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2021年02月03日

    一気読み。

    一億円横領事件。
    ごく平凡な生活を営む主婦が何故に?角田さんの描く一人の女性の転落人生。
    静かに、でも力強く心情が伝わってくるのがお見事。

    ごく普通のリアル感溢れる日常と背中合わせにあるかのような向こう側の世界。
    それは彼女にとって乾いた砂漠のような心を潤してくれる小さなオアシスだっ...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2021年01月24日

    1億円横領した女性銀行員の話。最初の印象は「寂しくて男に貢いだ女性の転落物語」だった。だけど、主人公はじめ登場人物たちが多額のお金を使うのには、ただ一言では済まない様々な感情の蓄積があって、その描写がとても上手だった。

    お金を使うことで得られる満足感は、目に見える形でその瞬間の自分の虚しさを埋めて...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2021年01月07日

    「1億円を横領した女性の話」ということは知っていたので、読み始める前から不幸な話であることは確実で、でも角田さんの代表作であるから読まなくちゃという気持ちで読み勧めたのだけど、どんなふうに梨花が変化していくかがとてもリアルでのめり込んで読んだ。でもあまりに丁寧に書きすぎて、お金を使ったり不正をするご...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2020年12月27日

    全ての人にとって身近なお金のこと。大なり小なり付き合い方に差はあっても、登場人物の心理状態は容易に想像できるし身に覚えのあるものも……。

    殺人事件など悲惨な物語ではないのに、こんなにハラハラさせられるなんて思わなかった。

    ただ、唯一理解できなかったのが正文の存在。背景も分からないし梨花を愛してい...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2021年04月29日

    人がどんどん堕ちていく様子がなぜか怖いくらい感情移入して共感できるように描かれている。
    不正がエスカレートしていくうちに読み進めるのが嫌になった。
    時に一瞬の些細な行動がきっかけとなり瞬く間に人生が終わっていくことがあるが、主人公は最後「あの小さな行動のせいでこんな結末になった」ではなく、「どんなル...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2021年04月10日

    周りから見た梨花の印象と、梨花自身の人柄や考え方がピタッとマッチして表現されていてどんどん移入していった。と一緒に胸が苦しく傷むような感覚も強くなった。梨花とはそこまで因果関係が強くない周りの人達と梨花自身の、お金を巡る価値観が形を変えて展開されており、どこに目を当てても既視感を感じた。
    人が求めて...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2021年03月16日

    中盤から引き込まれ一気に読みました。
    頭で理解しているつもりでも考えられないこと、怖いことから逃げて、刹那的な快楽へ。
    破滅に向かっていくことがわかってもやめられない怖さ。
    小さな頃から欲しかったものと、大人になって手にしたもののギャップ。
    自由に生きていくのはとても難しいと感じました。

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2021年03月04日

    「慣れ」というのは恐ろしいもので、犯罪も生活の一部のようになってしまう。「見つけて」と願い始めるようになるまでの心理と行動のギャップを繊細に描く。まさにスリリングであり、切実であり、読み応えあり!

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2021年02月26日

    梅澤梨花という人物の感情表現の表しかたが、
    伝わりやすく、読んでておもしろかった。
    他者から見た「梨花」についても、
    その人それぞれが感じており、自分も
    他人からみたら、どのように映ってるのかな、
    なんて思ってしまった。

    子供ができないこと、旦那からの言葉への違和感、
    仕事のやりがい…
    全部が共感...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています