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学生時代はボランティアサークルに所属し、国内外で活動しながら、ある出来事で心に深傷を負い、無気力な中年になったみのり。不登校の甥とともに、戦争で片足を失った祖父の秘密や、祖父と繋がるパラ陸上選手を追ううちに、みのりの心は予想外の道へと走りはじめる。あきらめた人生に使命〈タラント〉が宿る、慟哭の長篇小説。 解説・奈倉有里
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Posted by ブクログ
角田光代さんの小説に出てくる人物は、不器用だけど、みんな愛がある。愛の表現は決して上手ではないけれど。そして人間くさい。 だから読んでいてココロが温かくなるのだと思う。 結構、分厚い本だったけど、サクサクと読めた。 さすが飽きさせない。
とても考えさせられながら読んだ。 みのりの正義感や葛藤、よかれと思ってやったことがもたらしたことなどなどをぐるぐる考えた。でも、自分の思ってもいないことを招いてしまうかもしれないと何も動けなくなってしまうのは悲しいことだなとも思う。突っ走ることもよくないけれど、何もできなくなってしまうことも、周り...続きを読むまわって何かに加担してしまうことになるかもしれない。迷いながら、でも、その時の自分が真剣に考えてやってみること。自分が信頼する人を見つけて、相談しながら一歩一歩踏み出していくしかないのかもしれない。間違えない人なんて、存在しないはずだから。
初めて手にした角田さんの作品がタラントで良かった。 この複雑な世の中に対して使命感を持って生きることも、何も知ろうともせずに生きることも、やりたいことを実現させるために生きることも、自分が成し遂げたいことを人がどう思うとも、自分だけにしかないタラントが何か気づけば、人は生きるチカラを得られると気づか...続きを読むされた。
4に近い3。ボランティアサークルに昔所属していたことがある立場からすると、登場人物の心情や考えなどがとても上手く表現できていると感心した。一方で、新聞に連載していた小説だからなのか、やたらと長くて、なかなか読み終わらないというのが辛かった。2/3の分量に圧縮できたら星4だった。
角田光代さんの作品をまた読んでみたいと思っていて、やっと手に取った作品です。 でも、残念ながら私にはあまり響かなかったようです。 情報が多すぎました。そして「使命感」「タラント」とか、何だか使われてる言葉が大袈裟な気がしてしまいました。 主人公、みのりが大学生時代、ボランティア活動に参加して、ある出...続きを読む来事で心に深い傷を負った。だからといって一緒にボランティア活動していた仲間の卒業後の活躍や生き方を気にし過ぎのように思えました。 そんな所に 「いいかげんいじけるのはやめて、やりたいことを思うままやったらどうですかね。」というフレーズが。 「そうよ。これよ、これ!」 この一文を読んだときはスッキリした気分になりました。 文章の長い作品で情報量も多くて「何が伝えたいのかな?」 とずっと考えていましたが、7章、8章になるとわかり易く動き出して読み終えることが出来ました。
感想 天才なんていない。何もしないで人に好かれる人もいない。地面を這って、泥を啜って。いつかきれいな花が咲く日はくる。誰か見てくれている。
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