角田光代のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2026/7/11
初バレンタイン
この作品のテーマは甘い記憶。
何もかも初めてで、しどろもどろになって、うまく出来なくて、その時は一生懸命で…
そんな純粋な大切な甘い記憶を、テーマにされていると感じた。
読後なんだか、寂しい気持ちになった。
特に最後、「…もうすぐ夫になる人の腕に腕を絡ませる。」が切ない。昔の甘酸っぱい鮮明な記憶を思い出したのに、今は違う人を好きになり結婚しようとしているとろこが切ない。
初めての彼氏に本を送ったあとの、彼の本に対する感想、反応が載っていない。
→あくまで自分の変化がテーマ?
「本当に人生が変わったとしたら、…その本をだれかのために選んだときかもしれな -
Posted by ブクログ
ネタバレ気軽な感じで読める楽しいエッセイ。オレンジページの連載をまとめたものだそうですが連載20周年だそう。すごい。
タイトルのように、居酒屋でワイワイ話すような食べ物の話が多めで、読んでるこちらも参加して発言したくなる話題ばかり。
途中に差し込まれているトトちゃんの写真がこれまたイイ癒しで読んで眺めてほっこり。
車のないお出かけについて書かれた「半分の生活」。自分は車がないと生活が成り立たないところに住んでいるので想像できなかったけれどそういうことなのかぁと新鮮な気持ちになった。ある不便があるようにない不便もあるということに思い至らないものだなぁと。
「好きと似合う」にもはげしく首肯。ほんとそれ -
Posted by ブクログ
結論、大大大オススメです。少し経ったらまた読みたくなる本。
高校の国語のテストを見る機会があり、その中で出題されていた話が面白くて、「これは誰の何て本だ?」と思い、探したらすぐに見つかった。それは角田光代さんの「さがしもの」に収録されていた「旅する本」という話だった。角田光代さんの話が高校の現代文の教科書に載っているんだ。いいなぁと高校生を羨んだ。そして、この出会い方こそ、まさに本の魅力である。
本にまつわる話が9つ編まれた短編集である。
本を読むことは食事のようなものだと思う。文字を食べて、それを消化して、自分の一部にすること。面白さは読みながらでもわかるけど、本当に自分の一部みたいにそ -
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Posted by ブクログ
ネタバレいやはや、すごい
角田光代氏にしか書けない、何とも言えないゲスな人々…周りにいたらめんどくさいし、関わりたくない、と思ってしまうが小説だから最後まで気になって読んでしまう。
全く愛がないわけでもなく、醜いわけでもなく、ふわふわ漂う人々、何とも言えない読後感…
でも面白かった、かな
母、東原直子と父はだれかわからない、智
生まれてからあちこち移住して暮らしている
そんなひと時に茨城で暮らした泰子に会いたい!
泰子ちゃんは生活しているのだろうかを考える。たべて、寝て、掃除して、その繰り返しをきちんとこなしているのだろうかと。
衝動的に会いに行き、またそれぞれの運命が動き出す、泰子には「あぁ、 -
Posted by ブクログ
角田さんの描く食べ物って、本当においしそう!いろんなおいしいものを実際に食べたような気になる、幸せいっぱいなエッセイだった。
肉好きだという角田さんの愛する「塩、胡椒してグリルした」羊や、あまりのおいしさに仰天したという「サイボクのゴールデンポーク」はもちろん食べたくなるし、来る夏に茄子やトマトやオクラを食べるのが楽しみになる。
食べたことないかもしれない鱧も味わってみたいなあ。「鱧を湯に落とし、十五秒で引き上げて食べるのがいちばんおいしい」らしい。ぱっと引き上げ、タレにつけて食べると、「やさしく、やわらかく、ゆたかな味」がするなんて、なんて素敵なのでしょう。
いくらの醤油漬けを作ったり、 -