角田光代のレビュー一覧

  • さがしもの

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    2026/7/11
    初バレンタイン

    この作品のテーマは甘い記憶。
    何もかも初めてで、しどろもどろになって、うまく出来なくて、その時は一生懸命で…
    そんな純粋な大切な甘い記憶を、テーマにされていると感じた。

    読後なんだか、寂しい気持ちになった。
    特に最後、「…もうすぐ夫になる人の腕に腕を絡ませる。」が切ない。昔の甘酸っぱい鮮明な記憶を思い出したのに、今は違う人を好きになり結婚しようとしているとろこが切ない。

    初めての彼氏に本を送ったあとの、彼の本に対する感想、反応が載っていない。
    →あくまで自分の変化がテーマ?

    「本当に人生が変わったとしたら、…その本をだれかのために選んだときかもしれな

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    2026年07月11日
  • ゆうべの食卓

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    いろんなひとの食卓。
    同じ国でも、同じ地域でも、同じスーパーで買い物してても、食べるものは人によって様々だ。
    日々の食事を準備するひとがいて、材料やレシピの情報源、調理方法などが、時代によってどんどん変化していく。
    一緒に時間を過ごしていた家族構成も変わっていく。
    懐かしいようでさみしいようで、だけど、次につながっているのかもしれない。
    毎日のありふれた事なんだけど、それぞれの食事がいっぱい詰まってて、自然と涙が出てきたりする話もあった。

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    2026年07月11日
  • 最後の晩餐

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    どの作品も短編でも読み応えがあり、大満足の一冊。

    最後の晩餐をテーマにしているけれど、どの作品も切り口が違っていて面白かった。
    江國香織さん、寺地はるなさん、角田光代さんが好みでした

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    2026年07月04日
  • 銀の夜

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    女子高生バンドを組んで、一時売れっ子となった過去を持つ3人の35歳になった今の話。独身だったり既婚だったり、既婚して子供がいたり、三人三様の悩み事があって、それぞれに共感したり、自分を重ねてみたりも出来て最後のシーンには胸が熱くなった。

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    2026年07月02日
  • ちょっと角の酒屋まで

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    ネタバレ

    気軽な感じで読める楽しいエッセイ。オレンジページの連載をまとめたものだそうですが連載20周年だそう。すごい。

    タイトルのように、居酒屋でワイワイ話すような食べ物の話が多めで、読んでるこちらも参加して発言したくなる話題ばかり。
    途中に差し込まれているトトちゃんの写真がこれまたイイ癒しで読んで眺めてほっこり。

    車のないお出かけについて書かれた「半分の生活」。自分は車がないと生活が成り立たないところに住んでいるので想像できなかったけれどそういうことなのかぁと新鮮な気持ちになった。ある不便があるようにない不便もあるということに思い至らないものだなぁと。
    「好きと似合う」にもはげしく首肯。ほんとそれ

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    2026年06月25日
  • さがしもの

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    結論、大大大オススメです。少し経ったらまた読みたくなる本。

    高校の国語のテストを見る機会があり、その中で出題されていた話が面白くて、「これは誰の何て本だ?」と思い、探したらすぐに見つかった。それは角田光代さんの「さがしもの」に収録されていた「旅する本」という話だった。角田光代さんの話が高校の現代文の教科書に載っているんだ。いいなぁと高校生を羨んだ。そして、この出会い方こそ、まさに本の魅力である。

    本にまつわる話が9つ編まれた短編集である。
    本を読むことは食事のようなものだと思う。文字を食べて、それを消化して、自分の一部にすること。面白さは読みながらでもわかるけど、本当に自分の一部みたいにそ

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    2026年06月25日
  • もしも、東京

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    ネタバレ

    漫画家が描く東京の街は、本当にクリエイティブだなと感じられる一冊です。
    実際の東京感を残しながらも、それぞれの漫画家さんの特色が出ていて、読んだことがない漫画家の方もいたので、作品は読まないといけないなと思いました。

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    2026年06月19日
  • 月と雷

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    ネタバレ

    いやはや、すごい
    角田光代氏にしか書けない、何とも言えないゲスな人々…周りにいたらめんどくさいし、関わりたくない、と思ってしまうが小説だから最後まで気になって読んでしまう。
    全く愛がないわけでもなく、醜いわけでもなく、ふわふわ漂う人々、何とも言えない読後感…
    でも面白かった、かな


    母、東原直子と父はだれかわからない、智
    生まれてからあちこち移住して暮らしている
    そんなひと時に茨城で暮らした泰子に会いたい!
    泰子ちゃんは生活しているのだろうかを考える。たべて、寝て、掃除して、その繰り返しをきちんとこなしているのだろうかと。

    衝動的に会いに行き、またそれぞれの運命が動き出す、泰子には「あぁ、

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    2026年06月18日
  • 今日もごちそうさまでした

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    角田さんの描く食べ物って、本当においしそう!いろんなおいしいものを実際に食べたような気になる、幸せいっぱいなエッセイだった。

    肉好きだという角田さんの愛する「塩、胡椒してグリルした」羊や、あまりのおいしさに仰天したという「サイボクのゴールデンポーク」はもちろん食べたくなるし、来る夏に茄子やトマトやオクラを食べるのが楽しみになる。
    食べたことないかもしれない鱧も味わってみたいなあ。「鱧を湯に落とし、十五秒で引き上げて食べるのがいちばんおいしい」らしい。ぱっと引き上げ、タレにつけて食べると、「やさしく、やわらかく、ゆたかな味」がするなんて、なんて素敵なのでしょう。

    いくらの醤油漬けを作ったり、

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    2026年06月18日
  • 今日も一日きみを見てた

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    その人柄に惹かれ小説よりもエッセイを手に取る事の多い角田さん!
    今回も角田さんとトトの日々にクスッと笑ってしまったり、ふむふむと納得したり‥
    猫知識ゼロだけど充分楽しい読書時間。
    トトとの日々から角田さんの人柄も垣間見え、ぼそっと呟く角田さんの「黒い部分」になんとも人間味を感じ、好きだなぁ〜角田さん!
    第二弾も読みます!

    トトに救われているお話と最後の「任務十八年」はとても和まされた!
    良いお話

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    2026年06月17日
  • さがしもの

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    1年ぶりに再読
    短編全ておもしろい。
    この本と大学生のうちに出会えて良かった。
    恋人は1人で充分だけど、大切にしたい本は何冊あってもいい。

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    2026年06月06日
  • いま読む『源氏物語』

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    源氏物語には、それぞれの時代で新たな解釈を許す懐の深さ、テーマの強度があることがよくわかり、何度もシェイクスピアを思い出すなどした。10代の時にあさきゆめみしから受けた紫の上の印象は、お二人が話す内容とぴったり重なり、なんと優れた入門書だったのかと、改めて感謝。角田光代さんの現代語訳を拝読するのが楽しみ!

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    2026年06月04日
  • ねこがしんぱい

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    ねこが続く。

    みんなが出かけたあと、ねこは何をしているのでしょうね。
    帰宅するとボクのねこはたいてい同じ場所で眠っています⋯って、真実はわかりませんね。

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    2026年06月04日
  • 神さまショッピング

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    いろんなやつらが神頼みする話。宗教にのめり込む人の気持ちが、もしかしたらこんな感じなのかもしれない。何を頼もう、世界征服?無限の富?やっぱり幸せを感じる人生がいい。でも、簡単に手に入らないもの、だからこその神頼み。頼みますよ神様、もし叶わなかったら呪います。

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    2026年06月01日
  • キッドナップ・ツアー

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    ネタバレ

    思春期手前の、賢くまだ世界を知らない少女と、不器用でダメな父親の冒険譚。

    子どもから見た世界の描き方が鮮明で、いつかの夏の日が思い出されるようであった。
    「ユウカイ」を巡る思惑と父母の取引の内実は遂に明かされず、一方で読後には「これくらいの終わり方がちょうど良い」という納得感と余白が満ち、気持ちの良い午後を過ごすことができた。


    「あの人と結婚してたらきっと私はいなかったね」
    「だから結婚しなかったのかもな」

    父の娘への愛が詰まったこの言葉が大好きだ。

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    2026年05月31日
  • ゆうべの食卓(新潮文庫)

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    いまある食卓も、子供が成長して家を出るまでの期間限定なんだなぁ。親との食事の記憶も、どっちかが亡くなったら、あれが最後だったんだなぁと思うんだな。ずっと続くわけじゃないけど、心には残る。最後の章の、「私たちのちいさな歴史」がじーんときた。

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    2026年05月31日
  • 紙の月

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    角田さん作品で最初に読んだ本でした。

    良かったデス。面白かったです。

    もう戻れなくなる怖さ恐ろしさがうまく描かれていたと思います。最初はチョッとしたことなのに。

    そうです、この世のことは何でも皆すべて、最初はチョッとしたことなのです。でも、戻れなくなるのです。

    不倫もパチンコもハマるんだよねぇ!
         (あ、今パチンコ、関係ないか?)

    角田さんの、人の本質を厳しくとらえる着眼と
    それを上手に言葉に文章にできる才能に惚れ惚れします。

    えぐりにえぐってくるよねえ~、これでもかって!
    グリグリと。そこがまたいいんだけど。

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    2026年05月30日
  • 愛がなんだ

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    愛とか恋とか、何をもって恋人なのかとか。
    そういうことを考えせられる、両足に泥がまとわりつくような感覚とともに。
    男の人が熱心に私を誘うとき、マモちゃんを思い出すんだろうな。求めれているのは私という存在であるという錯覚を味わいながらも、俯瞰したもう一人の自分が彼の誘い文句の中に私への興味がないことを、同時に悟るんだろうな。
    付箋の数は18個、必ずまた読み返す1冊。

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    2026年05月28日
  • ちょっと角の酒屋まで

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    するする~、とあっという間に読んでしまった。
    だよね~、と共感することばかり。
    角田さんってそうなのね、と思うことも多い。
    うちにはワンコがいるけど、次は猫飼おうかな。
    ちなみに私の舌も、わからないことだらけ。なので逆に何でも美味です。

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    2026年05月26日
  • 紙の月

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    恋とお金の話。誰にでも経験のある小さな過ちが積み重なってもう戻れなくなる恐ろしさ。怖かったけど、気持ちが理解できないわけじゃない。読んでいて一緒に過ちを背負ったみたいで辛かったー、、。

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    2026年05月22日