【感想・ネタバレ】今日も一日きみを見てたのレビュー

あらすじ

どこか飼い主に似たアメショーのトト。このやわらかくてあたたかい、ちいさな生きものの行動のいちいちに目をみはり、トイレの掃除をし、病院に連れていき、駆けずりまわって遊び相手をし、薬を飲ませ、いっしょに眠り、もしこの子がいなくなったらどうしようと家の人と話しては涙ぐむ日々――愛猫へのやさしいまなざしが、誰かを愛しく思うすべての人の心を揺さぶる、感涙のフォトエッセイ。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

まさか猫のエッセイで泣くとは思っていなかったけど、泣いた。自分が猫と暮らす上で猫の存在がとても大きな存在になっているんだということを、読みながら噛み締めた。
角田さんの猫への考え方が自分の考え方ととても近い気がして、言葉の端々から伝わってくるトトちゃんへのあたたかい愛やまなざしが心地よかった。
全ての猫好きさん、猫飼いさんにおすすめしたい一冊です。

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2025年11月27日

Posted by ブクログ

「明日も一日きみを見てる」の前作ということで、トトちゃんとの出会いからチビちゃんの時代のエピソード。

特に印象的だったのは、トトちゃんと出会う前と後で自分が変わったというエピソード。私も愛猫を迎えてから同じような変化を実感しているので、とても共感できる内容だった。

「猫は、全世界の猫となるのである。ノンフィクションの現在ばかりではなく、過去未来フィクションまで含む、全世界だ。一匹の猫によって、私たちは、全世界の猫の幸福を祈るに至る。たかだか一匹の猫なのに、その威力は、ものすごいのだなあとあらためて思う。」
まさにその通りで、一匹の愛猫を慈しむ気持ちが、いつの間にか世界中の猫たちへの深い愛情へと広がっていく感覚は、飼い主なら誰もが経験することではないだろうか。
私も愛猫に「うちにきてくれてありがとう。私に会ってくれて、ありがとう。」と声を大にして伝えたい。

猫との出会いがもたらす人生の豊かさと、その存在がどれほど大きな影響を与えるかを改めて感じさせてくれる、温かい一冊でした。

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2025年10月04日

Posted by ブクログ

一緒の布団に入って寝たと思ったらすぐに出ていってしまうトトちゃん
人間が猫と一緒に眠りたいという願いを知っていて付き合ってくれるのかも?という角田さんの考え方すごくわかる うちの猫にもそう思ったことがある

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2025年07月03日

Posted by ブクログ

とても良かったです。
猫好きには是非読んでほしいと思います。
僕は猫を飼っているのですが、僕の猫と同じような部分があったり、違う部分があったり色々知ることができて良かったです。
ちょこちょこ写真も入ってて癒されました!笑
可愛かったです!
猫がいるだけでどれだけ人生がよくなるかわかる本でした。

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2025年02月23日

Posted by ブクログ

私も数年前から猫を飼っているのですが、猫を飼い始めた頃の驚きや猫中心の生活となっていく様子を懐かしみながら読むことができました。トトちゃんがとても可愛い!
猫と暮らしている方にぜひ読んでほしい一冊です。

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2024年01月03日

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私は産まれた時既に猫が家庭にいたが、猫を始めて飼うときはきっとこのような驚きと嬉しさに満ち溢れているのだろうと思った。猫を飼う人はきっと共感しあるあると呟くような日常の一コマを描いたエッセイ

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2023年09月23日

Posted by ブクログ

猫好きなら『そうそう!』と共感できることだらけで、読んでいて思わず微笑むような、胸の奥が暖かくなるような本だった。
『猫好きは自分の飼っている猫だけでなく、世界中の猫が好きになる』この一文に目から鱗というか、確かに考えてみると私の周りもそのとおりだなぁと深く納得した。
ローマの遺跡で保護猫活動が行われているアルジェンティーナ広場を訪れた時、たくさんの人が猫を見て幸せそうな顔をしていたのを思い出した。

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2023年07月14日

Posted by ブクログ

今度は猫。さすがに赤ちゃんには敵わないけどこれもまた思いっきり癒されました。実家を離れる前の5年間くらい2匹の猫が家にいました。その親もほとんど毎日来ていたので計3匹が家の中外をうろうろしていました。気が向くと遊び相手になってはいましたがこれほど向かい合ってはいなかった。いま思うと少し残念。また飼ってみたいけど家族が何と言うか…

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2023年05月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

泣いた。でも別に悲しい話は一切無い。精神的に疲れてる時に、意外な人から親切にされて泣きそうになる気持ちを大きくした感じ、胸にくる。人から猫への静かな愛情が丁寧に書かれていて素晴らしかった。対象が猫じゃなかったとしても共感できるかもしれない。

トトちゃん(猫)が小さい時に家にきて、病院に行って、おもちゃで遊んで、トイレ騒動があって、人に預かってもらって、とか猫との暮らしのエッセイ。猫はもちろん可愛い。

でもこの本で好きなのは、著者が知り合いに、おかあさんに甘えてるのね、と言われた時「飼い主です」と訂正したくなるとか、家族だとは思うけど・・、と口ごもってしまうとか、心の中では一緒にいてくれて嬉しい、幸せ、もう何もいらない、みたいになるのに猫は猫であるとも思ってるところが読んでいてすごくいい。
ここで、猫の‘’奴隷‘’と書いちゃうエッセイだったらきっと買ってない。

著者自身の子供の頃のエピソードも驚きがあってよかった。トイレを我慢して我慢して、具合が悪くなってオヤツのココアを吐いてしまう。そして母親に「我慢してたら上から出ちゃうのよ」と叱られる話。一瞬マジか、、と私も信じるとこだった。

最後にどうしてもらえることになったのか、が分かってよかった。仔猫をホイホイあげちゃうなんてー、と最初の方で薄っすら幻滅しかけたけど、読んでるうちに忘れていた。のがキレイに回収されてすっきりした。

初めて読んだ時、もう涙が止まらなかった。なのでちょっといったん落ち着こう、たぶん、自分のそばにいる犬猫と重ね合わせ過ぎているんだろう、と思って一気に読まず毎日少しずつ読むことにした。
それで著者の話に集中して読んでも、やっぱりエピソードの中で毎回のようにぐっときてしまうので、これは良い本なんだと思う。

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2023年05月22日

Posted by ブクログ

このシリーズ、2冊目の方を先に読んでしまった。
でも順番関係なかった、今回も素晴らしい読書時間をいただけた。

【猫】にまつわるいろんな事を知って驚いていく角田さんとトトの日常が、「うちの猫もそう!!」とか「そうだよねカリカリね、あぁふみふみね(笑)」とか、クスッと笑ってしまうような共通点や共感が満載で、とにかく楽しい。
そしてまたさすがの角田光代…(失礼なの承知だけどだってもう)言い回しが最高に最高で!
猫以前=BCビフォーキャット 
猫以後=ACアフターキャットって!笑
猫好きと犬好きに対する考察も興味深い。
犬好きが可愛いと思うのは自分ちのわんことその犬種くらいまでだけど、猫好きは全宇宙の猫が可愛いから、みたいな所があって「確かに!!!」

トトちゃんが心臓が悪いそうなので、1日でも長く幸せに生きてほしい。
うちの子たちや、全宇宙の猫たちも。

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2023年04月17日

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 ネコ好きの作家角田光代さんのエッセイ。漫画家の西原理恵子さんからもらったアメリカンショートヘアの雌猫トトとの暮らしぶりを書いている。ネコを飼ったことがる人なら、「あるある」と納得できることが多々出てくる。ネコ愛にあふれた一冊だ。

 あと最後の方に、初対面の西原さんが角田さんに、「ネコ、要らない?」と声をかけた理由が明かされている。病んだ人(?)を身近で見てきた西原さんらしいなあ。

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2023年03月31日

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猫大好きな私。オーディオブックで読んだ(聞いた)が、読んでいる間中、猫の可愛さで頭がいっぱい、幸せいっぱいな気持ちになった。
猫の立場で人間を見つめるその視線がなんとも可愛らしい。

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2023年03月16日

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作者のトトへの、猫への愛情が溢れる優しいエッセイだった。
写真のトトがかわいいこと。

猫飼いにとって共感の嵐で、分かる分かる!と頷きながら読み進めた。
特に共感したのは「猫、世界を変える」の章。
「一匹の猫は、全世界の猫となるのである」とあるが、AC(After Cat)の私もまさしくその通りで、読み終わった今、トトや角田さんの幸せを願ってやまない。

猫エッセイ2冊目の「明日も〜」も読みたいと思った。

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2023年03月06日

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猫好きでペットを飼っていない私にとってはすごく新鮮で、読んでいて楽しいエッセイだった。
狭いところが好きじゃない猫もいるのかと驚いたり、壁に突進するトトを想像して笑ったり。
仲間意識が強くて留守の家の人の代わりを務めたり、家族会議に参加してくるトトが可愛すぎた。
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生後三カ月で角田家にやってきたアメショーのトトは、粘り強く慎重派で、運動音痴。ああやっぱり私に似てしまったんだねえと同情し、愛猫の寝息に至福を覚え、どうか怖い夢を見ませんようにと本気で祈る。この小さな生きものに心を砕き世話しながら、救われているのは自分の方かもしれない―猫を飼うことで初めてひらけた世界の喜びと発見。愛するものとの暮らしを瑞々しい筆致で綴る感涙の猫エッセイに猫短篇小説も収録!

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2022年01月12日

購入済み

可愛い

猫ちゃんの写真も可愛いです。私も大人になって初めて猫ちゃんを飼って一緒に生活をして想像していたよりも猫は頭が良くて甘えん坊で、寂しがりやさんで、びっくりする事が沢山ありました。読んでいて、分かるわかる!!と思うことが沢山あって楽しかったです。トトちゃんとの生活を覗かせて頂いてほっこりします。

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2021年02月02日

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ネタバレ

初めての作家さん。
私も猫を飼っているから、所々共感できるところがあった。
「幸せな夢を見られますように」「元気で長生きしますように」と毎日声をかけ、それこそ私の寿命なんていくらでもあげたいと願うほど、私の中で猫の存在が大きくなっている。著者にとっては「猫は子供ではない」らしいけど私にとっては大事な愛娘。
仕事のストレスで病んでいた時もこの子がいたことでどれほど救われたことか。そしてそれは現在も進行形。
猫という生きものは本当に可愛くて尊くて偉大で不思議で素晴らしい天からの贈り物だと常々思う✨

ただ猫ちゃんの可愛さはさておき、読みながら文体や言葉選びがあまり好きではないなと感じ、読みづらさがあった。
何より時々トトちゃんに対してネガティブな言葉が出るのが嫌だった。
「みじめったらしく小さく鳴いて」とか「じっとりと陰湿な」とか……
「みくびる」云々の話もちょっとなぁ……他の猫との違いを認識することはあっても、「うちの子はそういうことできない」とか「どうせ…」なんて微塵も思わないが⁇
ちゃんと愛情を持っているんだろうし、勿論悪意がある訳じゃなく可愛さのあまりにというのはそりゃわかるけど、それにしてももっと他に言い方なかったのかな…(ー ー;)?

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2025年07月01日

Posted by ブクログ

猫可愛がりという言葉を思い出しながら読みました。世の中、猫大好きさんは多い。それと同じように、犬好きさんも多い。ただ、私は、猫好きさんの押し付けが苦手だ。それも、とても、ひじょうに…と強調する言葉をつけたいくらいに苦手だ。一方で犬好きさんはあんまりそういうことをしてこない(と、私の分析)。

あまりにも猫好きさんの押し付けが強烈なので、どういう心理なのだろう?それがわかるかな?と期待してエッセイで読んでみることにした。角田光代さんなら落ち着いて書いておられるだろうし…

楽しいエッセイでした。色々な角度からの分析ぶりも好きでした。色々と疑似体験もさせていただけて、なるほど…と思いました。でも、やはり猫好きさんの押し付けからは逃避したいです。この気持ち、どうやったら押し付け型猫好きさんに伝えられるでしょうか。

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2025年01月19日

Posted by ブクログ

犬派と思ってた角田さんがたまたま子猫をもらうことになってからネコにハマっていく様がさすがの観察力と表現力でリアルに語られていく。こんなにも愛しくかつ人間性までも愛情豊かな存在へと変えてしまうものなのか。飼っていない私は思う。

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2024年01月20日

Posted by ブクログ

1作目を再読。

2作目の方が面白いと思ったのは、
1作目はまだ猫が来たことに慣れていなくて、心配している所が多いけれど、
2作目は慣れが出てきて、ユーモアが増えているからかもしれない。

どちらにしても、トトはかわいい!
このちいさくてふわふわな生き物に、すっかり魅了されてしまった。

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2023年12月03日

Posted by ブクログ

犬派の私でもこの本を読むと猫も可愛いと思える。アメショというよりもこの角田さんちのトトちゃんの可愛さにハマる。猫を初めて飼うという角田さんの猫に関する新しい発見など、読んでいて微笑ましい日常を垣間見れる。間に挟まれるトトちゃんの写真も可愛くて、何度も見に戻ってしまう。

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2023年11月03日

Posted by ブクログ

角田さんが飼っている猫のトトについて綴った、優しい優しいフォトエッセイ。

ペット愛に溢れていて個人的には大好きだけど、恐らく動物を飼ったことがない人には理解しがたいので★4で。

私も初めて犬を飼い始めてからもうすぐで2年になるから、ペットに対するあるある、共感の嵐。犬猫の飼い主の皆さまは角田さんと楽しくお話してる気分になるかもしれない。

最後のおまけ短編は、ほんとに短いのに泣きそうになった。命あるものは必ず死を迎える。
その長さに関わらず、共に過ごす時間が充実し、お互いが幸せであれたらいいなと思う。

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2023年05月13日

Posted by ブクログ

可愛い…癒し…
その中でハッとする言葉がいくつかある。
さすが角田光代さん。

目の前の猫を見てるだけで、幸せは全部全部ここにある、という思い。
あとは愛とは、見下すこと。
この人はどうせ○○、でも、ということ。

これは面白い視点だなぁと思った。

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2023年03月25日

Posted by ブクログ

“猫のやさしさは奥ゆかしい。遠慮がちですらあるように、思う。”

【八日目の蝉】や【紙の月】の著者と、ある日知人から譲り受けたアメリカンショートヘアの仔猫トトとの日常を描いたエッセイ。
かわいい猫の写真も掲載されている。

私は猫好きの猫アレルギーなので、叶うことの無い猫との暮らしに思いを馳せながら読んだ。

飼い猫をよく観察し、生き方を学ぶ。
種が違う生き物との共存の様子はとても興味深く面白かった。
すべての猫に幸あれ。

いのちの尊さと愛おしさを感じる1冊だ。


こんな人におすすめ .ᐟ.ᐟ
・猫好きの人
・エッセイが好きな人

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2023年02月26日

Posted by ブクログ

今日も一日きみを見てた

私も一日中きみを見てる日がある
お休みで一日家に居られる日
至福の時間
家事とかやる事はあるのに
ずっと見てる
ずっと見てたい。
飼い猫2匹。
どんな仕草も愛おしくて飽きないの。

このタイトルを知り
絶対読みたくて探した。
猫愛に溢れた日々のお話。

猫愛ってなんだろう
ペット愛ってなんだろう
言葉にするのは難しいけど
一緒に過ごす時間が
何気ない日常が
その一分一秒が愛おしくて。
それだけで幸せ。

favorite sentence

・撮り手の愛する、あるいはかつて愛した、言葉を交わさずともに過ごしたちいさな生きものがちらちらと見え隠れして、眺めているうちに泣けてくることもある。

・それはじつは、私の願望ではある。どうかトトが、夢のなかでこわかったりひもじ かったりする目には遭いませんように、という、馬鹿みたいだけれど、わりあい本気 の願望。だって、私たち人間は、そのこわかった夢を人に話すことで笑い話にしたり できるけれど、猫にはそれを伝える術がないのだから。

・犬を飼ってる人は、自分のうちの犬(とその犬種)が好きなんです。猫を飼ってる人は、世界じゅうの猫を好きになるんです。

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2025年01月29日

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『明日も一日きみを見てる』を読んでから、気になって前作(本作品)を読みました。

トトちゃん、猫初心者の角田さんに飼われるべく来た子だなと思った。普通なら怒りそうなことも受け入れる性格、メス猫だからかな。

BC(Before Cat)期、AC(After Cat)期って考え方、面白いなぁ~と思った。私も"猫"とタイトルに付いたり、猫が出てくる作品を読みたくなる。

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2025年01月13日

Posted by ブクログ

6年前くらいに、買ってもらった本。
なんでか、読まずにいた。
読み始めたら、一気に読んじゃった。
角田さんが飼ってる猫のこと。
と、最後に猫視点の小説がある。
猫視点の小説、良いなぁ。

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2025年01月12日

Posted by ブクログ

猫を飼ったことはないけれど最近猫と触れ合う機会があったからかつい手に取った本。トトちゃん、かわいい。角田さんの性格が伝わってきてつい笑ってしまう箇所がいくつかあった。反面、飼っていた犬のこと、いくつもの小さな命との別れ、直近の祖父の死のことなど色々な出来事を思い出して涙を流しもした。

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2025年01月09日

Posted by ブクログ

近所の人が飼っている猫ちゃんの話を聞いたような安心感、そして自分の飼い猫とのこれまでの思い出を振り返られるような、そんなエッセイ。読者というより、トトに向けたメッセージのような気がする

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2024年06月10日

Posted by ブクログ

猫と生活を共にすること、そんな日がくるとは今時点では思ってないけど。思わぬきっかけで実現もしそうだし、それもきっと充実しそうとも思う。

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2023年07月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

角田光代さんご夫婦が、愛猫のトトちゃんを迎えて、その後の生活がどのように変わったかが描かれたエッセイ。
ニャンコあるあるが多く、ニャンコを飼ってる人は共感する部分が多いのではないかと思う。

私はニャンコと暮らした経験はないけれど、愛犬を迎えて人生がガラッと変わった経験はあるので、ものすごく共感できたし、角田光代さんという人格そのものも、益々好感を持てたし、とても親近感を憶えた。

そして、トトちゃんに対しても、ものすごく尊くて愛しい気持ちになった。
ニャンコもいいなぁと純粋に思う。

こんな小さな生き物が、本当に自分の見てきた世界を変えるし、病んだ心を救ってくれるし、それこそいびきをかいて寝ている姿を見て「これ以上何も要らない」と満たされた気持ちになる。
本当に何者なのだろう。天使のような存在。

最後のボーナストラックの猫目線での描写がとても良かった。
思わず泣きそうになった。やっぱり天使だ。

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2023年04月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

猫ってかわいいんだ…。知っていた気はするけど、本書を読んで改めて感じた。写真を見て、さらにかわいいなと思う。
猫好きは世界の猫を愛するっていうのは、周囲を見ていても納得。
BC(Before Cat)とAC(After Cat)という表現が好き。

ただただ飼い猫の自慢話ではなく、トトちゃんを軸に筆者の気づきが書かれていて読みやすかった。
が、同じエピソードが繰り返される(来客があると一旦隠れて出てくる、台にのぼる、自分も家族の一員として参加する、などなど)がさすがに多すぎるので星は減らしています。

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2023年03月04日

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