【感想・ネタバレ】泥酔懺悔のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2020年08月15日

総勢11名の情勢が、酒にまつわる、まあ総じてどうしようもない、どうかしている経験とその反省と言うか自らを省みて飲酒の鋼材と何故に人は記憶を失うまで泥酔しなければならないのかをシリアスに語るエッセイ集。非常に秀逸。

なかでも山崎オナコーラさんの「ひとりでお酒を飲む理由」には身につまされてなるほどなる...続きを読むほどと、自分にとってのお酒の立ち位置、のみならず人との関わり方、一人でいることの楽しみ、みたいなものを的確に表現されていて膝を打つ思い。

しかしまあ、みんな記憶をなくすんだね。ちょっと心配していたけれど、まあ、酒飲みなら普通だわな、うんうん。

三浦しをんさん、角田光代さん、平松洋子さんといった大好きな作家のみなさんの文章が読めて幸せだ。
これは酒好きのバイブルだな。酒場巡りしている女の子たちには是非読んで欲しいなあ。

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Posted by ブクログ 2020年05月01日

泥酔の失態を開き直るんじゃねぇ、と下戸の私は常々。んでも、人の泥酔を楽しむってのは面白い視点かもしんない。そんな余裕があればなぁ。
総じて若い年代の著者のほうが面白かったかな。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年06月21日

 12人の女性作家などの酒に関するエッセイです。「泥酔懺悔」、2016.9発行(文庫)。面白かったです。①三浦しをんさん、30代から泥酔すると記憶を失う。朝起きると下半身裸で便器を抱いた形で寝ていたと。飲酒の習慣に並ぶのは読書ぐらいとか。②角田光代さん、飲み始めたら途中でやめられない。とことん飲んで...続きを読む記憶がなくなる。覚えていない泥酔時間、角田さんはどうなっているのか?w。③大道珠貴さん、女のひとのグラスについた口紅を指二本で拭うしぐさ、あれ。あの指をあとどこへなすりつけるんだろう、すごうく、気になる。
 12人の女性作家の酒にまつわるエッセイ集。「泥酔懺悔」、2012.11刊行、2016.9文庫。私の懺悔度ベスト3選定は: 角田光代さん「損だけど」、三浦しをんさん「下戸一族vs飲酒派」、平松洋子さん「18の夜の話」。

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Posted by ブクログ 2018年02月12日

ニヤニヤしながら読んでしまった
私の好きな作家さんと私の飲み方が似ていて嬉しかった
下戸の人の感覚も知れて楽しい本

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購入済み

素直に読めます

2017年07月31日

女性のみなさんの「酒」に関するエッセイ集。
大酒飲みあり、そうでない方あり。
みなそれぞれいろいろな思い出があることに気づかされます

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Posted by ブクログ 2023年07月29日

藤野かおりさんの章が好きだった。三浦しおんさんの章は何かほっこりした。
大道珠貴という作家は知らなかったが、とても気持ち悪い文章を書く人だなと思った。

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Posted by ブクログ 2023年06月05日

女性作家やエッセイストが綴る、お酒にまつわるアンソロジーエッセイ。

泥酔懺悔、という名に恥じず、お酒での失敗を赤裸々に語る人もいれば、全く逆で下戸だという人や別にそこまでお酒が好きではないという人まで様々。
お酒との付き合い方にもそれぞれスタイルがあり面白いです。

個人的におもしろいなと思ったの...続きを読むは、西加奈子さんの書く『名女優』の中の一説。「酔い方は、初めて泥酔したときに決まる」という話。
私は割とお酒に強いので泥酔したことはないのですが、小さい頃にウイスキーボンボンやちょっとお高めなラムレーズンアイスを少しだけもらって食べた時の、気分が高揚して楽しくなって、贅沢なあの感じを今も覚えていますし、実際今でもお酒を飲むとふわっと楽しくなる方です。
もしかしたら本当にこの説、あり得るのかも??

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Posted by ブクログ 2023年01月19日

★3.5
飲める人と下戸の人の話がどちらも楽しめるお話がたくさん!

私はたまに飲んで、さらにたまのたまに記憶もなくします、、。

気心の知れた友達と飲むお酒は最高です!

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Posted by ブクログ 2022年05月06日



どうも、私です。
ただいま絶賛禁酒10日中(そんくらいで自慢するなっ!)

お酒で「やらかした!」と冷や汗まみれ(あるいはゲロまみれ)な出来事はここ数年一度や二度はありまして。人の泥酔エピソードはふふふと笑っていられるが、いざ自分の身になるともはやホラー映画より恐ろしい。できれば宇宙の闇に葬りた...続きを読むいけれど、そういう時に限って記憶力を発揮し、うんこのように記憶は脳内にへばりつく(汚っ!)

この一冊は12名の女性著名人の、酒にまつわるエッセイが書かれています。酒豪と呼ばれる人も居れば、代々下戸な人もいる。酒で失敗した話や、酒に対する思いなど綴られていて、さまざまな視点が見れて。20代後半によく読んでいた角田光代さんの「損だけど」の一編を読み、「あ、私と同じだ!」と大変共感しました。「懺悔」と言えば大袈裟かもしれないが、やはり一つずつ小さい失敗がかさなると自己嫌悪にもつながる。

さて禁酒した理由は何かやらかしたと言う訳でもなく、酒を嗜む程度にする事ができない私には今必要な措置だと、「限度を持って飲む」を学習するにはどうしたらいいんだろう。一度アルコールでも入れば限りなく飲み続けてしまう事が酒の失敗談につながる事かなと思いました。

限りのある人生に酒に飲まれるではなく、好きな人と好きな酒を楽しく。うんこみたいな記憶を残すではなく、キラキラして宝石のような記憶を作っていけたらと思います。

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Posted by ブクログ 2021年12月10日

朝倉かすみ、中島たい子、瀧波ユカリ、平松洋子、室井滋、中野翠、西加奈子、山崎ナオコーラ、三浦しをん、大道珠貴、角田光代、藤野可織らの泥酔物語。藤野可織がよかった。

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