藤野可織の作品一覧
「藤野可織」の「ピエタとトランジ」「てのひら怪談 ずっとトモダチ【試し読み】」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「藤野可織」の「ピエタとトランジ」「てのひら怪談 ずっとトモダチ【試し読み】」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
同志社大学大学院文学研究科美学芸術学専攻博士前期課程修了。『いやしい鳥』、『いけにえ』、『爪と目』、『ファイナルガール』などの作品を手がける。代表作『爪と目』で芥川賞を受賞している。
Posted by ブクログ
「青木きらら」という名詞を与えられて、
どんな人物を思い浮かべるだろうか。
可愛いorカッコいい?
華奢or小太り?
高身長or低身長?
長髪or短髪?
性格は?服装は?髪色は?
思い浮かんだ数が積み上げた悪徳で、
当てはまった数が積み上げた悪行です。
9人の青木きららが同じ特徴を持っていたとしても、
10人目の青木きららがその特徴を持つわけではない。
永い永い人類の歴史の中で
張り付いて取れなくなった「女性」に対する
役割、幻想、強制、思惑。
それらを引きはがそうと試みた小説。
のように、自分には読めた。
……ところで、青木きららは女性だと、思い込んでいませんか?
Posted by ブクログ
「私の身体」を「生きる」とは何だろう。いや、「私の身体」とは何だろう。そもそも、「私」とは何だろう。
各作家たちの切り口は様々だが、みな共通しているのが、己という存在を不可欠に構築するこの肉体というものの生物的な役割にも社会からの眼差しにもかなり戸惑い、苦しみ、受け入れたり受け入れられなかったりしながらどうにか生きている点で、強く連帯感を持ちながら読んだ。
痛ましさを感じたのが、執筆陣の女性たちはほぼほぼみな性被害の経験がある点。私にもあるし、私の友人たちもほとんどあると思う(学生の頃、痴漢が話題になったとき、その場にいた10人ぐらいのなかで痴漢に遭ったことがない子は1人しかいなかったことを