藤野可織の作品一覧
「藤野可織」の「ピエタとトランジ」「私の身体を生きる」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「藤野可織」の「ピエタとトランジ」「私の身体を生きる」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
同志社大学大学院文学研究科美学芸術学専攻博士前期課程修了。『いやしい鳥』、『いけにえ』、『爪と目』、『ファイナルガール』などの作品を手がける。代表作『爪と目』で芥川賞を受賞している。
Posted by ブクログ
かなり好き!女同士のバディもの。シスターフッドとも言えるけど、“バディ”の方がしっくりくる。
ピエタとトランジ以外の登場人物は入れ代わり立ち代わり出てきてどんどん死んでいくけれど、2人が楽しそうならもうそれでいいねと思えるぶっ飛んだ本。倫理観なんてない。でもこれでいい。これがいい。だって2人が最高だから。
女子高生のままお話が進むのかと思いきやだんだん2人も歳をとっていく。
歳をとっても高校生の頃の変わらない温度感のやり取りをする2人が最高!一時的に離れることはあっても結局二人でいることを選ぶ。選んでくれる。
本当に仲のいい女同士の会話ってこういう感じだよな……としみじみ思う。
こんなに愛