ピエタとトランジ

ピエタとトランジ

792円 (税込)

3pt

私たちの冒険は続く――「死」が二人を分かつまで。

親友の名前はトランジで、私はピエタ。
彼女に出会ったその日から、最高にクレイジーな人生がはじまった!

芥川賞作家が放つ、極上のロマンシス・エンターテインメント!


頭脳明晰な探偵のトランジと、彼女に惚れ込む助手のピエタ。トランジは殺人事件を誘発する体質の持ち主で、二人の周囲では次々に人が死んでいく! 事件を解決しつつ各地を転々とする二人だったが、トランジには人類を脅かすさらなる秘密があった――。芥川賞作家が放つ傑作ロマンシス・エンターテインメント!

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ピエタとトランジ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ロマンシスターフッドとでも言っておくかな。
    とんでもないものを読んでしまったぞ!
    痛快で強烈でクレイジーな作品。

    人が死んでいくことに暗さがないからこそ、
    『死ねよ』が
    かなり可愛い。
    そんな相手に出会いたいとまで思ってしまう
    女同士って難しいんだわ。

    なにより本名気になっちゃいますね。


    0
    2025年10月27日

    Posted by ブクログ

    かなり好き!女同士のバディもの。シスターフッドとも言えるけど、“バディ”の方がしっくりくる。

    ピエタとトランジ以外の登場人物は入れ代わり立ち代わり出てきてどんどん死んでいくけれど、2人が楽しそうならもうそれでいいねと思えるぶっ飛んだ本。倫理観なんてない。でもこれでいい。これがいい。だって2人が最高

    0
    2025年09月27日

    Posted by ブクログ

    792

    352P

    藤野可織
    1980年京都府生まれ。2006年「いやしい鳥」で文學界新人賞を受賞しデビュー。2013年「爪と目」で第149回芥川龍之介賞、2014年『おはなしして子ちゃん』で第2回フラウ文芸大賞を受賞。他の著作に『ファイナルガール』『ドレス』『私は幽霊を見ない』『来世の記憶』など

    0
    2024年09月06日

    Posted by ブクログ

    トンデモ設定を活かしきれてて見事。
    女子高生2人の日常から始まったはずだったのに、気づけばすごい場所へ連れてかれてました!

    0
    2023年11月04日

    Posted by ブクログ

    頭脳明晰なトランジは殺人事件を誘発する体質の持ち主で、周囲でどんどん人が死んでゆく。そんなトランジと、彼女の助手であり友人であるピエタのロマンシス小説。
    『おはなしして子ちゃん』に収録されていた『ピエタとトランジ』の続編であり完全版です。

    ずっと文庫化楽しみにしていたので、珍しく発売してすぐに読み

    0
    2022年10月20日

    Posted by ブクログ

    ある意味最強バディ物の話だと思った!
    コナン君体質のトランジと、そのトランジに高校の時に出会ってから親友となったピエタの2人のハチャメチャな物語。
    個人的にはこう言う話の終わりが大好きで、読者の想像力を、掻き立てるいくらでも結末が広がる終わり方最高!
    特にこの本の内容的にはよりそう思った。

    0
    2025年11月26日

    Posted by ブクログ

    人類滅亡間近の世界を救おうとすることもなく、絶望や悲観に暮れることもなく、楽しげに当たり前に一緒に歳を重ねていくピエタとトランジがすごく好きだった。
    最後、アイスを食べるピエタとその膝に頭を乗せたトランジの会話が高校時代の二人と変わらないのがめちゃくちゃえもい。
    たとえ通りすぎた道には死体の山しか残

    0
    2025年10月22日

    Posted by ブクログ

    最高!最高!
    最初は女子高生青春バディもの!二次創作待ったなし!とか思っていたけれど、想像してたよりずっと先まで描いてくれていて、ずっと一緒にいてくれて、とてもとても嬉しかった。そして描かれる事件がどれも意味を持っていて、女性として筆者のことをとても信頼できると感じた。
    でもなによりピエタが魅力的だ

    0
    2025年09月27日

    Posted by ブクログ

    死を願う言葉が この二人にとっては こんなに愛のある言葉になるなんて、ほんとうにすごい友情の話だなと思う
    なんだか不思議な世界観がわたしはとても好き

    0
    2025年09月21日

    Posted by ブクログ

    短編集『おはなしして子ちゃん』に収録されていた「ピエタとトランジ」のその後を描いた作品。
    主人公の2人のヒロインのキャラクターが立っているので、いくつかちょっとした事件を並べておけば、場面設定を大きく変えずに連作短編として十分一冊の本にまとまったと思うんだけど、あえてそれを行わずに2人に年を重ねさせ

    0
    2023年10月03日

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