中島たい子の一覧
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ユーザーレビュー
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もう何回読んでいるかわからない本。勉強になります。何故か調子が悪くなると手に取っていて読み終わった後、ドラッグストアで手に入るエキス剤飲んでいる。本格的に漢方薬調剤してもらったら、お高いんだろうな☺
Posted by ブクログ
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6編の短編集です。いづれの章の中に少しずつ繋がりがあります。別の宇宙から来た宇宙人が人間に紛れ、隠れたメッセージを送ってくれます。私たちが大事にしたいメッセージが種明かしされたとき、うーゎ、中島たい子さん、素敵✨と思いました。地味に恋愛小説なのでは?
Posted by ブクログ
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川波みのり(31)独身
胃がひっくり返るような体調不良なのに病院での診断は異常なし
最終的にたどり着いた東洋医学で心とからだのバランスを整える というお話
まずタイトルのセンスよ
そして小気味良いテンポ
比喩が上手くて、ニヤリ
女性は年齢を重ねるにつれ、不調が出てくる方も多いはず
例に洩れず私も
...続きを読む体調が万全な日が少なくなってる
解説の酒井順子さんが《狭間に悩む全ての人達に効能がある》というのに納得
不調という狭間をもがいて、自分なりの「何か」を見つける
共感できることの多い小説だった
Posted by ブクログ
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現代医療の主流とされているとも言われる西洋医学と対置される東洋医学。本書はその東洋医学たる漢方に主眼を置いた物語です。
主人公みのりの視点に立ち、淡々と描写されていく少し癖のある文体に、最初は戸惑うかもしれません。
しかし、1頁、1頁とめくるたびに、まるで漢方が徐々に身体のバランスを調えてくれている
...続きを読むかのように、身体に馴染み染み渡っていくような感覚を受けることでしょう。
物語自体にそれ程の起伏はありませんが、それこそ本書の主眼とするところの漢方の性質をよく表しているように感じました。
分量もそれほどなく、漢方についての基本的知識も身に付けられるので一読をおすすめしたい作品です。
Posted by ブクログ
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新聞の書評を読んで、読んでみたいと思った本。
初めての作家さんだったが、想像していた以上に心に響いた。
登場人物の一人である朝子の年齢が自分と近いためか、彼女の置かれた状況や考えること(年老いていく両親の変化を諦観しながらも、やりようのない憤りを感じているところなど)、共感せずにはいられなかった。
...続きを読む
また、院内カフェでバイトする鳴かず飛ばずの作家、相田亮子の働きぶりが素人くさいのだが、その目線は客観的でありながら、ちょっと意固地なところもあって好ましい。バイトのバリスタ、村上君もかなりいい味だしている。
来院の理由、滞在時間の長短に関係なく、病院という所は本当に精神的エネルギーを奪う…私の場合。
院内カフェは、街中にあるあのチェーン店のカフェと何ら変わることなく看板を掲げている。
不穏の中の平穏。
闇に浮かぶ光。
と言ったら大袈裟かもしれないが、私もその存在に救われたことがある。
病院の会計を終えてそこへ立ち寄ると、自分はフツーの世界に戻ってきたのだ、という安堵感が押し寄せるのだ。
2019.11.27
Posted by ブクログ
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