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「家、欲しいな」思わず呟いた自分の言葉に驚く30代半ば、独身、アパート暮らしの長田真里。結婚相手を見つけるのでもなく仕事に成功するのでもなく、ひとりで心地よく暮らせる家を建てるのって、ありですか? 従妹の友紀子や両親を始め世間の壁を越えることで見えてくる風景。「彼の宅急便」を併録。
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Posted by ブクログ
想像上の話でも図面上の話でも、そこには家があって入っていく。想像した家と自分を見つめ直していく。気持ち良かった。家は「人」が住むもので「人」の夢。確かにそうだと感じる。惹かれながら見ないようにするのは辛かっただろうと思うが、それ以上に建てることへのワクワクがあったのかもしれない。 彼の宅急便/葛藤し...続きを読む続けるのが人間で、男女関係なら尚更。最後に思い出せてスッキリ出来て良かった。
三十代半ば独身女性の主人公。万人向けではないでしょうが、個人の『家を建てたい』という夢が詰まっています。結婚相手探しが場所探しになり、果ては施主となる彼女が、設計者らと相談しながら、いかにして自分の居場所となる家を建てようとするのか。お酒を飲みながら、自由な発想で、ああだこうだと話すシーンが好きです...続きを読む。両親や親戚は不安と期待で色々言いますが、彼らの愛すべき言動にささやかな皮肉で応対するなど、私はところどころで笑わせてもらいました。
【本の内容】 「家、欲しいな」思わず呟いた自分の言葉に驚く三十代半ば、独身、アパート暮らしの長田真里。 結婚相手を見つけるのでもなく仕事に成功するのでもなく、ひとりで心地よく暮らせる家を建てるのって、ありですか? 従妹の友紀子や両親を始め世間の壁を越えることで見えてくる風景。 「彼の宅急便」を...続きを読む併録。 [ 目次 ] [ POP ] 独りでいる時間の長さが、もはや哲学になっている主人公。 30代半ばの女性が家を建てることを決心すると、両親や親戚など身近な人々が、どれ程反応するものなのかを、目の前で起こっていることのように楽しんだ。 気の弱そうな主人公が、強烈なキャラクターの面々に囲まれながらも、意志を貫こうとする姿にはらはらし、やがて、心が均されていく。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
作中のオバケハウスのような、日常で無意識に目にとまるようなものを、心のどこかで欲しているというのに共感できた。 家を建てることで、街を創る一員になるなどの発想が心踊る。 ロジカルに話が展開していき、ユーモアもあって面白い。 読みやすい一冊。 30才になったらもう一回読んでみたい♪
初めてこの著者の本読んだ。ジャケが可愛かったから手にとってしまったのだけど、プッと笑えて面白かった。家に対する思いの説明の件はちょっと長かったけど…読後はさわやか。
この人の書く主人公はいつも等身大という感じがするが、これは特によかったと思う。 「家」っていうのも楽しいし。
独身女性が家を建てるのはありか、なしか。 どんなに疲れて帰ってきてもいいように、玄関あけたら風呂の部屋… ルパン三世に出てくるような、ベッドルームにぶらさがった紐をひっぱると180度部屋が回転…などなど非現実的なアイデアを、設計士と打ち合わせする描写が巧み。さものぞき見しているかのように、のび...続きを読むのびいろんな家を描いている。 これは家を建てる小説というのは建前で、本音はべつのところにある。 あっけらかんとしつつも、すこーし切ないお話。 同時収録の『彼の宅急便』は誰かと別れたことのある女性は、あーあーと共感できる。
30代半ば・独身・賃貸暮らしの女が思い立った。 「家を建てよう」 家とは?家が人にとってどうではなく、この人には家というかたちで必要だったもの。じゃあ自分にはどんなかたちがベストなんだろう。想像するのが楽しかった。併録されてる話がなんかぐさっときた。
この人の本は、いい。好き。 主人公のボーっとした感じ。 読んでるこっちもボーっとできる。 時間の流れ方がマイペースだからかな? 家を建てたくなる、という本ではないです。
パラパラめくったときに、主人公が家を建てるために住宅展示場に行くくだりが愉快だったのだ。 2004年にオレも自分の家を建てたのだが、結構住宅展示場に行くのって勇気がいるもの。 後ろからハウスメーカーの人がピシッとついてくる(笑)ので、冷やかしで行くのはなかなか・・ この小説の主人公の真里は、独身な...続きを読むのに「おくさま」「おくさま」と接客され、私は独身と答えた時の空気が・・ そんなプッと笑えるようなシーンが目に浮かぶ。 ライフスタイルというものは十人十色。キッチンにこだわる人もいれば、お風呂にこだわる人もいる。 プランを設計士に話し、図面を引いてもらい、それができたときのワクワク感。 自分や家族がそこで生活することを想像するだけでも、何だか心が満たされる気持ちになったなあ。 一生で一番高い買い物になるだろう家の購入。オレにはもう2度目は無いだろうなあ・・・。 全体を通してはさほど面白くなかったが(笑)、昔を思い出しました。
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