無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
女性だけでなく、男性にも読んで欲しい本だな、と思いました。
内容は、生理前の一週間ほどに現れる様々な身体・精神的不快症状であるPMS(月経前症候群)について、主人公の女性の独白(=ストーリー)を辿りながら眺めていく、というものになっています。
女性からしてみれば、「あるある」「私もそう」といった共感がある中で、男性が読んでも面白くない、ということは全くない作品だなと感じました。
男性が読むのであれば、PMSの真っ只中にいる女性が、突然泣き出したり落ち込んだりしている原因について、そしてその時の女性の内面について知るにはもってこいの内容です。
ドキドキハラハラするようなお話ではありませんし、驚くような仕掛けのある本ではありませんが、日常の中で女性というものを切り取った、実に写実的な作品です。
「お話だから盛ってるんじゃないの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実際、こんなもんです。
PMSがある人は、だいたいこういう風に生きていますよ、というお話です。
ちなみにですが、私は漢方薬にたどり着いて、かなり改善されました。
Posted by ブクログ
主人公は30代女性。時折、どうしようもない鬱々とした感情に苛まれて仕事が上手くいかないことにネガティヴになったり、家の中のものにあたったり。
それは、「PMS」という名前の、女性が多く悩まされる症状なのだった。
女性特有の、病気でもないけれどフツーの状態でもない、「PMS」を扱った作品。
テーマがテーマなので登場人物も女性が多いし、一見どこにでもありそうな日常モノにも見える。その中で、ふいに「生理的な他人に対する怖さや気持ち悪さのようなもの」や「PMS特有の女性の精神状態」が描かれて「リアルな女性のやるせなさ、気だるさ」が伝わってくる。
こういう作品は男性の感想も聞いてみたいところ。「PMSって知ってる?」と聞いたらやっぱり「バンド?」とか返ってくるんだろうか。
Posted by ブクログ
一生にくる月経の回数は平均して500回なんですってさ…不快感と不便さと苦痛がそんなにも続くのだ。わたしも気が遠くなった。そして生まれた時には既に四十万個の卵胞を持っている、ときてはもう。わたしが子宮を持ってるのか子宮がわたしを持ってるのか。…間違いなく支配してるのは子宮の方だと思うくそう。
この本を読んですごく頷いたのは、身のうちに自分じゃないなにかを住まわせてる感覚。自分ではどうにもならないできないものと毎月毎月毎月毎月いやでも付き合わなきゃいけないそんな生き物であるということ。だけど、それがわたしだ、ということ。
だって身のうちにいるのだやつは。それならきっと、やつも含めてわたしなのだろう。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。