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Posted by ブクログ 2022年04月18日
女性だけでなく、男性にも読んで欲しい本だな、と思いました。
内容は、生理前の一週間ほどに現れる様々な身体・精神的不快症状であるPMS(月経前症候群)について、主人公の女性の独白(=ストーリー)を辿りながら眺めていく、というものになっています。
女性からしてみれば、「あるある」「私もそう」と...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年12月01日
主人公は30代女性。時折、どうしようもない鬱々とした感情に苛まれて仕事が上手くいかないことにネガティヴになったり、家の中のものにあたったり。
それは、「PMS」という名前の、女性が多く悩まされる症状なのだった。
女性特有の、病気でもないけれどフツーの状態でもない、「PMS」を扱った作品。
テーマが...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月25日
一生にくる月経の回数は平均して500回なんですってさ…不快感と不便さと苦痛がそんなにも続くのだ。わたしも気が遠くなった。そして生まれた時には既に四十万個の卵胞を持っている、ときてはもう。わたしが子宮を持ってるのか子宮がわたしを持ってるのか。…間違いなく支配してるのは子宮の方だと思うくそう。
この本を...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年02月11日
PMSという言葉があることは、以前から知っていましたが、秀子のようにそこまで重い症状が出ることもあるのだと知りました。
物語の最後の方に、「いつもと違うときは誰にでもある」とありました。何もPMSが特別なわけではなく、人の体調には、凪があったり、シケがあったりするもの。それは、女性だけではなく、男...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
ちゃんと小説なんだけれど、中島たい子さんがヒデちゃんなんじゃないかと思ってしまう程、なんだか親近感。
私はPMSと自覚があるほどヘビーな状況ではありませんが、ま、女性ならなんとなーく理解できるのでは。
そしてちょっと安心するかも。自分だけじゃないし、自分のせいじゃないんだって事に。
"漢方...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月03日
「変な生き物だよね、私たち」
「かなりね。あまり知りたくないよね」(146ページ)
PMSか、ピーターパン・末期・シンドロームか、なにか分からないけれど、
毎月やってくるそのホルモンに翻弄される女たち。
「自分が変なことに、もっと自信を持てよ!」(143ページ)
けれど、繰り返し来るその波を超...続きを読む
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