漢方小説

漢方小説

407円 (税込)

2pt

【第28回すばる文学賞受賞作】川波みのり、31歳、脚本家、独身。胃がひっくり返ったようになるのに、眠れないのに、病院に行って検査をすると『特に異状なし』。あのつらさは何? 昔の男が結婚したショックのせい? それとも仕事のストレス? 最終的にたどりついた東洋医学で、生薬の香りに包まれながら、みのりが得たものは。心と体、そして人間関係のバランスを、軽妙なテンポで書き綴る。仕事も、恋愛も、なんとなく疲れちゃった…。大丈夫! そんなときの処方箋。

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漢方小説 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    もう何回読んでいるかわからない本。勉強になります。何故か調子が悪くなると手に取っていて読み終わった後、ドラッグストアで手に入るエキス剤飲んでいる。本格的に漢方薬調剤してもらったら、お高いんだろうな☺

    0
    2023年08月28日

    Posted by ブクログ

    現代医療の主流とされているとも言われる西洋医学と対置される東洋医学。本書はその東洋医学たる漢方に主眼を置いた物語です。
    主人公みのりの視点に立ち、淡々と描写されていく少し癖のある文体に、最初は戸惑うかもしれません。
    しかし、1頁、1頁とめくるたびに、まるで漢方が徐々に身体のバランスを調えてくれている

    0
    2020年12月06日

    Posted by ブクログ

    これは今の私にぴたっときた。

    ー喜びは悲しみに勝ち、悲しみは怒りに勝ち、怒りは思いに勝ち、思いは恐れに勝ち、恐れは喜びに勝つー

    バランスが大事なのだ。
    木火土金水の五角形を眺めてしまう。

    0
    2019年02月10日

    Posted by ブクログ

    タイトルの通り漢方薬がメインの内容でしたが、主人公の女性やその友達に起こる様々な変化に、東洋医学の診断を上手く織り交ぜながらわかりやすく解説されてます。
    患者さんへの説明の参考にオススメですよ❗️

    0
    2018年05月06日

    Posted by ブクログ

    漢方薬を服用することになり、思い出しての再読です。

    著者の本の最大の魅力は、シリアスな中にあるクスッと笑える部分。
    そこを思い切り堪能しました。

    感情と臓器は同一。
    身体に寄り添う東洋医学に惹かれます。
    私が服用するようになった漢方薬がどれ位効いてきてるのかはまだ不明。
    でも、今までの西洋医学の

    0
    2017年08月25日

    Posted by ブクログ

    悩める30代を東洋医学が救ってくれる物語。


    葛根湯なら分かるけど、という私のような素人でも充分楽しめる内容で、東洋医学入門としても良い作品だと思いました。


    体調不良で救急搬送ののち、大学病院の診察では異常無しと言われてしまい途方に暮れる主人公。
    藁をもすがる思いで、東洋医学の診察を受けてみる

    0
    2024年06月26日

    Posted by ブクログ

    漢方の事に少し興味があり、なにかないかなぁ っと思っていたときに目に入ったので読んでみた。
    小説だけれど、なんとなく漢方の事が理解出来た。
    なかなか面白い一冊。
    特に最後の数行がこの小説を締めてくれる。

    川波みのり、31歳、脚本家、独身。
    救急車で運ばれるが西洋医学では正常と判断。
    症状は治まらず

    0
    2022年09月28日

    Posted by ブクログ


    仕事柄、漢方や東洋医学のことを少しは聞いたことはありますが、この本を読んで漢方の事もっと知りたい!とスイッチが入りました

    咳が止まらなくて病院に行ったのに、レントゲンとCTを同時に、しかもCTを先に撮られ、胃カメラではないとわからない病名を告げられ、不安な気持ちを落ち着かせる薬をもらい、咳止めす

    0
    2022年08月27日

    Posted by ブクログ

    イライラしたり自分をうまくコントロールできない時に読むと不思議と心が落ち着く本。全く癒される内容じゃないのに。
    こればっかりは妙齢の女性にしかわからない絶妙な心情。それをとてもポップに読みやすーく描いてる。
    そもそも男性にはこの本、全く面白くないんじゃなかろうか…。
    周囲との差や良くある固定観念が、

    0
    2022年01月29日

    Posted by ブクログ

    【読み終わって感じたこと】
    つい最近、突然の吐き気で救急車で運ばれた私には他人事ではない本だった。心が落ち込んでも、きっと自分なりに立ち上がる術を見つけられる、そう思えた。

    【印象に残ったシーン】
    森ポンに迫られて、自分のしたいことが「男が欲しい」ではなく「変化を恐れない自分になりたい」だと気づく

    0
    2021年11月04日

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