院内カフェ

院内カフェ

1,500円 (税込)

7pt

ロングセラー『漢方小説』の著者が、中年期の身体や心模様を軽妙なタッチで描き、気持ちがほっこりなごむ傑作。総合病院のカフェを舞台に、不妊の夫婦、患者との関係を模索する医師などが、治療とは何かを問いかける。

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院内カフェ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    新聞の書評を読んで、読んでみたいと思った本。
    初めての作家さんだったが、想像していた以上に心に響いた。

    登場人物の一人である朝子の年齢が自分と近いためか、彼女の置かれた状況や考えること(年老いていく両親の変化を諦観しながらも、やりようのない憤りを感じているところなど)、共感せずにはいられなかった。

    0
    2019年11月28日

    Posted by ブクログ

    院内カフェが舞台の小説というのが珍しくて手に取りました。

    主人公のカフェ店員が売れない作家という設定も面白い。

    街中のカフェと違ってお客様は患者さんやお見舞いに来た人、そして病院スタッフと限定されているものの、個性強めの常連客が。そんな常連客ウルメとゲジデント二人の関係は意外でした。

    親の介護

    0
    2024年06月19日

    Posted by ブクログ

    院内カフェに一歩入れば、彼らは「患者」でなく、私たちにとって「客」なのだ…。
    土日バイトの主婦、相田亮子は若いスタッフ村上君と接客に勤しむ。
    亮子が(売れない)作家と知った彼は、仕事の合間にネタ話を披露。そんな穏やかな空気を一変させる事件が起こる。

    カフェに常連客は付きもの。
    黄緑のヤッケを

    0
    2024年03月13日

    Posted by ブクログ

    我が家の近くの大学病院も、数年前にホテルのロビーのようにきれいになり、チェーン店のカフェがあるので、そこをイメージしながら読みました。
    店員の動きや会話を読んでいると、こんなふうに働きたいなあなんて思ったり、病気や客として訪れた夫婦の事情など、暗くなりがちな話もテンポよく読めました。

    0
    2023年04月27日

    Posted by ブクログ

    院内カフェは、病院の中にある(おそらく全国チェーンの)カフェで、病院でも日常でもない場所です。客と店員、客同士、相手の名前を知り合う関係ではない中で、相手を思う少しの気持ちに励まされました。私自身も病院の中で、病院でも日常でもない場所と言えるところで働いているので、自身の仕事をがんばろうと思いました

    0
    2023年04月17日

    Posted by ブクログ

    まぁ、こんなシチュエーションだと、こういう人たちが集まるよね。
    テレビドラマになりそう、と思って著者紹介をみたら、放送作家さんだったのね。

    トイレから出られなくて焦ったけどひょんなことからすぐに出られた話は、ある!ある!ってなったわ

    村上くんが何者なのか知りたかったなぁ……
    薬学部学生さん?

    0
    2022年05月16日

    Posted by ブクログ

    『漢方小説』以来2冊目の中島たい子さん。
    院内カフェに行っていたクチとしては、
    面白いところを題材にするなーと興味を惹かれた。
    街中にあるカフェも、
    いろんなものを抱えた人が来ているのだろうけど、
    院内カフェはもっと多種多様で、
    どんな人も等しく受け入れられる場所なのかなと思う。
    生きることに向き合

    0
    2022年05月14日

    Posted by ブクログ

    とある病院に併設されているカフェが舞台の ほっこり出来るいい話ばかりの七章立ての好作品でした♪ とりわけ六章が印象的だったね。本当に こんなカフェがある病院があるなら入院したり受診したり見舞いに行ったりするかも知れないなぁ(笑)

    0
    2020年02月22日

    Posted by ブクログ

    淡々と色んな人生が。多分誰でもちょっとずつ物足りなさを抱えていて、それとどうつきあうか、悩んだりやり過ごしたりしてるのかなあ。
    病院にカフェやコンビニは絶対必要だよ。
    付き添いにも楽しみ欲しいから(´ω`)

    0
    2018年11月27日

    Posted by ブクログ

    普通のカフェ。普通と違うのは病院の中にある、という事だけ。それ以外は何も変わらない。売っているものも、何もかも。来る人も選ばない。病気の人とそうじゃない人。院内カフェの様な存在でお互いに寄り添う。どちらにとっても居心地の良い、その空間。

    0
    2018年11月27日

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