さがしもの

さがしもの

小説・文芸
649円 (税込)

3pt

「その本を見つけてくれなけりゃ、死ぬに死ねないよ」、病床のおばあちゃんに頼まれた一冊を求め奔走した少女の日を描く「さがしもの」。初めて売った古本と思わぬ再会を果たす「旅する本」。持ち主不明の詩集に挟まれた別れの言葉「手紙」など九つの本の物語。無限に広がる書物の宇宙で偶然出会ったことばの魔法はあなたの人生も動かし始める。『この本が、世界に存在することに』改題。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    さがしもの
  • タイトルID
    :
    393224
  • 電子版発売日
    :
    2016年09月02日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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さがしもの のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    本にまつわるそれぞれの話がとても素敵でした。
    始めて本を感じたときを、大昔の自分のことでも思いだいました。
    母に読んでもらった時から、気の遠くなるほどの長い時間…ずっと本が好きです。
    そんな自分がとても幸せです。
    この作家さん…とても好きです。

    0
    2026年09月17日

    Posted by ブクログ

    初めて読んだ角田光代の本。

    本にまつわる短編集。
    すきだなぁ。
    本が好きな理由が詰め込まれてると思う。

    本にまつわる記憶。
    出会い方、感じ方、扱い方、再会、人間関係。本とは関係ない自分だけのその本の歴史と感情。においや温度。
    なんだか久しぶりにこういう本を読んだかも。
    日常の個人体験の日記みたいな、でも大事なアルバムの1ページのような。

    0
    2026年08月28日

    Posted by ブクログ

    2026/7/11
    初バレンタイン

    この作品のテーマは甘い記憶。
    何もかも初めてで、しどろもどろになって、うまく出来なくて、その時は一生懸命で…
    そんな純粋な大切な甘い記憶を、テーマにされていると感じた。

    読後なんだか、寂しい気持ちになった。
    特に最後、「…もうすぐ夫になる人の腕に腕を絡ませる。」が切ない。昔の甘酸っぱい鮮明な記憶を思い出したのに、今は違う人を好きになり結婚しようとしているとろこが切ない。

    初めての彼氏に本を送ったあとの、彼の本に対する感想、反応が載っていない。
    →あくまで自分の変化がテーマ?

    「本当に人生が変わったとしたら、…その本をだれかのために選んだときかもしれない」がピンと来ないが、
    それくらい人のために心が動くことが起きること、人のために心動けるようになったことが、「人生が変わった」ということなのかと感じた。

    0
    2026年07月11日

    Posted by ブクログ

    結論、大大大オススメです。少し経ったらまた読みたくなる本。

    高校の国語のテストを見る機会があり、その中で出題されていた話が面白くて、「これは誰の何て本だ?」と思い、探したらすぐに見つかった。それは角田光代さんの「さがしもの」に収録されていた「旅する本」という話だった。角田光代さんの話が高校の現代文の教科書に載っているんだ。いいなぁと高校生を羨んだ。そして、この出会い方こそ、まさに本の魅力である。

    本にまつわる話が9つ編まれた短編集である。
    本を読むことは食事のようなものだと思う。文字を食べて、それを消化して、自分の一部にすること。面白さは読みながらでもわかるけど、本当に自分の一部みたいにその意味を実感するのは、読んでから少し経ったときだ。しかも味覚や好みが変わるように、本は読むたびに伝えることを変える。
    また、本にはあらゆる想いを媒介する役割があると信じている。同じ本を読んでも人それぞれ感じ方は異なり、その人の想いや考えが水面のように反射して、あるいは匂いとなり真空パックされて本の中に閉じ込められているのかもしれない。古本を触ったときやページを捲ったとき、新品のそれとは全く違うように感じるものだ。
    この短編集はそのような本の多面的な魅力を伝えている。変化し、思い出を吸い込む。私にはどうしても本が生き物のように思えてしまう。

    お気に入りは「旅する本」「手紙」「彼と私の本棚」。恋愛をテーマにしている話が多いが、それは恋愛が精神的エネルギーに満ちているからだと思う。感情が大きく揺らいだり、考えが大きく変わる原因になることを考えると、テーマとして自然なことではないだろうか。

    角田光代さんは物語の緩急が素晴らしいと読むたびに思う。淡々と話が進んでいく中で、突然やってくる感情の爆発。感情が溢れ出てくる心的描写をいつも見事にありありと「見せ」つけられる。本当に目の前にその場面が浮かんで「見える」のだ。
    いつどこで読んでも、周りの景色を消し、文字で人を没頭させることができる。一流の小説家ってすごいな。そして本は最高に面白いな。

    0
    2026年06月25日

    Posted by ブクログ

    1年ぶりに再読
    短編全ておもしろい。
    この本と大学生のうちに出会えて良かった。
    恋人は1人で充分だけど、大切にしたい本は何冊あってもいい。

    0
    2026年06月06日

    Posted by ブクログ

    本にまつわるアンソロジー的な、だけど角田光代だけの短編集。

    『彼と私の本棚』に、「自分ちの本棚みたい」って台詞が出てきた。「花束みたいな恋をした」より先にこれがあったとは…。そして麦くんちの本棚には角田光代があるしね。

    いちばん好きだったのは『不幸の種』。この人の作品は本当に、わたしかわたしの友だちの話なんかなって思わせる。

    0
    2026年05月13日

    Posted by ブクログ

    子供の頃にこの本を読んで、なぜか「旅する本」という作品がずっと頭から離れず、大人になってやっと2回目として読んでみた。すると、「旅する本」という作品がどうのこうのというより、この本丸ごと、作者が「本」に対して送ったラブレターのような一冊なのではないかと感じた。昔読んでいた頃は、本や読書について考えるよりも、「広い世界に自分も行ってみたい」ということで頭がいっぱいだったのかもしれない。

    0
    2026年04月11日

    Posted by ブクログ

    学生時代に一度読んだことのある本。
    所々覚えているシーンが幾つかあった。特に"さがしもの"という章で、死を目前としたおばあちゃんのために孫である中学生の女の子が本探しに奮闘する姿が印象的だった。一番好きな章は、"不幸の種"。その本が手元にあると、恋人と別れてしまったり、旅行先で大怪我をして入院したり…。どの本にも何か祟りのようなものがあるのではないかと、少し怖くなった。

    0
    2026年04月09日

    Posted by ブクログ

    秋の夜長にカフェオレなんか
    飲みながらゆっくり読むのに
    ぴったりな本でした。
    本にまつわるいろんなストーリーがイキイキとした主人公とともに
    やってきて、ちょっとクスッと笑ったり、じんわりしみしみしたり
    なんとも言えない読後感に
    とっても気持ち豊かになって
    やっぱり本はいいよなぁと
    一人で浸ってしまいました。

    今、私は、大好きなのは最初の
    旅する本だけど
    また何年かして読むとまた全然違うのかもしれないです。

    本て不思議で同じ本でも読む時によって感じ方も響き方も違うっていうのが魅力です。
    この本も私の本棚に仲間入りする予定です。
    また次読む日まで大切に

    0
    2026年09月21日

    Posted by ブクログ

    本に纏わる短編集。本好きには刺さるのではないでしょうか。タイトルにもなっている「さがしもの」がお気に入り。最近電車で読書している人が多い気がする、読書流行ってる?

    0
    2026年09月17日

さがしもの の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    さがしもの
  • タイトルID
    :
    393224
  • 電子版発売日
    :
    2016年09月02日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
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