角田光代のレビュー一覧

  • あなたを待ついくつもの部屋

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    短いお話がたくさん収められているけれども、どの話も3つの帝国ホテルのどこかが舞台。ホテルを舞台によくこれだけの数の短編を紡げるなぁとまずは目次を見て驚き。
    家族の話や友人の話がほとんどですが、どの話も心温まる展開。帝国ホテルは歴史と格式がやはりある分お話も厚みがあって短編と思えないほどどの話も背景や年月を想像させる奥行きを感じます。
    さすが角田さんだなぁとうなります。
    心が疲れているときに手に取ったらとても癒されそうな一冊です。

    お父さんの話が特にいいなぁと思いましたね。(「父のちっぽけな夢」「あの日の出会い」)
    装丁もかわいい。帝国ホテルなんて行ったことないしこれからも行く機会がなさそうだ

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    2024年11月12日
  • 予定日はジミー・ペイジ

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    「主人公の気持ちがリアルで、共感しまくって泣いた~」

    「妊娠中の主人公の、期待や不安、妊娠期間の日常が日記という形で繊細に描かれています。」

    との紹介文から手に取りましたが、裏表紙にあるとおり、笑えて、泣ける本でした。
    妊娠中になにか読みたいと本を探してる方がいらっしゃれば、候補のひとつにおすすします!

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    2024年11月11日
  • 愛がなんだ

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    2024/11/09
    女性目線の恋愛について描いた話。ちょっと難しいかもしれないって紹介されたので読んでみました。女性目線の恋愛の中でもこの小説はさらに特殊な片思いの形を描いているように思います。
    あとがきの島本理生さんの解説を読んで不透明だった部分がクリアになりました。
    主人公のテルコは田中守(マモちゃん)のことが好きなのだが、マモちゃんはすみれさんという別の女性のことが好き。
    マモちゃんに家に呼ばれれば飛んでいったり、音信不通になっても連絡が来ないか待ち続けたりするテルコと、そんな恋愛の形はおかしいと言ってくれるテルコの友人の葉子がいたり、進んでいく話は緩やかな紆余曲折…?
    テルコとマモち

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    2024年11月09日
  • 銀の夜

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    三人の女性の日常のよくある話といえば、そんなところ。
    承認欲求や嫉妬、妬み、そんな自分から湧き上がってくる嫌な部分と向き合いながら、懸命に自分と向き合い、邁進していく。
    一筋縄では行かない人生だとは、わかっているつもりだったけど、みんな頑張っているんだと勇気づけられた一冊でした。

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    2024年11月05日
  • 愛がなんだ

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    ショートケーキを半分こしたら、テルコはマモちゃんにイチゴをあげるんだろうなあ
    私も一生あの人に執着して生きていくのかもしれない。
    幸せになりたいっすね〜

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    2024年11月16日
  • 源氏物語 5

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    奪ってきた側の源氏が奪われる側に。源氏が柏木の手紙を発見し、彼と女三の宮の関係に気づく件が素晴らしい。その読者を楽しませようとする展開はまさにエンターテイメント。現代小説となんら変わらないことを千年も前にやってるんだから驚くほかない。

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    2024年11月01日
  • いつか、アジアの街角で

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    台湾や香港の風景、日本で感じられる台湾や香港について思いを巡らせながら読んだ。人生の様々な出来事について深く考えるきっかけにもなる。

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    2024年10月24日
  • いま読む『源氏物語』

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    角田光代源氏物語6まで読んでモヤモヤばかりしてたけど、この凄いふたりの対談で、源氏物語はもちろん、紫式部のことまで、理解できることが増えました。紫式部ってとても偉大です。

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    2024年10月22日
  • それもまたちいさな光

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    日常ってひたすらに生活で、1人で暮らしてると自由で楽ちんだけど、結婚して他人と暮らすってなったら、どんな世界なんだろう。うんざりするんだろうか。

    見つめ合うことはなくなるんだろうか。
    きっとそうなんだろうな。

    じゃあときめきがない人と夫婦になるので良いのだろうか。気楽で全部知ってて安心できるから、それが暮らしということなんだろか。

    それは嫌だなぁ、ときめきは欲しい。と思った笑
    でも既婚の友達に言わせると、なくなるらしい。
    結婚を夢見てるのにーー。

    ただ2人がのめり込んだ過去の恋愛は、打ち上げ花火みたいな期間限定だから盛り上がる恋で、しかも自分のものにならないから余計執着しちゃう的な吸引

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    2024年10月22日
  • あなたを待ついくつもの部屋

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    「子どもが成長して大人になるのではなくて、自身の内の子どもを守ることが、大人になるということなのかもしれない。何があっても、かなしいときもしんどいときも、その子を傷つけないように、その子がずっと夢を見ていられるように、守れるくらい強く大きくなることが」

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    2024年10月15日
  • いま読む『源氏物語』

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    5年かけて全訳に挑んだ作家角田光代さんと平安文学研究者山本淳子さんが、「源氏物語」と紫式部、道長など、現代の視点で語り尽くす
    ー本書の帯よりー

    面白かった!
    今まで何度か源氏物語に挑んだけれど、1〜2巻で挫折。
    今NHKの大河ドラマが面白くて、書店でこの本を見つけた。
    いよいよ、角田源氏を読んでみようと、今は意気込んでいる!
    ドラマで人間関係を把握できたから、本書も面白く読めたかな。
    山本淳子さんの著書「源氏物語の時代」は角田さんが大絶賛だったので、ポチッと買ってしまった。
    果たして、全巻読めるのだろうか?
    とりあえず、源氏物語の時代、を読んでから読み始めようと思う。
    (ちなみに1巻だけ購入

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    2024年10月10日
  • いま読む『源氏物語』

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    最高に面白かった。。。

    これまで歴史にまったく興味がなかったのに、地球っこさんのレビュー 
    『源氏物語の時代』一条天皇と后たちのものがたり に魅せられて読んでみたら、これが衝撃的だった。
    歴史上の人物もしっかりと生きた結果。
    それぞれの人間模様がしっかりと描かれている。
    歴史に対する考え方が変わってしまった、自分を変えた一冊でした。

    そしてまた、地球っこさんのレビュー 角田光代さんと山本淳子さんの対談集「いま読む『源氏物語』 」をみて、これもまた絶対読まなきゃと購入。

    角田さんは5年かけてご自分で訳した源氏物語 全8巻を出版されたとのこと。
    このお二人のなんとも贅沢な一冊。

    源氏物語の

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    2024年10月11日
  • 字のないはがき

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    小学校4年生くらいから大人まで
    向田邦子さんのエッセイ集『眠る盃』にあるエッセイを 角田光代さんが子供にも理解しやすいように書き直したもので、西加奈子さんがクレヨンで絵を描いていらっしゃいます。どちらも感情に流されることなく 真実だけを書いてあり まっすぐに心に届きました。

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    2024年10月07日
  • いま読む『源氏物語』

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    コレは是非ともおすすめ 色んな源氏物語関係が出版されていますが明らかに新風を感じます この本で山本さんを再認識しましたが調べてみると以前にも読んでることが判明しました

    少し掘り下げて他の本も買うことに決めました

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    2024年10月06日
  • いつか、アジアの街角で

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    久しぶりにアンソロジーを読んだかも。中島さん、大島さんが初めて…かな?どれも日常な感じでスッと馴染んで読みやすくて、その中に何か引っ掛かるものがあって良かった。

    隣に座るという運命について/中島京子
    読み始めからスッと読めて、この本読みきれそうだなと思った。なんか途中ふわふわしてて迷子になりそうになったけど、サッと読み終えて面白かったな、と思えた。

    月下老人/桜庭一樹
    どこかにありそうなハチャメチャストーリー始まって面白かった。

    停止する春/島本理生
    途中までごちゃごちゃしててわけわからんくなりかけてたけど、後半でスッと収束して心に残った。
    P95「生きたいと思うことと、死にたいと思う

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    2024年10月01日
  • いつか、アジアの街角で

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    読み終わった後、胸の中にアジア特有の、熱気を持った風が吹くのを感じた。
    6人の作家が生み出したそれぞれのエピソードが収録されている短編集で、どれも本当に味わい深かった。主に台湾、香港といった地が登場していた。
    直接アジア圏の国に足を運ぶ物語もあれば、日本で想うだけのストーリーもある。
    全て異なったルートで、でもどこかで日本以外のアジアと主人公が繋がっている。短編では物足りない!と物語を読み終える度に思った。
    アジア圏からの旅行から帰って来たばかりというこのタイミングで出会えたからこその魅力もあったと思う。何度でも、旅がしたい。

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    2024年09月27日
  • 源氏物語 4

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    玉鬘をめぐり恋の駆け引きが繰り広げられる。40代に差し掛かった源氏は若い頃のように勢いに任せてものにするようなことはできず隙をつかれて髭黒に持っていかれ大変悔しがる。これを書いたのが女性と思うと、改めて紫式部ってすごい。

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    2024年09月26日
  • 私はあなたの記憶のなかに

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    短編の名手とは知らずにいた、八日目の蝉や拳やだいぶ読んだけど、短編集を読んでいて何か試されてる気持ちになりました。現実、過去から今現在形が変わるけど変わらないものもあると。イジメありましたがどうですかとか、施設のような女子校とかの問題があるけど目を逸らさないで受け止めてみ、その後にどんな生活が待ってると思うと。私はあなたの記憶の中になんか、旦那の行動だけでも面白いのに、2人でいる意味を知るとか、実は妻はいないのかとか旅先で出会うふれあいがなんだかホッとする、小学生の女の子と相席なんかいいじゃないかな

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    2024年09月25日
  • 銀の夜

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    角田光代さんの長編はやっぱりいいです。こんなに人生考えさせられると、本人も言っていたけど特殊な物語、うんアイドルやってた思い出に縋ってあの頃の自分に帰りたい話と思いきや全然違う、むしろアイドル時代が輝かしいと思っていたのは1人だけだし。ちづこの現実を受け入れない毎日も、旦那の浮気を詰めないで自分の気持ちと立ち位置と表現する距離感が上手です。自分から離婚届を渡してちづこがそう言うならの言葉しか言えない旦那、20代に恐れていた不安定な生活をしているちづこが、次の3人のランチが無期限とメールするとか尊敬してしまうのです。これまで噛み合わないのが病院から抜け出す計画で3人の意思疎通出来た所も好きだし。

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    2024年09月25日
  • あなたを待ついくつもの部屋

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    帝国ホテル、入ったことも泊まったこともないけど、42人のドラマがつまった珠玉のお話でした。
    いつか泊まってみたいと思いました。
    今回の物語に登場したみなさんと同じように、緊張するだろうけど(笑)

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    2024年09月22日