角田光代のレビュー一覧

  • それもまたちいさな光

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    小さい頃からラジオを聴いて育った自分にはすごく刺さる一冊だった。ラジオから聴こえる声や曲は電波に乗ってどこまでも飛んでいき、たくさんの人の生活に潜り込める不思議で素敵なものだと、ラジオの持つ力の凄さを改めて感じることができた。どんなに離れていても、ラジオのおかげで、同じ話題で笑い合ったり考えたりする時間を共有できるのは本当に素敵なことだなと思った。

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    2025年02月04日
  • ゆうべの食卓

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    ごはんて、すごい!
    前向きになれたり、人とつながったり、思い出としてずっと残ってたりする。

    色んなことをひっくるめて、これまでの生きてきた自分の一部であり、これからの自分の未来を示すものであったり

    中でも、恋人に振られて料理をはじめ、弁当組の仲間入りをする男性のお話がお気に入りです。

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    2025年02月03日
  • 源氏物語 5

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    柏木、まさか。

    と一旦、本を閉じました。

    話がダイナミックに展開。
    みんなの思いが少しずつズレていく。
    あー。って思いながら、いままでで一番早く読み終わる。

    それにしても、六条御息所の執念というか、執着というか…この世から去るときは未練を残さないようにしなきゃな。

    到仕の大臣は気がつくのかな

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    2025年01月31日
  • キッドナップ・ツアー

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    いやー名著だと言われてもザ!人情本なんでしょ?と長年手を出さずにいたが…うーん、名著!
    小学生の娘視点で書かれた本作だが、本当に子供の意見というか、子供が知らないであろうことはついぞ読者にも明かされず、父親も父親で本当にダメ親父で、でもダメ親父なりに嫌いになれないというか…
    良い意味でも悪い意味でも大それたことは起きず、本当にこの親子の"ひと夏の冒険"に参加させてもらった感じ。
    解説で重松清も言ってたけど、"親子の絆"的エピソードが無理やり入れられてるところがなかったのも最後までスッキリ読めた。
    感動の押し売り感はなくて、でもじんわり温かくて…また心がち

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    2025年01月25日
  • 源氏物語 2

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    「紅葉賀」から「明石」まで。
    内容盛りだくさんの1冊。朧月夜との出逢いの場面が好きです。
    角田さんのあとがきの解釈も素敵でした。

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    2025年01月25日
  • 平凡(新潮文庫)

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    「あの時こうしていれば、今頃はこうだったのかも」
    全くの他人事には思えないテーマで、生きていればきっとこんな後悔もするんだろうなと自分に当てはめながら読み進めていた。
    人生は選択の連続で、あっちを選んでいた方が思い描いていた未来を手に入れられたのにと思うことも少なくない。生きていれば一回は絶対に考えることだろう。だけど私はクヨクヨしたくないと思っている。その選択を正解にするのは他の誰でもなく自分自身だから。その道を「正しかったんだ」と結論づけることができるような努力を怠りたくないなと、改めて心に誓った。すごく良い本だった。

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    2025年01月24日
  • いま読む『源氏物語』

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    角田光代さんと山本淳子さん
    源氏物語を巡るお二人の対談

    角田さんは五年かけて源氏物語の現代語訳を完成させました。
    山本さんは平安文学研究者です。



    地球っこさんといるかさんのレビューがとっても良くて、手に取った本です。
    ありがとうございます♪


    感想は一言
    「とにかく面白かった!」
    もう、全てのお話が興味深くて、読み終えてもパラパラと気になる頁を読み返したりしました。


    特に惹かれたのは第三章の〝気になる登場人物〟

    藤壺、花散里、末摘花、六条御息所、などを例に挙げ、どんな人物だったのかをお二人の自由な視点と解釈で語り合っているのが深くて…


    また紫式部については
    【山本】
    〝主人

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    2025年01月22日
  • 源氏物語 8

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    角田光代さんの現代語訳で、最後まで読み通すことができた。とても読みやすかった。筆者の思いや解釈が記された、あとがきを読むことも、全巻を通しての楽しみだった。

    高校の授業では若紫巻で源氏に出会い、源氏と女君との関わりに惹かれて、漫画「あさきゆめみし」の虜になった。

    大学では原文で源氏に向き合い、古語の響きや面白さを堪能した。年月を経て現代語訳でもって読み通すと、色々な角度から読み味わえることに興味を覚えた。紫式部は男女それぞれの立場で、たくさんの和歌を詠んでおり、その才能は恐るべしである。

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    2025年01月17日
  • 晴れの日散歩(新潮文庫)

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    今年初は角田さん!
    楽しく読めました 旅先で美味しいもの食べたい気持ちわかりました。 ウロウロするばかりで決まらなくよく行くチェーン店で食べてしまったり 調べて行ったのに休みだったとか 悲しいですよね
    着る服の好みと年齢とのギャップも あるあるデス 面白かったです

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    2025年01月11日
  • いつも旅のなか

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    数ある旅行記の中でもレベチの素晴らしさ。

    おっちょこちょい全開でハプニングてんこ盛りに書かれていても、そういうエッセイにありがちなやかましい感じが全くないのが好き。

    その場で感じたことやその土地の魅力、美しい光景を巧みに文章にして読者に伝える。何でこんなことできるんだろう...(プロだからなんですけど)
    私も自分の旅をこんな風に記録できたらな〜と心の底から羨ましいです。

    また読みたいから、タンスの肥やしにします。

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    2025年01月05日
  • Presents

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    ネタバレ

    『女性が一生のうちにもらう贈りもの』がテーマの短編集。
    どの話も号泣レベルに感動して堪えきれんくて、
    外で読むのはすぐやめた(笑)
    気持ち揺さぶられる感動系あんまり読まないけど、
    この本は読んでよかった!!

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    初めに送られてくるプレゼントは「名前」。
    名前の由来とか意味ももちろんだけど、
    我が子の見る世界が素晴らしいように、、と願いを込めて、願いをプレゼントされているんだと気づいて、両親に感謝の気持ちでいっぱいになった。
    親から初めて一人暮らしをする娘へ、結婚式を挙げる娘から親へ、友だちから、夫から、、、全部感動した!

    かたちとして残らなくても、送られた記憶やその人との関係性を忘

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    2024年12月29日
  • 源氏物語 8

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    薫は堅物だと言いつつも、浮舟が亡くなったとされたあとも、女一の宮に惹かれるし、なんかなあと思う。
     最後も浮舟が、今後どう進むのか、分からないところで終わる。こうして、皆、惹かれ合い悩みながら生きて行くことなのですね。
     光る君の後の、薫と匂う宮の物語も、とても面白いと思いました。

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    2024年12月22日
  • 愛がなんだ

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    顔が好みだの性格がやさしいだの何かに秀でているだの、もしくはもっとかんたんに気が合うでもいい、プラスの部分を好ましいと思いだれかを好きになったのならば、嫌いになるのなんかかんたんだ。プラスがひとつでもマイナスに転じればいいのだから。そうじゃなく、マイナスであることそのものを、かっこよくないことを、自分手で子どもじみていて、かっこよくありたいと切望しそのようにふるまって、神経こまやかなふりをしてて、でも鈍感で無神経さ丸出しである、そういう全部を好きだと思ってしまったら、嫌いになるということなんて、たぶん永遠にない。

    ここがめっちゃすき、納得した。
    映画と違って小説は小説で面白かった(´っω・`

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    2024年12月21日
  • あなたを待ついくつもの部屋

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    舞台は帝国ホテル。じんわり心が温まる、42編のショートストーリー

    母に教わった「バーの味」、夫婦で訪れた憧れの上高地……。
    全国3か所の帝国ホテルを舞台に織りなす、めくるめく部屋の物語。

    帝国ホテル発行の会報誌「IMPERIAL」で11年間にわたって連載した、42編のショートショートを一冊にまとめました。
    幻想的な夢の世界を描くものもあれば、現実の夫婦を描いたものもあり、また過去と現在を行き来して語るものも。42編すべて趣向の違う、角田光代さんの幅の広さを思い知る短編集です。
    1話5ページで読める短い文章量ながら、じんわりと心が温まり、時には泣け、時には笑えるストーリーが詰まっています。

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    2024年12月21日
  • 坂の途中の家

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    被告人の水穂に感情移入する里沙子に感情移入してしまう私。育児したことないのにとても共感してしまいました。描写が上手くて本の世界がリアルに思い浮かぶ。角田光代の本を以前に読んだ時もそうだったけど、わからないのに「わかるわかる」って気にさせてきます。

    さて、本書の主人公である里沙子は、裁判員裁判の裁判員に選ばれてしまう。補欠だけど。その刑事事件は母親が娘をお風呂に落として溺死させてしまうというもの。育児ノイローゼによる責任能力の有無や、夫や義母などの関係者の供述を聞く中で、里沙子は被告人の女にどうしても自分を重ねてしまう。

    育児している人にも読んでほしいし、していない人にも読んでほしいです。ど

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    2024年12月18日
  • 銀の夜

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    やっぱり私は角田さんが好きだと改めて思った。

    ・あらすじ
    ちづる、麻友美、伊都子の同級生3人組でバンドを組み、ブレイクをして10代で人生のピークを迎える。
    そしてあっという間に30代になった3人はそれぞれの生活をしていて、いつしか10代のことは思い出として頭の片隅に置かれていた。3人ともそれぞれの事情を抱えながら、何かを追い求め、諦めてきていた。
    3人が再会した時に忘れかけていた何かを呼び起こすお話。


    それぞれの視点から物語が進んでいくので、展開が気になってサクサク読めました。
    ライブイベントが多い女性ならではのモヤモヤや、焦り、不安の描写がリアルで共感しました。
    角田さんの描く女の子、

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    2024年12月17日
  • 源氏物語 3

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    夕霧、可哀想だったな。
    秋好中宮の件が影響してるのだろうけど、
    内大臣(頭中将)大人気ないぞって思っちゃった。
    その後、玉鬘も引き取ったけど、これも内大臣だし。
    光君と頭中将の関係がどうなっていくのか気になる。ピリピリすんのか?

    この巻から急に読みやすくなったんだけど、なぜだ?

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    2024年12月14日
  • 源氏物語 2

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    この2巻は、いよいよ六条御息所の話から明石まで話が進み、長い源氏物語の最大な山場となる。序盤から六条御息所への伏線が敷かれていたので、紫式部の想いが込められた場面なのだと思うし、一番印象的で、芝居などで何度も繰り返し上演されてきた。六条御息所はおどろおどろしい怨霊なのではなく、生霊となって葵上を呪い殺そうなどどいう気持ちはひとかけらも持ってはおらず、離れていこうとする光源氏への未練を絶てないだけだった。その上、牛車争いでも軽くあしらわれて、誇りまで傷つけられて、もう可哀そうで仕方ない。そんな中、悪霊になって葵上を呪い殺しただと~?は~?私が友人としてそばにいたら、ほんと抱きしめてあげたい。本人

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    2024年12月11日
  • 源氏物語 7

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    後半、浮舟の登場。その母君が、八の宮の娘であり、美しいこの姫を、それにふさわしい人と御縁を持たせたいと思うのは当然のことだと思う。
     しかしながら、この時代の女君は、自分の意志ではどうにもならないものなんですね。男の人が強引にやってきたせいなのに、女君が軽々しく思われてしまうとか。
     人の噂をみなとても気にしてますね。光君もやはりそうでした。それが最初は、なんかやりたい放題なのに、なんなんだと思いましたが。
     光君亡き後の物語も面白いですね。
     

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    2024年12月09日
  • 源氏物語 1

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    源氏物語、初めてチャレンジするなら
    やっぱり角田光代さんの訳で良かったとしか思えない。

    全部しっかりと理解できたとは言えないけど、
    それでもスラスラと内容が入ってきて、
    あとがきに
    「格式高い古典文学、王朝物語ではなく、小説としてとらえることも、可能なのではないか。」
    とあるように、
    本当に読みやすかった。

    文庫本、8巻まで出ていて、
    立て続けには難しいけど、
    少しずつ読み進めていきたい。

    多分とても有名な
    「雨夜の品定め」のシーンでは、
    男たちが女について語り合うところが、
    現代の男性だけの集まりの場で
    「あの女はさ〜」
    って女性の話をするときと
    根本は同じなんじゃないかと思える。

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    2024年12月09日