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Posted by ブクログ 2024年02月13日
展開が素晴らしい。
引き込まれて、一気に読んだ。
読みながら、「書きたい」という想いと「才能」の間に
あるヒリヒリするような乖離やせめぎあい。
また、人が人と関わり、近くなればなるほどに見せられる
あまりに酷い一面。
それを読み止めることなく、一気にラストまで読ませて
苦しい中にも、光る希望を見せ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月22日
うわーーー中盤すごく頭が重くなった。
本当にいろんなことを考えながら読むことになった。
これを読んだ大事な人と感想を言い合いたい。
でも大事な人にこの本を読んでもらうのが怖い。
ちょっと自分の考え方が和歌と似てるかも、と思って、
若干の危機感を抱いた。
そんな感覚も、大学生の時の和歌みたいだなと自分...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月14日
やはり俺が尊敬して敬愛する偉大なる作家先生である
角田光代様の作品!
とても面白かったです。
読んでいて、どの人物にも自己投影できないんだけど
そこは、さすがの文章力でどんどん読み進められました。
なんとも感想を書くのが難しいのですが、
文庫本の最後の解説で津村記久子が書いているのが
本当にその通り...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月25日
すごい本を読んでしまった。角田さんは大好きなのに、このタイミングまでこの本を読んでこなかったが、今がそのときだったのだと思った。解説がこれまた大好きな津村記久子さんで、まさに私得。
主人公の和歌が母親に「あんたはおかしい」と言われるところは、自分の昔の記憶と重なって一度ページから目を離す必要があった...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年10月17日
本田和歌
わたしは彼女を、この物語の主人公である彼女を、自分の感情に誠実な女性だと思った。
この作品の時代背景は、ちょうどわたしが産まれた頃。
P11「1985年、200人いる和歌の学年で東京の四大に進学したのは、推薦入学をのぞくと28人だった」時代。
男女雇用機会均等法が成立した頃。
しかしまだ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月19日
「妄想のなかで生きることと現実を暮らすことは矛盾しない」
繰り返しの内省と自問自答のなかでもがき、自分の出した結論に更に疑問を投げかけ、妄想と現実のなかで自らの軸としての祖母が自ら選んだ道を歩んだという妄想に現実の希望を見出していく・・・
複雑ですっきりと入ってくる話ではありませんでしたがじわじ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月31日
盛者必衰とか必衰盛者って感じの話
特にドーンって出来事があるわけでもないのだけれど、仕事と生活、がテーマのお話
「女性」が主人公、テーマの話が読みたくて手に取る
なにかsns で誰かが紹介していた気がする
津村記久子さんが解説書いてるから、津村さんかな?
角田さんの作品、まだ読みたい
本が読...続きを読む
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