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Posted by ブクログ
角田光代さんのエッセイですね。
角田光代さんのエッセイは二冊目です。
『オレンジページ』という料理雑誌で連載されていたエッセイの四冊目です。
『十四年前、この連載をはじめる当初、私は親近感のある人たちと、だらだらとお茶を飲みながら、明日には忘れてしまうどうでもいい話をしている、そんなエッセイを書いていこうと決めた。実際、本当に些末なことばかり書き続けてきた。』と、あとがきに綴られています。
1話が三ページほどですが、ご自分のことを、あっけらかんとユーモア混じりで綴られているのが、とても親しみやすく面白く、共感をもって愉しく読めます。
年齢を感じるところなども、ここまであからさまに語られて良いのかなと、少し気になりますが、そこは素朴な角田光代さんの実感が込められていて、角田光代さんの性格の善さを感じられます。
着飾る文章ではなく、等身大の率直な言葉に好感が持てるエッセイでした(=^ェ^=)
Posted by ブクログ
エッセイです。NHK「猫も、杓子も。」終わってしまいました(なんてことしてくれてんねん)
何故これを買ったか
「角田光代とトト あれから」の回です
「猫も、杓子も。」では毎度作家が猫に関する短編を描き下ろしてくれます それを俳優が朗読してくれます。
あまりに、あまりに、描き下ろしの「宇宙の片隅」が素晴らしすぎた。導入から凄すぎました
ついでにBGMを選んだ方も本を読んできている方なのだろうと想像することが出来、本当に素晴らしい回でした。番組構成の半分をその短編に当てた編集も良すぎました。なんで終わんねん
猫SFといえばハインラインの「夏への扉」がパッと出てきますけど今後は「宇宙の片隅」を答えていこうと思う。猫という人間と一生の時間は違い、そして考えはわからず、わからないから未来への考え方は相見えない、そこに猫又をエピソードとして持ってくるとは。
大気圏外までフェードアウトしてから2人へフェードインする視点を動かした終わり方、完璧です。傑作でした。
本当に良かったので何か買おうと思い
表紙に猫がいたので買いました はい。エッセイでした
Posted by ブクログ
「このところ、なんでもないときにふっと思い出すのである。……好きで買って、ある時期よく着ていた服のあれこれが、さーっと頭をかすめていくのである。そして驚くことに、こう思うのだ。『捨てなければよかった』」
その後に続く文から、捨てなければよかったと思う服をまた着て街を歩きたいという実用性を求めているのではなく、思い出を噛みしめて若かった頃の服にまた袖を通してみたいという気持ちだとわかります。
私もその気持ちがわかります。あのキラキラしていた時代の服をまた手に取って眺めたいという気持ちになることがあり、その気持ちがありながらも涙を飲んで処分した服を思うと後悔の気持ちがむくむくと浮かび上がります。
それはまた着るかもと思うのとはまた違った感情だと思います。私の場合、そのどちらの気持ちもあるので、一向に服を捨てることができずにいます。
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