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Posted by ブクログ 2024年02月04日
いつも思うけれど。
角田さんの文章、小説は奥が深い。
本当に人がどう考え、どう生きているか、ひしひしと伝わってくる。
このキャンプに集まった彼らはどうだろう。
たのしいキャンプだった。子供たちも、親たちも。
そうだろうか。
そこからドラマが始まる。苦悩が始まる。
でも、かれらは本当に一生懸命生き...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月09日
子どもがいたとしても、いなかったとしても、ただ、生きなきゃならない自分の人生がある、ってだけ
今、この落胆さえも手に入っていなかったのだ。そう、落胆すら、手に入らなかったのだ、話そうとしなければ。向き合おうとしなければ。
ひとは、扉を開いて一歩を踏みだしさえすれば、いつでも、何度でも、あらたな世界を...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月05日
女友だち特集で紹介されてて、このタイトルを見て手に取ったら、想像していたものと違いすぎました。笑
扱っているテーマは重いし、ミステリー的な要素も十分面白いのに、それ以上に登場人物たちの心模様に夢中になります。問題提起的な設定も、謎が晴れていく爽快感も、それぞれの人間像を描くための道具なんだろうな...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月17日
これまた重たいテーマ。ただ、角田光代にかかると、その中でも光差すものがあり、救われる感じが好きだ。
AID(非配偶者間人工受精)から産まれた7人の子どもが夏のひと時だけ集まって過ごす。アレはなんだったのか、知っていた子も知らなかった子も、大人になって初めて知った人もいて、親子とは、家族とは、自生...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月16日
★5つに近い4つ。角田作品は何冊も読んできたが、こちらも圧巻のストーリー。毎年別荘に集まる7人の家族。皆一人っ子で大の仲良し。子どもたちにとっては大好きな夏のイベントである。しかしある年から突然打ち切られる。ミステリアスな序盤から惹き込まれる。内容は出生という生の根源に関わる重いものでありながら、7...続きを読む
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