角田光代のレビュー一覧

  • ねこがしんぱい

    Posted by ブクログ

    さすがの角田光代さん!
    飼い猫を心配する家族と
    楽しそうに過ごしている猫
    こんなことあったら楽しいな、と思える本です
    猫を飼っている方におすすめ!

    0
    2026年09月11日
  • 晴れの日散歩(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    日常の些細なことやあるある対して自問自答するような感覚で書かれている
    猫を愛でる1面から角田さんの柔らかい雰囲気を感じた

    ・映画1本
    みんなそれぞれ自分のジャンルの中の1番を選んでいるという気づきに納得
    私は相手によって私を表しやすいものを選んでいる気がする

    0
    2026年09月09日
  • 対岸の彼女

    Posted by ブクログ

    現在の小夜子と過去の葵、二つの時間軸が交互に描かれる作品。「ひとりでいるのがこわくなるようなたくさんの友達よりも ひとりでいてもこわくないと思わせてくれる何かと出会うことのほうが うんと大事な気が今になってするんだよね」(P112)という一文が強く印象に残った。読み終えてからこの言葉を振り返ると、葵の過去の経験が色濃く反映されていることに気づき、大きな重みを持って響いてくる。

    「ひとりぼっち恐怖症」(P110)という言葉は、時期は違えど、現在の小夜子と過去の葵、双方に通じるものだと感じ、この点には強く共感できた。

    葵はナナコに、小夜子は葵に依存し、離れたくないと思っていた。そして、2人とも自分がどうすればいいのか、誰かに「正解」を求めていたのではないかと思う。

    葵は学生時代、小夜子は主婦という違いはあるけれど、人と関わって生きていく以上、嫌なことや傷つくことを完全に避けることはできない。それでも、人は誰かと関わりながら生きていく。その中で、怖くても一歩踏み出していくしかないのだと思った。

    人との関わり方について深く考えさせられる作品だった。自分自身にも重なる部分があり、共感できるところも多かった。読み終えてからもいろいろと考えさせられる、とても好きな作品だった。

    0
    2026年09月08日
  • ひそやかな花園

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    幼い頃、毎年家族ぐるみでサマーキャンプをすごしていた7人。そのキャンプは大切な記憶だった。しかしキャンプは、ある年から突然中止に。
    なぜ中止になったのか。集まっていた家族は何のつながりなのか。過去の謎を解き明かすように7人は交わり始める。

    ミステリー要素もあり、深く考えさせられる内容だった。
    家族とは。子どもを産むとは。幸せとは。
    決意が大事だと感じた。

    0
    2026年09月06日
  • 最後の晩餐

    Posted by ブクログ

    『最後の晩餐』
    という内容より、
    団地のふたりが好きすぎるところからの、藤野千夜さんの‼️‼️‼️

    若かりし頃、当時の恋人がプロレスファンで、一緒に見てるうちに、エリック兄弟を好きになったことを思い出したわけです。

    それだけで…この本は星五つ‼️‼️

    本って、こうやって…青春時代を思い出させてくれるものだ❤️

    0
    2026年09月06日
  • いつも旅のなか

    Posted by ブクログ

    とっても大好きなエッセイ本の1つに。

    国ごとのタイトルも素敵。
    こんな旅の仕方自分にはできないと思いつつ、やってみたいと思わせてくれるような内容。

    情景表現がすばらしいのはもちろんだけど、それを見たときの感情を言葉にするのが本当に上手。

    1番好きなのは『モンゴル:なにもない』

    0
    2026年09月05日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

    Posted by ブクログ

    いろいろな親子関係もあるものだな?
    と思いながら読み始めましたが、アレアレという間に自分も新君の取り巻きのなかに入り込んでいました。

    想像もつかないくらいのいろいろなことがたくさんありましたが、どんな中からでも学び成長して行くのだと思いました。

    0
    2026年09月04日
  • タラント

    Posted by ブクログ

    偽善なのか、無意味無価値な自己満足なのか、迷い、悩み、動けなくなる。動けない自分が辛くなる。ある日、思いがけないきっかけで動き出す。動く勇気が光り出す。その課程の全てを含めて、その人に与えられたタラント。自分と誰かと、同じではなくそれぞれ違う。それがいい。誰かと比べがちだけど、そもそも違うのだから、自分のタラントを大切に生かそう。そう素直に思える小説だった。月並みな表現だが勇気をもらった。

    0
    2026年09月03日
  • ゆうべの食卓

    Posted by ブクログ

    孫として、子として、親として、祖父母として、友と、パートナーと、夫と、職場の人と、親戚と、一人でも、限りなく続いていくお食事の時間。またとない今日の食卓が、この角田先生の小説のように、頭の片隅で幸せな記憶として残っていきますように。

    0
    2026年08月31日
  • 愛がなんだ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『愛がなんだ』は、恋愛の甘さではなく、人が抱える弱さの本質を描いた物語だと感じた。テルコは「殻を破れば変われる」と周囲から見れば思えるのに、自分ではその殻を守り続けてしまう。角田光代が描くのは、意志では変われない人間の姿だ。変化は誰かに促されて起こるのではなく、痛みが積み重なり、耐えきれなくなった瞬間に壊れ、そして訪れる。テルコの殻が自然に壊れていく過程は残酷だが、同時にとてもリアルだ。恋愛は人を強くするのではなく、弱さを露わにする。その弱さを直視した時、人はようやく自分の生き方を選び直すのだと思った。⑤

    0
    2026年08月30日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

    Posted by ブクログ

    あらたと、くすかの親子の話。
    くすかの名前の由来が気になりましたが、くすかの両親は薄く語られるのみでした。

    時を行き来して語られる構成が、親子の関わりの軌跡性みたいなものをより表現しているなと思いました。

    歌が気持ちを掬い上げる、見えないし形もないのに、感受性だけで前を向ける、世界が色付く。音楽って本当に素晴らしい。

    0
    2026年08月30日
  • さがしもの

    Posted by ブクログ

    初めて読んだ角田光代の本。

    本にまつわる短編集。
    すきだなぁ。
    本が好きな理由が詰め込まれてると思う。

    本にまつわる記憶。
    出会い方、感じ方、扱い方、再会、人間関係。本とは関係ない自分だけのその本の歴史と感情。においや温度。
    なんだか久しぶりにこういう本を読んだかも。
    日常の個人体験の日記みたいな、でも大事なアルバムの1ページのような。

    0
    2026年08月28日
  • 対岸の彼女

    Posted by ブクログ

    切なくも希望を与えてくれる小説でした。過去と現在の人物像の対比や、想像の余地がある結末を面白く読みました。

    0
    2026年08月27日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

    Posted by ブクログ

    2026.3.3日経新聞記事「角田光代さん 新刊で「書く楽しさ」に再会」を読んで手に取りました。
    記事概略「RCサクセションを好きになって40周年。小説執筆に疲れていたが、好きなミュージシャンのことだったらかけるのではないか、と考えました。小説を書くことの楽しさを久しぶりに見いだせた。」
    確かに読む方もとても楽しめました。
    RCサクセションが好きな人は、特に楽しめると思います。
    人が人に救いの手を差し伸べる、気持ちのいい小説でした。

    0
    2026年08月26日
  • 愛がなんだ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    映画見てから読んだけど、かなり映画と違って、また面白かった。
    めちゃくちゃ好き。テルちゃんは愚かだけど、むしろここまで来ると気持ちがいい。
    好きな人の近くに、なんとしてもいたいっていう気持ちもわかる。

    0
    2026年08月25日
  • マザコン

    Posted by ブクログ

    母と娘問題を含む短編が8個収められています。

    わたしは日頃から母娘は、呪縛関係だと思っています。

    母、娘問題は、女に生まれたら、誰しもがおりに触れ、考え、悩む問題だろう。
    完璧な母親などいない、母親も変化すると知る事は大切だ。ひとつ言えることは、愛されて育てられたという根底は、人の人生の支えとなるだろう。一方で、人は欲張で、もっと、もっとと、良き母親像を求めるのだろう。わたしは自分の母が、もっとこうだったら、ああだったらと何度考えた事だろう。

    母、娘の呪縛を、物語りに落とし込むなんて、言語化する作家ってほんとに深い思考力だなぁと、尊敬する。


    300冊の本を読んで、読むことは、人生の地図を見ながら先に進む事なんではと考えるようになった。
    もっと本を読んで、いろいろな母親や娘の生き方を知っていたら、自分の子育てをもう少し違う角度から見られたかもしれない」

    まぁ。悔やんでいても仕方ないので。
    自身の母については、広い視野で捉えるようにする事。

    良かれと思って、いろいろ口出しをして育ててしまった娘たちは、成人し結婚もした。今後は、母娘の呪縛を取り払えるように努力しつつ、自立した物同士、残りの人生を歩んで行きたい。

    0
    2026年08月18日
  • 今日も一日きみを見てた

    Posted by ブクログ

    角田光代も猫も好きな自分・大歓喜。
    猫だけが好きで角田光代の作品読んだことないよって人は、角田光代のことも好きになるような気がする。。たぶん

    小説やエッセイに猫が出てくると、人間からみた「猫のセリフ」があると思うけど、その口調が自分のイメージに合わないと、猫の魅力が半減してしまう気がする。角田光代の書く猫はちょうどいい。人間ぽすぎなくて、ちゃんと猫しててGOOD。
    写真もたくさんあって嬉しい。トトちゃんの「ひもじい顔」が可愛すぎる。

    0
    2026年08月17日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

    Posted by ブクログ

    久々に読むに角田光代さんの作品。とても読みやすくてあっという間に終わった。

    音楽が好きな人だけでなく、今少し疲れている人にも読んでほしいオススメ作品!

    0
    2026年08月16日
  • 源氏物語 8

    Posted by ブクログ

    浮舟が自殺未遂までして逃げても中将やら薫が執拗に迫ってくる様子、しかも周りの尼もやたらとすすめてくる煩わしさ、浮舟に思わず感情移入して一緒にいやーな気持ちになりながら読みました。
    大君は結婚しないが、生きることも辞めてしまった。一方で大君の身代わりのような、自分の意思のなかった浮舟は、自殺未遂し生き返り、最後には自分で生き方を選択し出家する。

    源氏物語、読む前は平安時代のイケメンが主人公の少女漫画みたいなイメージでしたが、徹頭徹尾、女の生き方の話でした。すごかった。

    0
    2026年08月16日
  • 愛がなんだ

    Posted by ブクログ

    なんで人は他人のことだったら客観的になれるのに、いざ自分のこととなると客観性を見失ってしまうのか。
    そんな恋の経験誰にでもあるよね。
    読んでいてとても懐かしい気持ちになった。

    0
    2026年08月13日