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夫にも誰にも内緒でひとりスリランカへ向かった私が、善き願いも悪しき願いも叶えてくれる神さまに祈るのは、ぜったい誰にも言えないあのこと――。神楽坂、ミャンマー、雑司ヶ谷、レパルスベイ、ガンジス川。どこへ行けば、願いは叶うのだろう。誰もが何かにすがりたい今の時代に、私のための神さまを求める8人を描く短篇集。
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Posted by ブクログ
角田光代さんの作品はあまり読んだことがない。八日目の蝉くらいかな。 可愛らしい表紙と軽いタッチのタイトルから想像するよりは、骨太で重さのあるストーリーばかりの短編集だった。 様々な事情を抱え、神様に会うために旅をする8人の女性の話。インドやミャンマーの秘境めいた寺や、ヨーロッパの巡礼地などへ、様々な...続きを読む思いを抱えて旅する女たちの話は、今すぐ自分も旅に出たくなるような、引き込まれる魅力がある。 抱える事情は様々で、軽重にも大きな違いはあるけれど、どれも人の心の葛藤や迷い、矛盾、弱さなどに共感できるものばかりだった。
何か救われないような事を抱えている人が各地の神様に会いに行きながら抱えている事象を見つめ直すような展開の話が多い。だいたいの悩み(っぽいもの)は解決しないうえに自己解析も中途半端パターンが多く、もやっとして終わるのが評価低い原因かなぁと思いました。スカッとはしないけど、私は嫌いじゃなかったです。大人...続きを読むの悩み主体なので中学校以上。 「神さまにあいにいく」スリランカ南部、カタラガマ神に会いに行く美津紀は夫と暮らす普通の女性。しかし、理由あって父親を忌み嫌っている。望むのは…。 「落ちない岩」29で警戒心ありながら見に行ったミャンマーのバゴーにある落ちない金の岩を36になってもう一度訪れてみる。 「弾丸祈願旅行」清花は香港の長寿橋に来ていた。この橋を渡ると寿命が伸びるらしい。子宮体がんを診断され、私は10月に手術する。 「にせ巡礼」38の千津留は昔読んだ紀行エッセイで、サンティアゴ巡礼路を知り、忘れていたが石本菜央に今度はそれに行こうといわれ一週間ツアーに参加し、巡礼じゃない!と後悔しながらあちこち巡る。 「聖なる濁った川」夫の隆一は精神世界的なものに興味の方向が向いており、インドのバラナシというヒンズー教聖地ガンジス川に行こうと誘われても妻の奈保美は不思議に感じなかった。現地での体験や見るものなどで夫との距離を感じていく。 「モンゴルの蓋」雅志は20年以上前に夫婦だったチエが死んだと連絡を受け、住んでいた熱海に向かう。チエと行ったモンゴルでのスピリチュアルな体験はお互いの感覚の差異を生んだが、ずっと引っ掛かっていた感情だった。チエが熱海で気に入っていたらしい神社の巨木を見に行き、チエのことを考える。 「神さまショッピング」吉乃は仲良し四人組でフランスに来ており自由行動でみながデパートなど行っているときに、彼女の1番の目的である老舗デパートの隣の教会へ向かった。そこにはコレラ流行の時に奇跡のメダイを配ったカタリナ・ラブレにまつわる場所で、吉乃は出産を望んで諦めており、嫉妬まみれのスピーチをしたときに起こったかもしれないある事件の贖罪を求めている。 「絶望退治」京都の縁切り神社に向かう鶴子が縁を切りたい相手は息子。夫は早々に離婚して息子から離脱した。息子と別れて心の安寧が欲しい。 最後の1話がこれなのは重いなぁ。共感しないで読みたいお話…。
大きく何かが変わるわけではないが、神仏などを通して心持ちが少し変化するその繊細な心の機微を感じられてよかった。
お参りとか祈りとか願いとか神様とか信仰とか、そういった見えないものに対する短編集。スリランカやミャンマー、インド、パリ、日本。無宗教な日本人だからこそ共感できる違和感や疑問がおもしろかった。同じこと思ったことある!と口に出しながら読んだ。
不思議な感覚になった小説(短編集)だった。 まるで自分が辺鄙なアジアの寺院を巡っているような、 そしてそれぞれの主人公の人生を生きているような感覚にさせられた。 いい人なんだろうけど感性の違いすぎる夫との関係、ボケてるわけじゃないのに盗み癖のある離れた暮らす父親の悩み。 スーパーで起きた女児疾走事件...続きを読むが自分の講演した内容のせいだと思い悩む女性。 ほんとにリアルに描かれていて何通りもの人生をちょっと旅してきた感覚になった。
人が神様を乞うとき、神に祈るとき。それは特別なことなんかではなくて、きっと自然とみんな何かを願ったり、祈ったりするもんなんよなと改めて思う。
短編集。悩みを抱えた人々が、国内外の神様にお願いをしに行く。悩みそのものよりも、どちらかというと一生行けないだろうモンゴルやインドなど一緒に旅をした気になれたのが良かった。
自分の秘密の願いを叶えるために、マニアックな神様を訪ねていく人々の物語。 短編集で、それぞれの主人公がちょっと歪んでいて、自分の邪気だらけの願いを成就するための旅に出る。同じパターンとなるかと思いきやそれぞれに頷かされる。 毒の入ったくだりをサラサラと読ませる文章力が凄かっあ。
思い当たる思い当たる どの話もちょっとだけ自分 なにを信じたいのか分からないけど信じたかったり 「そういう人だ」とあきらめてたけど そういう人だと言えるほど知ってる人間でもない、旅先で会った誰かのようにしか思えなくなったり 静かに怖い、いや、怖くはないか もう日常日常
久しぶりの角田光代。 ワタシがもっと若いころ、角田光代の小説が好きだった。特に旅する話が好きだった。あの空気感とか雰囲気とかが好きだった。 久々に読んだ、角田さんの旅する系の短編集。今は自分も若くないし、旅先だってきっと以前の空気感ではないんだろうな。 8つのお話があるけれど、哀しいかな、読んだそ...続きを読むばからさっき読んだ話を忘れていってしまう。似たような雰囲気の話が多いし、結末は不確かだしで、どれも印象に残りにくい。
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