くまちゃん

くまちゃん

小説・文芸
781円 (税込)

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風変わりなくまの絵柄の服に身を包む、芸術家気取りの英之。人生最大級の偶然に賭け、憧れのバンドマンに接近したゆりえ。舞台女優の夢を捨て、有望画家との結婚を狙う希麻子。ぱっとしない毎日が一変しそうな期待に、彼らはさっそく、身近な恋を整理しはじめるが……。ふる/ふられる、でつながる男女の輪に、学生以上・社会人未満の揺れる心を映した共感度抜群の「ふられ」小説。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    くまちゃん
  • タイトルID
    :
    393226
  • 電子版発売日
    :
    2016年09月02日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    主人公を振った人が、次の章では主人公になって誰かに振られて(失恋して)いく連作短編集。
    過去付き合う時に元カノの話を聞くことは何度かあって、『この人を振った人がいるのか。すごいな、どんな強者なんだろう』って考えたことは一度や二度じゃなかったから、振った側の視点で物語を読めるのがとても興味深く、そしてその人も誰かには振られているという展開もなんだか気持ちが良かった。

    自分より相手からの好きの方が大きい相手なら、自分らしくいられるのに、自分が大好きな相手だと言いたいことが言えなくなって敗北してしまうというのはなるほどなぁ。だから、相手からの好きの方が大きい恋愛が幸せになれると言われるんだろうけど、今までの自分が無くなってしまうくらいに好きな相手と出会えることを、大恋愛と呼ぶんじゃないかと、ゆりえの話を読んで思った。
    自分のことを特別に好きになってくれた人のことを好きになれなくて、自分が運命だと夢中になった相手にとっては、自分との交際を数ある交際の中の一つとしか位置付けていなかったりする。みんな矢印が一方通行で、それがお互いを向くことが結婚だとすればなんで奇跡なんだろうと思った。

    「あの男よりずっといいや。よかった、あの時あの部屋を出て。あそこにいたらこの人に会えなかったもんな。」

    「今まで好きになってきた人のこと、好きになってくれた人のこと、好きになってもらえなかった人のこと、その人たちが自分に何を与えてくれて何を与えてくれなかったかを、青くさいような言葉で話せたかもしれない。」

    「誰しもその時に自分に必要な相手と必要な恋をし〜そしてあるとき、関係は終わる。それは必要であったものが、必要でなくなったからなのだろう。たぶん、双方にとって。」

    0
    2026年09月28日

    Posted by ブクログ

    連続短編面白いなあ〜

    好き→付き合った→振られた
    っていうだけでなく、主人公が意思を固めて次に進もうとする展開が好みだった

    0
    2026年04月25日

    Posted by ブクログ

    人が傷付き、悶えながら、本音と建前の中で生きていく様子をこれ程美しく書ける人はいるのかな₍ᐢɞ̴̶̷.̮ɞ̴̶̷ᐢ₎ 全ては芸術だということに気づくのはそのあとの話★

    0
    2026年04月02日

    Posted by ブクログ

    振られて喪失したかと思えば、次の章では振った側が今度は別の誰かに振られている、その繰り返しの連作短編になっている、なんだこれ面白い、すごすぎるよ

    自分が振る側から振られる側になる時、あの時あの子もこんな風に思っていたのかなあと物思いにふける場面が切ないね

    0
    2026年03月29日

    Posted by ブクログ

    フラれ小説なんだけど、ネガティブな気持ちにならず、人の根っこの強さとかしたたかさを感じた。
    恋愛と仕事の関係を実感する年齢だから、より刺さった気もする。

    0
    2026年02月19日

    Posted by ブクログ

    恋愛って他者への執着と願望の押し付けなような気もしていたけど、最初と最後に出てきた苑子を見て、少し印象が変わった。

    キャリアも収入も人生になんも関係がないと言い切れる境地には、自分は至れない気がする。

    0
    2025年06月14日

    Posted by ブクログ

    登場人物が人生の節々で必要な恋を必死に求める、というところが見どころだと感じた。特にフラれるシーンにおける感情は人間臭く描かれており、感情移入できリアリティがあるという理由から興味深かった。
    章を跨いでフル側フラれる側両方の心情が描かれている点も斬新で面白かった。

    0
    2025年04月18日

    Posted by ブクログ

    恋はそのときに必要だからするもので、辛いけど失恋もそのときに必要だったからするものなんだと思った。
    恋は誰かが誰かより優位とかそういうことじゃなくて、そのときの仕事とかいろんなタイミングとか、とにかくその時、その人と接することで得られる何かが必要だからするのかなとおもった。
    20代で読んでおくべき1冊だと思う。

    0
    2024年09月22日

    Posted by ブクログ

    恋愛ってやっぱり面白いなあって思った
    組み合わせによっても色が変わる感じ
    以前の私はこうだったのに、この人と付き合ってる私はこう。みたいな

    0
    2024年07月18日

    Posted by ブクログ

    恋愛って難しいな、と思う。
    タイミングが後少しずれていたら、二人は結ばれていたのかもしれないし、でもそのあと出会った新しい人とも出会えていなかったのだろうとも思う。
    私も振り返ってみると、付き合っている人には振られてばかりだ。
    告白されて振ることは何度かあるが、付き合ってしまうとその人が全てになってしまう。
    実は振られる方だけではなくて、振る方も痛みを伴う。嫌いになっていないのであれば、なおさらだ。新しく好きな人ができたり、そんなに相手のことを知らないまま別れることになってしまったり。形はさまざまでも、相手を失うという事実は同じで、痛みの強さは違えど誰しも傷ついている。
    恋愛をもうしたくないと何度も思うが、した時の喜びや幸せを味わいたくてまた手をを伸ばしてしまう。あまりにも苦しくて、辛くて、生きている。

    0
    2026年07月06日

くまちゃん の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    くまちゃん
  • タイトルID
    :
    393226
  • 電子版発売日
    :
    2016年09月02日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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