無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
主人公を振った人が、次の章では主人公になって誰かに振られて(失恋して)いく連作短編集。
過去付き合う時に元カノの話を聞くことは何度かあって、『この人を振った人がいるのか。すごいな、どんな強者なんだろう』って考えたことは一度や二度じゃなかったから、振った側の視点で物語を読めるのがとても興味深く、そしてその人も誰かには振られているという展開もなんだか気持ちが良かった。
自分より相手からの好きの方が大きい相手なら、自分らしくいられるのに、自分が大好きな相手だと言いたいことが言えなくなって敗北してしまうというのはなるほどなぁ。だから、相手からの好きの方が大きい恋愛が幸せになれると言われるんだろうけど、今までの自分が無くなってしまうくらいに好きな相手と出会えることを、大恋愛と呼ぶんじゃないかと、ゆりえの話を読んで思った。
自分のことを特別に好きになってくれた人のことを好きになれなくて、自分が運命だと夢中になった相手にとっては、自分との交際を数ある交際の中の一つとしか位置付けていなかったりする。みんな矢印が一方通行で、それがお互いを向くことが結婚だとすればなんで奇跡なんだろうと思った。
「あの男よりずっといいや。よかった、あの時あの部屋を出て。あそこにいたらこの人に会えなかったもんな。」
「今まで好きになってきた人のこと、好きになってくれた人のこと、好きになってもらえなかった人のこと、その人たちが自分に何を与えてくれて何を与えてくれなかったかを、青くさいような言葉で話せたかもしれない。」
「誰しもその時に自分に必要な相手と必要な恋をし〜そしてあるとき、関係は終わる。それは必要であったものが、必要でなくなったからなのだろう。たぶん、双方にとって。」
Posted by ブクログ
恋愛って難しいな、と思う。
タイミングが後少しずれていたら、二人は結ばれていたのかもしれないし、でもそのあと出会った新しい人とも出会えていなかったのだろうとも思う。
私も振り返ってみると、付き合っている人には振られてばかりだ。
告白されて振ることは何度かあるが、付き合ってしまうとその人が全てになってしまう。
実は振られる方だけではなくて、振る方も痛みを伴う。嫌いになっていないのであれば、なおさらだ。新しく好きな人ができたり、そんなに相手のことを知らないまま別れることになってしまったり。形はさまざまでも、相手を失うという事実は同じで、痛みの強さは違えど誰しも傷ついている。
恋愛をもうしたくないと何度も思うが、した時の喜びや幸せを味わいたくてまた手をを伸ばしてしまう。あまりにも苦しくて、辛くて、生きている。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
ビジネス・実用
小説・文芸