角田光代のレビュー一覧

  • 今日も一日きみを見てた

    Posted by ブクログ

    まさか猫のエッセイで泣くとは思っていなかったけど、泣いた。自分が猫と暮らす上で猫の存在がとても大きな存在になっているんだということを、読みながら噛み締めた。
    角田さんの猫への考え方が自分の考え方ととても近い気がして、言葉の端々から伝わってくるトトちゃんへのあたたかい愛やまなざしが心地よかった。
    全ての猫好きさん、猫飼いさんにおすすめしたい一冊です。

    0
    2025年11月27日
  • 源氏物語 8

    Posted by ブクログ

    たしかに唐突に終わる。浮舟は逃げおおせて欲しいと思ったが、そのことは描かれない。感じとしては逃げ切れそうにない。オープンエンドだが、明るい未来は示唆されていない。薫も宮も、未練がましい男性性は最悪だ。最後は「人形」であることを脱せられるか?というテーマだったのか。

    0
    2025年11月20日
  • 韓国ドラマ沼にハマってみたら

    Posted by ブクログ

    韓流にハマってる人にはたまらない書籍。
    そうそう!そうなんだよね!って思わず頷く場面がたくさんあった。
    私が1番共感したのは「韓流俳優の名前が覚えられない」のところ。
    韓流大好きなのに俳優さんの名前覚えられないんだよなぁ 泣
    そんな感じで共感できる箇所が多々ありとても楽しく読めた。
    この書籍を読んだ後はネットフリックスのマイリストが増えていること間違いなしだと思う 笑

    0
    2025年11月15日
  • 泥酔懺悔

    Posted by ブクログ

    小学校から大学まで同じだった友人に勧められて読んだ。
    語彙力なくて上手く感想言えないけど、個人的に中島たい子さんのが好きだった。
    もともとほぼ飲めなかったから下戸の気持ちもわかるし、世間的なお酒の立ち位置とか共感だったし、記憶なくす友達と重ね合わせて見てしまった。
    勧めてくれた友人はいつも私に新しい感性や向上心を与えてくれる。またおすすめを聞きたい。

    0
    2025年11月14日
  • 源氏物語 5

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    角田光代さんの後書き通り、作者の筆が冴え渡っている。わたしは特に、三の宮の父(朱雀院)が娘の行く末をなんとか幸福にと願っているところが身につまされた。娘の方はどこ吹く風なのだが。

    督の王(柏木)の死ぬ理由の屁理屈も弱っている時には、そう思うよなあ、という迫真だった。

    0
    2025年11月13日
  • 新潮モダン・クラシックス 失われた時を求めて 全一冊

    Posted by ブクログ

    本文より引用
    「ぼくたちが生きているのは、ただたんに前に進む時間軸ではない。今まで過ごしてきたすべてが順不同に混在するなかで生きている。だから、昨日や一昨日よりずっと前、ジルベルトを愛していた日々を、今日生きることがあった。」

    あの時の「ぼく」が今を生きているんだね。
    まっすぐな恋心だけ捨てきれずに。

    0
    2025年11月04日
  • さがしもの

    Posted by ブクログ

    どれもかなり好きだったけど、あとがきエッセイにあった角田光代にとっての本の見え方がとびきり沁みた。ここにガッテンみたいな共感ボタンがあったら押しまくってるなあと思いながら読んだ。
    定期的に読み返したいし、身近にいる本が好きな人に是非おすすめしたい。

    0
    2025年10月27日
  • いつも旅のなか

    Posted by ブクログ

    これまで30カ国以上を訪れて、その度に色々なことを考えた日々を言葉にする、文字にする、答え合わせするような本。そう、そうなの。と何度も共感した。

    ・全て自分なりに考え、答えを出しーその答えを実践していく(ベトナム)
    ・うつくしさもやさしさも、おだやかさも品のよさも、それほど奥ゆかしいのである(ミャンマー)
    ・値段というものは、その国を知る手っ取り早い近道(キューバ)

    0
    2025年10月27日
  • トリップ

    Posted by ブクログ

    10篇のそれぞれの登場人物は、
    それぞれの居場所にずっと違和感を持っている。
    こんなはずじゃなかった。
    でも、あっという間にここまで来てしまった。
    そもそも、自分にここ以外の選択肢なんて
    なんにもなかったんじゃないか。

    こないだ読んだ荻原浩さんの「あの日にドライブ」では
    主人公は銀行を不本意に辞めて、
    タクシー運転手になった。
    あの人も、こんなはずじゃなかったと思いながら、
    最後にはこの場所で頑張ろう、と希望の兆しを見せて終わった。

    トリップの登場人物には、そんな希望はない。
    長く長く続く絶望。
    でも、現実はこんなものじゃないだろうか。
    絶望の中で希望を見いだせる人は、たくましいけれど。

    0
    2025年10月25日
  • なくしたものたちの国

    Posted by ブクログ

    すごく好き。
    「どんなこともいつか懐かしくなる日がくるわ」
    なんだか泣きたくなって、そんな気持ちになる自分が嬉しい。
    絶対また時間をおいて読み返す。



    超弩級の恋は足りないから超弩級になるんだと思う
    自分が好きだと思うのと同じだけを、相手がかえしてくれなくて、あるいはかえしてくれているようには思えなくて、それで、どんどんどんどん、好きが吸い取られていって、きづいたらとんでもないくらいの好きになっているんじゃないかな

    なくしたものばかりだ、と、二袋目の写真を見ながら、わたしは思う。落としてしまったもの、なくしてしまったもの、置き忘れてしまったもの、いなくなってしまったもの。写真はそれらで満

    0
    2025年10月23日
  • ゆうべの食卓

    Posted by ブクログ

    『食』にまつわる思い出って人それぞれ何かしらのエピソードがあるよなぁ。
    カタチあるものはいつか手放なくてはならない日が来るけれど、思い出はずっと心の中で生き続ける。
    イオクサツキさんの挿絵も素敵だった。

    0
    2025年10月19日
  • さがしもの

    Posted by ブクログ

    それぞれの人の人生の中に深く刻まれた1冊についての話。はじめの方は私がこの本の雰囲気になじめない感じで、面白く読めるかな?と思ったのですが、だんだんなじんできました。「彼と私の本棚」は失恋の感情が胸に響いて切ない気持ちになりました。表題の「さがしもの」はおばあちゃんのこと、きっとそれほど好きでもなかっただろうに、ちょっと呪いみたいと、思いつつ、探すことは自分のためでもあるのだろうと思いました。見つけたときは私も「キター!」って気持ちになりました笑
    1つ1つが短いお話なので、隙間時間に読みやすくてよかったです。

    0
    2025年10月19日
  • ご本、出しときますね?

    Posted by ブクログ

    BSジャパンのテレビ番組の書籍化。オードリー若林さんがMCする番組が好きな自分にとっては、読み進めてると声が聞こえてきそうな錯覚に陥った。作家の知らない一面が見えてとてもおもしろかった!読んだ章の中では村田沙耶香さんの変人度が群を抜いていた笑

    0
    2025年10月15日
  • ドラママチ

    Posted by ブクログ

    待つ立場、待つ環境、待つ時期。
    生きてる間に待つ瞬間は沢山あると思うけれど、私やっぱり動いていたい。それでもやる気が出ないとき、動きマチなり。

    0
    2025年10月15日
  • 銀の夜

    Posted by ブクログ

    キラキラした時代を引きずりながら、30代の今を悶々と生きる3人の女性たち。
    仲良し3人組のはずだけど、みんなそれぞれ他人に対する思いがあって、3人それぞれの思いも分かって(読んでると)、それがすごくいいなと思った。
    3人とも流されながら、時に無茶苦茶に生きてるんだけど、最後の最後で言葉を超えたところで分かってしまうのが良いよね。
    三者三様の生き方や思っていることに、ああ、これは小説でしか描けないよなぁと思いながら、一気に読んだ。

    あとがきに、これはずっと忘れられていた小説で、時が経ってしまってもう自分には直せないと思ったと書いていた作者に好感を持った。
    自分には、キャラクターが自由に動いたと

    0
    2025年10月06日
  • さがしもの

    Posted by ブクログ

    もっと早く読めばよかった。
    今まで忘れていた本との思い出が頭の中に次々と出現してきて大変だった。
    この本の主人公たちと同じように私にも私だけの本との思い出がある。
    それがとても嬉しい。
    そして、昔持っていた本で今もう一度読み返さないとと思う本も出てきた。
    本屋行こう。

    0
    2025年10月05日
  • 今日も一日きみを見てた

    Posted by ブクログ

    「明日も一日きみを見てる」の前作ということで、トトちゃんとの出会いからチビちゃんの時代のエピソード。

    特に印象的だったのは、トトちゃんと出会う前と後で自分が変わったというエピソード。私も愛猫を迎えてから同じような変化を実感しているので、とても共感できる内容だった。

    「猫は、全世界の猫となるのである。ノンフィクションの現在ばかりではなく、過去未来フィクションまで含む、全世界だ。一匹の猫によって、私たちは、全世界の猫の幸福を祈るに至る。たかだか一匹の猫なのに、その威力は、ものすごいのだなあとあらためて思う。」
    まさにその通りで、一匹の愛猫を慈しむ気持ちが、いつの間にか世界中の猫たちへの深い愛

    0
    2025年10月04日
  • ツリーハウス

    Posted by ブクログ

    今のZ世代は何不自由なく生活出来ている人が多いように感じる。その何気ない生活が、どんな想いで紡がれてきたものか垣間見ることができた。正直、先祖にたいしてなんとなくの敬いはあったが、具体的に敬うことはしていなかった。今の幸せを作ってくれた先祖、そして両親にもっと感謝して過ごしていきたい。

    また、逃げることの大切について。
    そのときは確かに恥ずかしさを伴う行為かもしれない。しかし、疑問を感じることに対して命がなくなるまで戦い続けるのもどうかと思う。だから、一旦逃げ、そして未来を頑張って生きて、逃げた過去に意味を持たせる。そうすることが重要なのかな。

    0
    2025年09月30日
  • タラント

    Posted by ブクログ

    撚り合わせた糸のような作品だと思った。

    みのりの現在、みのりの学生時代、清美の話、それぞれが層のように重なるのではなく、糸のように撚り合わさって最後のシーンに集約されていったと思う。

    すべての描写に無駄がなくて圧倒された。
    小説にここまで付箋付けて読んだのははじめてで、とにかく「ここ、覚えておきたい」「このシーンも後で読み返したい」のオンパレードだった。
    それは、私がみのりのように「何かしたほうがいいとは思ってるけど、なにもできない」と感じているからかもしれない。

    世界はきれいでもなければ、絶対的な正義も存在しない。目を背けたくなる現実ばかりだし、知らない方がよかったとも思うことがあふれ

    0
    2025年09月29日
  • さがしもの

    Posted by ブクログ

    とても良かった。
    短編集になっていてどれも本をテーマにしたもの。
    これを読んで本がもっと好きになった。
    本は世界への扉

    0
    2025年09月28日