芳川泰久の一覧

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作品一覧

2017/03/03更新

ユーザーレビュー

  • ボヴァリー夫人
    どうしようもない女性の話。真っ当で愛情深い夫を退屈で凡庸だと軽蔑。夫は安定した稼ぎがあるのに、この人でなければ自分はもっと裕福な暮らしができたはず、と自惚れ。そんな女性の話でも一応の格調を保っている。文章の美しさもさることながら、女性の一途さ故に。ただ物語のような恋愛をひたすら求める様は、哀れだけど...続きを読む
  • 新潮モダン・クラシックス 失われた時を求めて 全一冊
    原本は対訳が全14巻、とても読み通せるものではなく、興味はあるものの、でしたが、本書そのタイトル通り、「失われた時を求めて」を全1巻に纏めてものです。訳者の芳川泰久さん角田光代さんのお力で自分的にはスリリングな読書体験させて頂きました。特に45章「不揃いな舗石」以降の主人公の哲学的思弁と導かれる解。...続きを読む
  • ボヴァリー夫人
    でたらめな父親と、気位の高い母親にふりまわされて
    シャルル・ボヴァリー氏は自分では何もできない男だった
    親の言うまま勉強して医者になり
    親の言うまま資産ある中年女を嫁にとった
    しかし患者の家で出会った若い娘と恋におち
    初めて自らの意思を持ったシャルルは
    熱愛のさなか妻が急死する幸運?にも恵まれ、これ...続きを読む
  • 新潮モダン・クラシックス 失われた時を求めて 全一冊
    本当は、ちゃんと原文に即したものを読むべきなのだろうが、複数回挫折している自分にとっては1冊でまとまっているものがあるというのは非常にありがたかった。
    これを足がかりに改めて読み進めるというのはありなのではなかろうか。
  • 先生の夢十夜
    初出の記載なく書き下ろしか

     死後の 猫の"我輩"の夢枕に死後の漱石が立ち、『それから』の三千代がどうなっているのかを、"我輩"の思念が映像化することで調べさせると、物語の登場人物たちは、その後もそれぞれの人生を歩んでいた、というお話。

     三千代と結婚した代助は失踪し、福島の川で梅花藻の上に身を...続きを読む