角田光代のレビュー一覧

  • 銀の夜

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    ネタバレ

    ちづるも伊都子も麻由美も
    それぞれの日常が妙にリアルで
    彼女たちの今が気になる作品だった。

    ちょっと特殊な経歴を持つ3人っていうのが
    より一層彼女たちの繋がりを深めているようで
    なんだか面白い。

    それでも私たちは大丈夫。
    大丈夫を胸にそれぞれまた動き出した先には何があったんだろう。
    近い世代だから自分にも刺さるところがあった。

    角田さんのあとがきまで読んで、
    なおさら彼女たちの今が読みたいと思った。
    続編が出たら良いなぁ…。

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    2023年12月23日
  • キッドナップ・ツアー

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    あの人と結婚していたらわたしはいなかったね

    だから、結婚しなかったのかもな

    一気に読み終わった

    中学生くらいのときに読みたかった

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    2023年12月16日
  • 太陽と毒ぐも

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    同棲してる、しようとしてるカップルたちの短編集
    どの話もすごい良かった!

    その人それぞれの習慣、性癖のせいで愛とか平和な状態に亀裂が入っていく
    カップルの言い合いとか毎回どっちも間違ってないから人間関係ってややこしいなぁってなった

    どんどん読み進めたくなる文章力で日常のことが書かれてるのがすごい
    また絶対いつか読み返したい

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    2023年12月14日
  • もう一杯だけ飲んで帰ろう。(新潮文庫)

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    角田さんがミュージシャンと再婚した時はおどろいたけど、あれから時を経てこんなおもしろいエッセイが読めるとは!
    一緒にお酒を飲んだある日のあるときのことを、それぞれが好きに書くという内容なのだが、これは圧倒的に夫である河野さんの方が不利なのでは?と思っていた。
    だって、本業が作家の人と同じシチュエーションで書くのだから。
    ところがどっこい。とっても文才があって、なおかつミュージシャンならではの視点も加わり、2人の文章が並んでこそ楽しめるエッセイだった。
    何よりもお互いがリスペクトし合っているのがよくわかるし、一緒に飲むことを楽しんでいる。
    お互いの友人も一緒くたで食べて飲んでいるのが、いいなあと

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    2023年12月14日
  • 字のないはがき

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    さいしょおくってきた手紙が赤い丸だったけど、そのつぎのてがみからだんだん丸が小さくなっていった丸が、ぜんぶ黒で、なんで赤じゃないんだろうってしんぱいになって、さいごまで読んだらそのいみがわかった。

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    2023年12月02日
  • 空中庭園

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    連作短編。
    ある家族をそれぞれの視点から描く。
    最初は退屈な小説かと思ったが、第二章からギアが上がった感じ。おそらく短編として切り取るとそれほど面白くないのだが、視点が切り替わることで各人物の欺瞞や嘘が客観的に表現される点がゾクゾクする。何て言いうか玉ねぎの皮を剝いていく感覚。

    自分の信じている世界は自分だけのインナーワールドでしかなく、現実は全く別の世界として存在しているのだ。
    そんな崇高な感覚を都下の平凡な家族を通して描き切った作者は凄いと思う。

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    2023年11月24日
  • 私のなかの彼女

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    うわーーー中盤すごく頭が重くなった。
    本当にいろんなことを考えながら読むことになった。
    これを読んだ大事な人と感想を言い合いたい。
    でも大事な人にこの本を読んでもらうのが怖い。
    ちょっと自分の考え方が和歌と似てるかも、と思って、
    若干の危機感を抱いた。
    そんな感覚も、大学生の時の和歌みたいだなと自分で思う。
    うわーうわーうわー、面白かった。もう一回読んで、自分の言葉できちんと感想にしたいけど今はこんな言葉たちしか出てこないな。。。

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    2023年11月22日
  • 福袋

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    8つの短編集
    全部かなり面白かった
    狂気じみてたり黒い感情だったりが
    よくこんなうまいこと言語化できるなって感動しながら読んでた

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    2023年11月20日
  • ご本、出しときますね?

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    本の内容はもちろん面白かった。
    それ以上に読んだことがない作家さんをたくさん知ることができたし、紹介されており本の中に読んでみたいものもたくさんあった。

    たまには意識的に新しい作家さんを開拓しないと読むものが偏っちゃうから。

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    2023年11月19日
  • 源氏物語 上

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    今まで2回トライしたが挫折した。今回はどうやら三度目の正直。全体を読めそうだ。角田訳は素晴らしい。
    それにしても源氏がここまでのスーパーマンだったとは。とてつもなハンサムで芸事全てに優れ、学問ができ、政治力もある。実際太政大臣までしゅっせする。女性に対する積極さは見事なまで。待ったすごい。
    史記と白居易が何度も引用されるのは驚き。この時代ここまで知られていたのか。
    その割に李白も杜甫も一切出てこないのは単に話の流れなのか。
    明らかな誤植が何箇所か。
    例。633ページ1行目西
    解説に気になる点。原文と角田訳は同じだが解説は異なる。なほ才は基礎なのか漢才なのか。

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    2023年11月17日
  • いつも旅のなか

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    読み終わるのが惜しいほど。脚色もあろうが、どの旅もカラフルで愛おしくおもえた。旅に出たい欲が湧くというより、私は満足して収まった派かな。

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    2023年11月09日
  • 字のないはがき

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    向田邦子 原作
    角田光代 文
    西加奈子 絵
    向田邦子さんの戦争体験を豪華な3人が絵本にしてくれました。

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    2023年11月07日
  • 字のないはがき

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    『第1回親子で読んでほしい絵本大賞、大賞受賞作』

     この絵本は、向田邦子さんの、「字のない葉書」(『眠る盃』所収、1979年、講談社)を原作としており、文を書かれた角田光代さんも語っているように、原作が戦争時代の向田さんの家族との思い出を綴ったエッセイということは、日常生活で起こった現実の話ということになる。

     また、原作があるものを絵本にした意義として、普段活字をあまり読まない方や、まだ読むことに慣れていない方といった、より広い層の人達に手に取っていただけることと、絵本の利点の一つである、無駄のない必要最小限かつ明瞭な文体と、それを補填してくれる絵が合わさることで、絵本ならではのジワジワ

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    2023年11月03日
  • 三面記事小説

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    角田光代さんの、八日目の蝉もだけど、実際にあった事件を肉付けして小説化する物語が引き寄せられます。ニュースや新聞で事件をみて、なぜこんなことになってしまったのか、、、実際に犯罪を犯す人の気持ちなど分かりたくもないし、寄り添う気持ちも全くないが、背景があるなら知りたいと思ってしまう。折り合いをつけようとする自分がいるのかもしれない。

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    2023年10月16日
  • くまちゃん

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    ネタバレ

    大号泣。良すぎた。
    ネットで「失恋した時 小説」で検索して出てきたので読み始めたが(安直すぎて我ながら恥ずかしい)予想してたよりはるかに良かった。

    淡々としてるんだけど人を好きになる気持ちとかつらさとかがひしひし伝わってくる静かでやわらかい文体で良すぎた。まったく大げさじゃないのになんでこんなに胸が痛くなるんだろう。
    こういう、なんでもないようなことをさらっと上手く書けるのがいかにも文豪って感じする。
    だって奇事を派手に書くのなんて簡単だもの。

    キャラクターみんなにめちゃくちゃ共感できた。特に「何者かになりたい」「社会で普通の人として生きる流れに取り込まれることへのなんともいえない怖さ」み

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    2024年07月26日
  • くまちゃん

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    失恋って文字とは違って失うものも沢山あるけど得るものだって沢山ある。

    ゆりえがまさにそうだったように、人を好きになるってことは好きになった人をを自分の理想や憧れってフィルターを通して見ることな気がする。
    相手の本質が見えるにつれ自分のイメージとの違いに戸惑ったり、自分が何者にもなれないと藻掻いて焦る中で何者かの枠にしっかり収まってる相手と恋することで自分を落ち着かせたり。

    恋は二人で、相手を想いやるものだけど恋ほど人間をわがままに利己的にするものもないな、

    けどひとつの恋が終わって時間が経つとその時の景色や記憶が一気にズームアウトして色々なことを考えるきっかけになるだろうし、その中には失

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    2023年09月30日
  • 今日も一日きみを見てた

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    私は産まれた時既に猫が家庭にいたが、猫を始めて飼うときはきっとこのような驚きと嬉しさに満ち溢れているのだろうと思った。猫を飼う人はきっと共感しあるあると呟くような日常の一コマを描いたエッセイ

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    2023年09月23日
  • いつも旅のなか

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    自分も1人で海外に行くけど、こんなに旅のエピソードを面白く書けるのはさすが作家だなあと。
    あとがきにあったように、同じ本を読んでも同じところを旅しても、感じるものは人によって全く違いますね。

    ロシアのところでおトイレにいけないところは一緒にハラハラしてしまった。

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    2023年09月16日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    2023年39冊目。
    読書って、おもしろい。
    今悩んでいる事の答えに導くような言葉に出会える。

    「実るほど頭を垂れる稲穂かな」のことわざ。実るから謙虚にするのではなく、謙虚にするから実るのである。このことわざの本当の意味を知ることができた。

    「気づきをありがとう」…世の中というところは気づきに満ちており、いくらでも感謝できる。まさしく、最近そんな思いをした。考え方一つで生き方が楽になると思えた言葉。

    最後の「珍回答してくれた先生方」の紹介までも面白かった一冊。

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    2023年09月09日
  • キッドナップ・ツアー

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    ○好きなセリフ
    「あの人と結婚してたらきっと私はいなかったね」
    「だから結婚しなかったのかもな」おとうさんは鼻歌をうたうように言った。

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    2023年08月30日