角田光代のレビュー一覧

  • 今日も一日きみを見てた

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    ネタバレ

    泣いた。でも別に悲しい話は一切無い。精神的に疲れてる時に、意外な人から親切にされて泣きそうになる気持ちを大きくした感じ、胸にくる。人から猫への静かな愛情が丁寧に書かれていて素晴らしかった。対象が猫じゃなかったとしても共感できるかもしれない。

    トトちゃん(猫)が小さい時に家にきて、病院に行って、おもちゃで遊んで、トイレ騒動があって、人に預かってもらって、とか猫との暮らしのエッセイ。猫はもちろん可愛い。

    でもこの本で好きなのは、著者が知り合いに、おかあさんに甘えてるのね、と言われた時「飼い主です」と訂正したくなるとか、家族だとは思うけど・・、と口ごもってしまうとか、心の中では一緒にいてくれて嬉

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    2023年05月22日
  • ツリーハウス

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    家族に無関心であった主人公が祖母との中国旅行を通じて家族のルーツについて知る内容。歴史的背景が細かく描かれており、祖母の生きた戦時中、子どもたちの生きる戦後、孫である主人公が生きる現代が、交互に描かれて読みやすかった。
    戦争という自分ではどうしようもない状況から逃げることを選択した祖父母は、自分の子供たちにも逃げることしか教えられなかった故、子供達も逃げてばかりの人生に。しかし時代が違うと。今の世の中にもいろんな問題があるにせよ、そのせいにして逃げ続けるだけでは生きていけない、と言われているような気がした。改めて戦争について考えさせられるし、今の生き方についても考えさせられる話だった。
    普段何

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    2023年04月26日
  • 幾千の夜、昨日の月

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    自分も旅好きで散々放浪している身として、ああわかるなあこんな夜あるなあ、とか、まだまだ知らない夜もあるなあ、と夜の話だけどいつの間にか旅のことを考えていた。旅中に読んだってのもあるかも。

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    2023年04月24日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    とても面白い。そして大人も人生の訓示として読むべき?ww私は読むべきだと思います。
    肩の力を抜きながら生き抜く術を教えてくれています。
    回答者様達は、こども向けに言葉を選んで優しい言葉で答えてくれていると思うのですが、内容はけっこう辛辣ですし的を得ています。さすが。
    読んで良かった

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    2023年04月24日
  • 今日も一日きみを見てた

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    このシリーズ、2冊目の方を先に読んでしまった。
    でも順番関係なかった、今回も素晴らしい読書時間をいただけた。

    【猫】にまつわるいろんな事を知って驚いていく角田さんとトトの日常が、「うちの猫もそう!!」とか「そうだよねカリカリね、あぁふみふみね(笑)」とか、クスッと笑ってしまうような共通点や共感が満載で、とにかく楽しい。
    そしてまたさすがの角田光代…(失礼なの承知だけどだってもう)言い回しが最高に最高で!
    猫以前=BCビフォーキャット 
    猫以後=ACアフターキャットって!笑
    猫好きと犬好きに対する考察も興味深い。
    犬好きが可愛いと思うのは自分ちのわんことその犬種くらいまでだけど、猫好きは全宇宙

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    2023年04月17日
  • ご本、出しときますね?

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    オードリー若林さんと作家さんの対談のような感じで進むテレビ番組の書籍化。 作家さんってなかなか面白い人がたくさんいるものだなと感じられるし、心の中はちょっと黒い人が多いのかなと。 そして、意外と作家さん同士って交流あるものなんだなと。

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    2023年04月16日
  • 世界は終わりそうにない

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    角田さんという人は面白い人だなとパーソナリティが分かるエッセイ。八日目の蝉の監督との対談を読んだ後にもう一度映画を観たいなという衝動に駆られる。監督の映像化に対する思いなどを知ることが出来て面白かった。

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    2023年04月15日
  • なくしたものたちの国

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    ネタバレ

    出会えて良かった本。読んだ後、ああよかったと思った。物語だけど、分かる、と思うことばかりだった。

    過去に無くして後悔したときの記憶やこれから無くすだろう、無くなるかもしれない、という私自身の不安が、本に触れている間だけでもなぐさめられたように思う。

    不思議な出来事が起こるんだけど、騒ぎ立てず、静かに受け入れているところとか、最悪のタイミングだった時の心情とか、黒い気持ちでいっぱいになって自己嫌悪するところとか、作り話だとしても分かり合える人と出会えたようで嬉しかった。

    ヤギのゆきちゃんと会話できなくなった場面では、そういえば、私も飼ってた犬とそういうことがあったのを思い出した。言っても信

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    2023年04月12日
  • 私はあなたの記憶のなかに

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    見知らぬ人たち、何年か前にこの大学に通っていた恋人同士を引き裂く、運命のいたずら役を、知らずにかってでてしまったんだろうか? それとも、今は家庭を持つおっさんおばさんの平安を、守ってやったんだろうか?

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    2023年04月02日
  • 今日も一日きみを見てた

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     ネコ好きの作家角田光代さんのエッセイ。漫画家の西原理恵子さんからもらったアメリカンショートヘアの雌猫トトとの暮らしぶりを書いている。ネコを飼ったことがる人なら、「あるある」と納得できることが多々出てくる。ネコ愛にあふれた一冊だ。

     あと最後の方に、初対面の西原さんが角田さんに、「ネコ、要らない?」と声をかけた理由が明かされている。病んだ人(?)を身近で見てきた西原さんらしいなあ。

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    2023年03月31日
  • 今日も一日きみを見てた

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    猫大好きな私。オーディオブックで読んだ(聞いた)が、読んでいる間中、猫の可愛さで頭がいっぱい、幸せいっぱいな気持ちになった。
    猫の立場で人間を見つめるその視線がなんとも可愛らしい。

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    2023年03月16日
  • だれかのいとしいひと

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    優しいイメージを抱かせる、平仮名のタイトル。"いとおしい"という感覚。
    "好き"や"愛してる"などとは違う、なにか心を温め柔らかくしてくれるような感覚。
    特別な事でなくても、いつもの日常の中にある"いとおしさ"。そんなイメージがずっと心の中に広がる本だった。

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    2023年03月16日
  • Presents

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    ハズレなしの短編集でした!
    どの作品も温かさに溢れていて大好きなのですが、特に「名前」と「うに煎餅」が好きです。

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    2023年03月12日
  • ひそやかな花園

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    子どもがいたとしても、いなかったとしても、ただ、生きなきゃならない自分の人生がある、ってだけ
    今、この落胆さえも手に入っていなかったのだ。そう、落胆すら、手に入らなかったのだ、話そうとしなければ。向き合おうとしなければ。
    ひとは、扉を開いて一歩を踏みだしさえすれば、いつでも、何度でも、あらたな世界を獲得できる。

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    2023年03月09日
  • 今日も一日きみを見てた

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    作者のトトへの、猫への愛情が溢れる優しいエッセイだった。
    写真のトトがかわいいこと。

    猫飼いにとって共感の嵐で、分かる分かる!と頷きながら読み進めた。
    特に共感したのは「猫、世界を変える」の章。
    「一匹の猫は、全世界の猫となるのである」とあるが、AC(After Cat)の私もまさしくその通りで、読み終わった今、トトや角田さんの幸せを願ってやまない。

    猫エッセイ2冊目の「明日も〜」も読みたいと思った。

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    2023年03月06日
  • 晴れの日散歩

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    オレンジページはよく美容室で読んでいた。
    たくさんのレシピがとてもよかった。
    料理やお酒、旅の出来事など、
    著者の飾らない人柄がよく出ていた。
    猫ちゃんとのエピソードが楽しい。
    著者の考え方、思いが、色々な作品ににじみ出ているんだと思った。

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    2023年03月03日
  • ツリーハウス

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    ・戦争時代の描写が生々しかった
    ・浩一が亡くなったのが悲しすぎた
    ・人が歴史の中で生きるていうのは、なすすべもなく翻弄されるようにその場にいて、事件そのものに関われないし、良い悪いの評価もよほど頭のいい人出ない限り、できないのではないか

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    2023年03月01日
  • Presents

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    私の大好きな大切な本。表紙が綺麗だからという理由で図書室で手に取りページを開いてとにかくのめり込んだ。文章の無駄のなさ、言葉選びの美しさ、本当に全てが完璧だと思った。何度読んでも美しい。6年たった今でも読み返す。どの話においてもその様子や人の顔、家の中や匂いまで全てが想像出来る。挿絵が抽象的で更に想像をかき立てられる。きっといくつになっても手放すことはないだろうと思う1冊。

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    2023年02月04日
  • なんでわざわざ中年体育

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    ネタバレ

    本読むのに疲れていたけど、これはとても楽に読める。ゆる〜く続けていいんだ、そうそう、そんな気持ちなるなる、と一話ごとに共感した。

    後半はところどころ感動して泣いてしまった。多分冷静に考えるとそんな大げさな話じゃない、と思う。それでもなんだか著者の心の中の戦いを応援したくなってくる。

    運動に対しては基本的にしんどい、やりたくない、とネガティブだけど、著者の、自然に対する表現がとても気持ちがいい。本当に情景が浮かぶような、気分が晴れやかになるところも読んでいて良かった。
    たまに悪態をついたり、サボれてラッキーと思ったり、゛初骨折も誇らしいほどだ。いい時間を過ごすと、失恋という痛みもやがていい思

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    2022年12月17日
  • 恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。

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    凄く良かった。
    肩の力を抜いて読めて角田さんと実際に飲み屋でお話してるみたいなエッセイだけれど、
    その中にも角田さんの考え方が私にはすごくかっこいいなと思った。かっこつけてないところがかっこいい!
    投げかけられる問い掛けの数々に対して、よくある「宝くじが当たったら?」って言われて一生懸命悩む子供のように、頭を捻らせ考える自分がいました。
    特に恋愛模様の渦中にいた?議論では、激しく角田さんに同感。私も恋愛話に疎い方で、後々からそういう話を知る事が多々あります。
    最後の章の「最近、心がふるえたことは?」がとても心に響きました。
    248〜249にかけての文章がとても良かったので、抜粋はしません。「

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    2022年12月14日