角田光代のレビュー一覧

  • 私のなかの彼女

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    恋人の仙太郎を中心にしていたのにいつのまにか仙太郎を置いて自分で歩けるようになっていた。
    最初のいい感じ男子仙太郎がどんどんあれ?あれ?と嫌な奴に見えてくるのは元からそういう人なのか和歌の目線なのか、和歌の目線で一緒にひやっとしたり仙太郎の反応にびくつき、いやでも別れるのはつらいなでも一緒にいるとしんどいなの矛盾。
    別れて恨みつらみの小説を書くと編集者にそれは違うと言われて、あれ?となるとこ。
    私なの?て気づくとこ。
    自分のダメさや勝気なとこ、譲れないとこ、変なのかな?て思うとこそういうのがてんこもりに書かれてる。
    上手く言えないけど角田光代めちゃくちゃ面白い。すごい。

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    2023年06月10日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    沈黙に焦る、ありがとうがないと腹が立つ、体育がだるくて嫌い、など普遍的な悩みに作家7名が趣向を凝らして答えた1冊。
    とくにありがとうがない、という悩みに対し、そもそも世界で「ありがとう」をめったに言わない国の人がおり、水くさいと考える人もいるということを初めて知った。自分の考えだけだと決して浮かばない考えなので、興味深い。
    その他にも「結局悩み解決してないじゃん」といったものもあったが、回答の内容が大喜利のようで面白く、こう考えればいいんだな、自分もこういうところあるなぁと楽しく読めた。
    真剣な悩み解決に一役買う本ではないが、小さいコラムを読んでいるようで面白かった。

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    2023年06月04日
  • 今日も一日きみを見てた

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    今度は猫。さすがに赤ちゃんには敵わないけどこれもまた思いっきり癒されました。実家を離れる前の5年間くらい2匹の猫が家にいました。その親もほとんど毎日来ていたので計3匹が家の中外をうろうろしていました。気が向くと遊び相手になってはいましたがこれほど向かい合ってはいなかった。いま思うと少し残念。また飼ってみたいけど家族が何と言うか…

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    2023年05月24日
  • 今日も一日きみを見てた

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    泣いた。でも別に悲しい話は一切無い。精神的に疲れてる時に、意外な人から親切にされて泣きそうになる気持ちを大きくした感じ、胸にくる。人から猫への静かな愛情が丁寧に書かれていて素晴らしかった。対象が猫じゃなかったとしても共感できるかもしれない。

    トトちゃん(猫)が小さい時に家にきて、病院に行って、おもちゃで遊んで、トイレ騒動があって、人に預かってもらって、とか猫との暮らしのエッセイ。猫はもちろん可愛い。

    でもこの本で好きなのは、著者が知り合いに、おかあさんに甘えてるのね、と言われた時「飼い主です」と訂正したくなるとか、家族だとは思うけど・・、と口ごもってしまうとか、心の中では一緒にいてくれて嬉

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    2023年05月22日
  • 明日も一日きみを見てる

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    さらさらと読み進められるネコエッセイ。
    猫飼いなら分かるエピソードが盛りだくさんです。
    猫は現状維持が好きな生き物なんだそうです。
    いつまでも一緒にいたい、ずっとこのまま続けばいいのに…と考えるようになった著者。
    ペットは飼い主に似ると言いますが、飼い主もまたペットに似るのかなとふと考えました。

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    2023年05月01日
  • 明日も一日きみを見てる

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    外猫とのはじめての遭遇と脱走事件、
    虫取り事件にハゲ事件
    アクシデントは絶えないが
    猫との暮らしそのものには
    コロナ禍のなか 穏やかな日常ですね
    叱られてるトトちゃんの写真
    最高です
    先生も下にかかれてますが
    ほんまに 早く終わんないかなぁって
    顔ですよね 笑える

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    2023年04月26日
  • ツリーハウス

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    家族に無関心であった主人公が祖母との中国旅行を通じて家族のルーツについて知る内容。歴史的背景が細かく描かれており、祖母の生きた戦時中、子どもたちの生きる戦後、孫である主人公が生きる現代が、交互に描かれて読みやすかった。
    戦争という自分ではどうしようもない状況から逃げることを選択した祖父母は、自分の子供たちにも逃げることしか教えられなかった故、子供達も逃げてばかりの人生に。しかし時代が違うと。今の世の中にもいろんな問題があるにせよ、そのせいにして逃げ続けるだけでは生きていけない、と言われているような気がした。改めて戦争について考えさせられるし、今の生き方についても考えさせられる話だった。
    普段何

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    2023年04月26日
  • 幾千の夜、昨日の月

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    自分も旅好きで散々放浪している身として、ああわかるなあこんな夜あるなあ、とか、まだまだ知らない夜もあるなあ、と夜の話だけどいつの間にか旅のことを考えていた。旅中に読んだってのもあるかも。

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    2023年04月24日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    とても面白い。そして大人も人生の訓示として読むべき?ww私は読むべきだと思います。
    肩の力を抜きながら生き抜く術を教えてくれています。
    回答者様達は、こども向けに言葉を選んで優しい言葉で答えてくれていると思うのですが、内容はけっこう辛辣ですし的を得ています。さすが。
    読んで良かった

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    2023年04月24日
  • 今日も一日きみを見てた

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    このシリーズ、2冊目の方を先に読んでしまった。
    でも順番関係なかった、今回も素晴らしい読書時間をいただけた。

    【猫】にまつわるいろんな事を知って驚いていく角田さんとトトの日常が、「うちの猫もそう!!」とか「そうだよねカリカリね、あぁふみふみね(笑)」とか、クスッと笑ってしまうような共通点や共感が満載で、とにかく楽しい。
    そしてまたさすがの角田光代…(失礼なの承知だけどだってもう)言い回しが最高に最高で!
    猫以前=BCビフォーキャット 
    猫以後=ACアフターキャットって!笑
    猫好きと犬好きに対する考察も興味深い。
    犬好きが可愛いと思うのは自分ちのわんことその犬種くらいまでだけど、猫好きは全宇宙

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    2023年04月17日
  • ご本、出しときますね?

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    オードリー若林さんと作家さんの対談のような感じで進むテレビ番組の書籍化。 作家さんってなかなか面白い人がたくさんいるものだなと感じられるし、心の中はちょっと黒い人が多いのかなと。 そして、意外と作家さん同士って交流あるものなんだなと。

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    2023年04月16日
  • 世界は終わりそうにない

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    角田さんという人は面白い人だなとパーソナリティが分かるエッセイ。八日目の蝉の監督との対談を読んだ後にもう一度映画を観たいなという衝動に駆られる。監督の映像化に対する思いなどを知ることが出来て面白かった。

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    2023年04月15日
  • なくしたものたちの国

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    出会えて良かった本。読んだ後、ああよかったと思った。物語だけど、分かる、と思うことばかりだった。

    過去に無くして後悔したときの記憶やこれから無くすだろう、無くなるかもしれない、という私自身の不安が、本に触れている間だけでもなぐさめられたように思う。

    不思議な出来事が起こるんだけど、騒ぎ立てず、静かに受け入れているところとか、最悪のタイミングだった時の心情とか、黒い気持ちでいっぱいになって自己嫌悪するところとか、作り話だとしても分かり合える人と出会えたようで嬉しかった。

    ヤギのゆきちゃんと会話できなくなった場面では、そういえば、私も飼ってた犬とそういうことがあったのを思い出した。言っても信

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    2023年04月12日
  • 明日も一日きみを見てる

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    ネタバレ

    『今日も一日きみを見てた』の続きと言えるエッセイです。

    ああ、大きくなっても、トトちゃん可愛い…
    読み終わってから、胸に暖かなほわほわした気持ちが広がる感じでした。
    角田さんご夫妻の、軽妙かつ愛情に満ちた語り口から、じっとりした愛情を見せつけるトトちゃんの様子が目に浮かぶようでした。
    同時に、数々の事件で、角田さんの不安な気持ちを追体験するようで、涙が出そうにもなりました。

    あとがきにあった、激動の世の中にあって、
    「…トトと過ごす時間だけはしずまりかえっている」
    変わっていく日々のなかで、「猫のいるしずけさ」、それこそが幸福だと、祈るように綴られていて…噛み締めるような同感と、今はもう亡

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    2023年04月09日
  • 私はあなたの記憶のなかに

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    見知らぬ人たち、何年か前にこの大学に通っていた恋人同士を引き裂く、運命のいたずら役を、知らずにかってでてしまったんだろうか? それとも、今は家庭を持つおっさんおばさんの平安を、守ってやったんだろうか?

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    2023年04月02日
  • 今日も一日きみを見てた

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     ネコ好きの作家角田光代さんのエッセイ。漫画家の西原理恵子さんからもらったアメリカンショートヘアの雌猫トトとの暮らしぶりを書いている。ネコを飼ったことがる人なら、「あるある」と納得できることが多々出てくる。ネコ愛にあふれた一冊だ。

     あと最後の方に、初対面の西原さんが角田さんに、「ネコ、要らない?」と声をかけた理由が明かされている。病んだ人(?)を身近で見てきた西原さんらしいなあ。

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    2023年03月31日
  • 今日も一日きみを見てた

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    猫大好きな私。オーディオブックで読んだ(聞いた)が、読んでいる間中、猫の可愛さで頭がいっぱい、幸せいっぱいな気持ちになった。
    猫の立場で人間を見つめるその視線がなんとも可愛らしい。

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    2023年03月16日
  • だれかのいとしいひと

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    優しいイメージを抱かせる、平仮名のタイトル。"いとおしい"という感覚。
    "好き"や"愛してる"などとは違う、なにか心を温め柔らかくしてくれるような感覚。
    特別な事でなくても、いつもの日常の中にある"いとおしさ"。そんなイメージがずっと心の中に広がる本だった。

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    2023年03月16日
  • Presents

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    ハズレなしの短編集でした!
    どの作品も温かさに溢れていて大好きなのですが、特に「名前」と「うに煎餅」が好きです。

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    2023年03月12日
  • ひそやかな花園

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    子どもがいたとしても、いなかったとしても、ただ、生きなきゃならない自分の人生がある、ってだけ
    今、この落胆さえも手に入っていなかったのだ。そう、落胆すら、手に入らなかったのだ、話そうとしなければ。向き合おうとしなければ。
    ひとは、扉を開いて一歩を踏みだしさえすれば、いつでも、何度でも、あらたな世界を獲得できる。

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    2023年03月09日