作品一覧 2024/04/10更新 文藝春秋 NEW 試し読み フォロー アンデル 試し読み フォロー Web新小説 試し読み フォロー こどものころにみた夢 試し読み フォロー 作家と楽しむ古典 土左日記 堤中納言物語 枕草子 方丈記 徒然草 試し読み フォロー 私的読食録(新潮文庫) 試し読み フォロー 掌篇歳時記 秋冬 試し読み フォロー 竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/土左日記/更級日記 試し読み フォロー 男性作家が選ぶ太宰治 試し読み フォロー 1~9件目 / 9件<<<1・・・・・・・・・>>> 堀江敏幸の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 私的読食録(新潮文庫) 堀江敏幸 / 角田光代 dancyuで連載されているのが好きで購入 昔から食べ物が出てくる本、向田邦子の海苔弁だとか、若草物語の砂糖漬けライムだとか、エーミールの血入りソーセージだとかに思いを馳せていたが、確かにそれは食べたことないのに味わっている Posted by ブクログ 竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/土左日記/更級日記 森見登美彦 / 川上弘美 / 中島京子 / 堀江敏幸 / 江國香織 読むのに時間がかかってしまったけど、すごく面白かった。 竹取物語、堤中納言物語 : 読みやすい。普通に面白い短編集。 伊勢物語 : 女遊び三昧の主人公が嫌な感じで、なかなか読み進められなかった。 土左日記 : 紀貫之って面倒臭い。女たちの水浴び(胎貝や鮨鮑!)を覗き見しといて、これはモト歌があって...続きを読む…と言い訳してるのウケる。 更科日記 : 江國香織の訳がいいのか、作者に共感しまくり。 当時の結婚制度、女房の仕事など謎が多いのできちんと調べてみたい。 Posted by ブクログ 私的読食録(新潮文庫) 堀江敏幸 / 角田光代 この類の本は今ある積読の高をさらに高いものにする。物書きが紹介する様々な作家の本について、その中でも「食」に特化した紹介。 角田光代さんと堀江敏幸さんが代わる代わる紹介していく。 元々が素晴らしい表現で書かれているのに、この二人を介して出てくるのだから更にパワーアップしている。堪らない。 食べ物の味...続きを読む、匂い、そのシチュエーション、ありありと描かれて、読み終わる頃には何冊かメモしているだろう。絶対に。 一作品につき3ページほどで読みやすい。だった3ページでも惹きつけられてしまうイチコロだ。 Posted by ブクログ 私的読食録(新潮文庫) 堀江敏幸 / 角田光代 角田光代は20代後半かけて30代までよく読んでいた作家でした。様々の作品が映画化やドラマ化にされていて、女性の感情を丁寧に描く作者だと思いました。堀江敏幸は別の作品でかなり挫折してしまって、角田さんとならきっと挫折せずに読めるんだろうと思い購入。往復書簡だと思いきや、雑誌「dancyu」での散文集で...続きを読むした。それぞれ読書記録の中、「食」に関する内容を紹介するエッセイ。これもまたたくさん触れ合ったことないの作者や作品の中、食べ物や食卓な話が書かれて、短い文章だけどどんどん作品を読みたくなるような描写ばかりでした。 「本来私たちは、病むことではなく健やかであるために食べるのだ、と。」(池澤夏樹 君のためのバラ) by 角田光代 「酒に酔うことは、あとから言葉を組み立てるために必要な、より深い覚醒の場だったのである。」(若山牧水 若山牧水歌集) by 堀江敏幸 作家が読書感想文はどんなものなのか、この一冊は少し垣間見れた。読書は日常として、日々努力を怠らず、だからこうした感受性や文字を手に入れるんだろう。紹介された作品の色に関する描写は、単に美味しそうな描写だけではなく、特に堀江さんが紹介した作品の中、食べるシーンや、またはその食物ですりゃ登場していない作品でも、その一つのヒントがたくさん感想に繋がっていく。また文中と文末に二人の対談も、とても作家らしく、指定されたテーマに沿って描くことに苦労したエピソードも、互いの文章を読んで感じたものも、またこの読書に加味され、互いの人間性や読書に対する姿勢を感じました。 Posted by ブクログ 竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/土左日記/更級日記 森見登美彦 / 川上弘美 / 中島京子 / 堀江敏幸 / 江國香織 竹取物語(森見登美彦) 伊勢物語(川上弘美) 堤中納言物語(中島京子) 土左日記(堀江敏幸) 更級日記(江國香織) 月報:小川洋子・津島祐子 Posted by ブクログ 堀江敏幸のレビューをもっと見る