角田光代のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレこの本は、私がまた「本読んでみようかな」と思った一冊である。
私は昔、本好きの小学生だった。
しかし、元々というわけではなかった。
私を本好きに変えたのは小3の頃に出会った友達である。
その子はとても本を読む子で、私に本の面白さを教えてくれた。
中学校はその子と離れてしまい、私はあまり読書をしなくなった。
なかなか面白い本に出会えなかったこともあるかもしれない。
(武者小路実篤の「友情」とあさのあつこシリーズは面白かったけど)
でも、一番の理由は
その友達のような、一緒に本を語り合える友達が周りにいなかったからだと思う。
高校はその友達と一緒だったが、彼女は入学してすぐ留学に行ってしまっ -
Posted by ブクログ
あとがきを最初に読んで、読者からの投稿を読んで
13番目(最終話のような…)から読み始める。
居酒屋に行くだけも立派なデエトなんてね〜(100人アンケートより)
にしても、8ページで〜フリースに対する手厳しさと優しい説明を読み、感激!
一緒にいて〜素でいられて、一緒にいるかわからなくなるくらいが幸せなんだってねー。
すごく共感してしまったー
色々と複雑な世の中で(複雑を容認して)〜
なるべくシンプルで小さな幸福を見つけてゆきたいなー。
あと、主人公の兄と妹が8歳差ってところが偶然にも一緒で、
僕も妹が22,3歳になってきたら面白そうだな。 -
Posted by ブクログ
角田光代さんの書く言葉からはいつもいろんなことを気付かせられる。
当たり前だと信じているが、本当はそうではないことを心の底では知っている。無意識に目を逸らしてきたことを、登場人物の心の動きに乗せてさりげなく問いただしてくれる。そして、多くの作家が書くきれいな部分だけではない、「本当の気持ち、本当に言いたかったこと」をおしえてくれる。
だから、角田さんの本を読むときはいつも覚悟がいる。一生懸命に何重にも取り繕ってきた自分の感情や人格の本当のところを見透かされているようで、こわい。自分が本当は何を考え、どんな人間であるのか、あるいは何者でもないのではないかということに気付いてしまうのが、こわいのだ -
Posted by ブクログ
角田光代の本は好きでよく読むけど、これが一番好き。旅をしていたことがあるっていうのもあって、すごく共感する部分があったし、旅なんてしていなくても、すごく分かる部分があるんじゃないかなって思う。
この本出てて来る「純度100%」と言う表現がとても心に深く刺さった。
自分にはいろいろな自分に変化できる自分が張り付いて、その場を取り繕ってすごしている。だけどそれって本当の自分じゃなくて、じゃあ本当の自分って何だろう、って思ったとき、しがらみの一切無い状況に居る自分なんだって思う。しがらみは消えはしないけど、旅をしているときは、すべて置き去りにして、「自分だけ」になる。何かに驚き、何かに感動し、何かに