空の拳

空の拳

1,571円 (税込)

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「強いから勝つんじゃない、勝つから強いんだ」鍛えた肉体から繰り出す拳で彼らは何を掴むのか?スピード、血と汗、強さと弱さ、過酷な一瞬の美しさ……無名のボクサーたちの成長をパワフルに描く、著者の新境地!

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空の拳 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年03月07日

    角田光代、驚きのボクシング作品。意表を突かれまくりです(´⊙ω⊙`)

    主人公はヒョロヒョロのへっぽこ雑誌編集員。ボクシングなんて全く興味がなかったのに、どんどん引き込まれてゆく。
    彼と一緒に、読んでいるこちらもどんどん引き込まれてゆく。私だってボクシングなんて全く興味ない。角田作品だから読んだのだ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年03月03日

     あまりに有名な「ボックス!」よりも、もっとすっきりせずぐたぐたした感じに映るかもしれない。
     けれど、多くのボクサーたちは、こういう感じなんだよね。とてもリアルな感じがする。
     
     本当に慣れるまで、何が当たったのか、いつ効いたのかなんて、全く分からない。
     たった数分なのに、ずっと見ていても気付...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年02月27日

    角田光代サン好きやから
    でもボクシング⁈読めるかなって…
    読めた‼︎ やっぱり好き
    ボクシングだけの話ゃないぢゃナイかな…色んな事が
    ボクシングが基本で書かれてるケド
    読めて良かった。2014.2.27

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    Posted by ブクログ 2013年11月04日

    おすすめ度:95点

    2010年12月15日~2012年2月1日日本経済新聞夕刊連載。
    特に大きな事件があるわけではない。でもいい小説。
    出版社に入社したものの、希望の文芸ではなく、「拳」というマイナーなボクシング雑誌への配属となった主人公。
    世間とは全く異質の空気が流れているボクシングの世界を体験...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月06日

    空也は異動になりボクシング雑誌の部署へ異動する。興味なかったボクシングだが、ジムに通い出し、ボクサーたちとの交流、試合でボクシングの世界に魅力されていく。
    主に立花という選手を追いかける形で話は進む。
    主人公の空也はなよなよな男だけど、心理描写は私も同調して、共感できた。
    立花の試合の描写では、後半...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年01月06日

    序盤を読み始めていた時点では、正直、あまり好きになれる小説ではないような印象を抱きました。
    何より主人公=空也のキャラクタ造形に違和感を憶えてしまって。
    如何にも女性作家が創造した男性キャラというか、いくらなんでもこんな男いないだろ、という感じ。
    酔っぱらうと女言葉になるってのが全く持って意味不明。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年11月27日

    文芸誌希望の文学青年な編集者が、何の因果かボクシング専門誌へ配属されてしまう。そうして否応なくかかわることになったボクシングの世界だったが、彼はやがてその魅力にはまりこんでいく…

    物語はいわゆるスポーツ物の「熱さ」とは違い、あくまで物語のテーマのひとつとして「ボクシング」を扱っている、とう角田さん...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年02月29日

    ボクシング物にはあるまじきナヨナヨとした主人公
    でも面白かったな
    ボックスよりずっと良かった

    恋も友情も青春も紙の上でしか知らない主人公がボクシングを通じて恋以外のものを得ていくのが良かった
    僕も小説でしか知らない世界がたくさんある
    そういう世界に憧れてはいるけど諦めが強い
    空也は憧れに手が届いて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年01月14日

    すらすら読み終える。
    やはり角田さんの文体はしなやかで違和感がありません。
    ボクシングを題材にした点でいえば
    男性作家が書く方が迫力があるように思いました。

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    Posted by ブクログ 2014年05月25日

    手にした時まずその厚みに「!」、そして角田光代とボクシングに「?」ときた。
    でもジムに通われてたんですね。それだけに取材だけでは書けないであろうリアリティ。
    ストーリーはさすが信頼のブランド、500頁を一気に読ませる。特筆すべきは角田流のハングリーの解釈か、所謂あしたのジョー的な概念をサラリと崩し普...続きを読む

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