角田光代のレビュー一覧

  • 空の拳

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    空也は異動になりボクシング雑誌の部署へ異動する。興味なかったボクシングだが、ジムに通い出し、ボクサーたちとの交流、試合でボクシングの世界に魅力されていく。
    主に立花という選手を追いかける形で話は進む。
    主人公の空也はなよなよな男だけど、心理描写は私も同調して、共感できた。
    立花の試合の描写では、後半になるにつれて、いけ!いけ!と、近くで見ているかのように感じて応援したくなる。
    角田さんて女性なのに、ボクシングの小説とは意外で内容も臨場感あってすごいなーと思ったが、ボクシングをしていたことがあるらしく、だからと言ってやっぱりすごいなーと思った。
    いやー、面白かった。

    文庫本ではタイトルが変更「拳の先」

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    2018年10月06日
  • まどろむ夜のUFO

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    中学生〜高校生のときに何回も読みました。

    なんか不思議な感じがとても良くて好きな本でした。
    今読んでみたらまた違う感じ方するのかな??

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    2013年01月13日
  • あしたはアルプスを歩こう

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    登山が好きな父の影響で、子どもの頃一緒に山に登ったことを思い出した。
    もう久しく登っていないけれど。この本を読んだら、山に登りたくなった。

    あと、南瓜のニョッキが意外と簡単そうなので作ってみたい^^*

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    2012年10月12日
  • ロック母

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    表題作の「ロック母」は、実にロックな物語でした。

    にしても、角田さん25歳の時に書いた「ゆうべの神様」が何故に芥川賞を取れなかったのか謎。
    さらには、賞が決まるときにオーストラリアを旅していた角田さん…天才。

    でも、25歳という若いタイミングで芥川賞をとらなかったこと
    そして、書籍化せずにあたためられた名作です。。。
    荒削りな感じにのめり込んでしまいそう…

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    2012年07月08日
  • ちいさな幸福 All Small Things

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    恋人と過ごした、どんな時間が心に残ってる?
    それは、特別なイベントではなく、日常のほんのささいなことかもしれない。
    はたからみたら、なんて地味な、なんて安っぽい、なんて無為な時間、と思うかもしれない事柄であっても、当人達にとっては幸せなひととき。All Small Things…。

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    2012年07月03日
  • ロック母

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    この本の中で「ゆうべの神様」は群を抜いて一番面白いです。さすが芥川賞候補作品。最初から最後まで笑いっぱなしでした。今でも時々読み返しています。

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    2012年05月15日
  • 今、何してる?

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    なんとなく毎日が過ぎて行くなか思ったり感じていたことを本という形にしてくれたような本。共感すると言うよりも、わたしのことだと頷いてしまうような、そんな感じ。さらりと読めてしまうのがまたいい。

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    2012年04月30日
  • エコノミカル・パレス

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    私はあまり、私小説とか現実的な話を読む方ではなかったのだが、本好きの友人から勧められ、興味を持ってお借りした本。のち、古本ですが購入。

    知らないから、なんとなく生きてきてしまった、お金が無いことによる心の余裕の欠乏が、リアルに描かれている。故にちょっと読みながら痛かった。(ワープアですから(;´∀`))

    知らないことは本当に怖い。そして自分の頭で考えないことも、同じくらい怖い。

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    2012年03月18日
  • 恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。

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    ネタバレ

    この本は、私がまた「本読んでみようかな」と思った一冊である。

    私は昔、本好きの小学生だった。
    しかし、元々というわけではなかった。
    私を本好きに変えたのは小3の頃に出会った友達である。
    その子はとても本を読む子で、私に本の面白さを教えてくれた。

    中学校はその子と離れてしまい、私はあまり読書をしなくなった。
    なかなか面白い本に出会えなかったこともあるかもしれない。
    (武者小路実篤の「友情」とあさのあつこシリーズは面白かったけど)
    でも、一番の理由は
    その友達のような、一緒に本を語り合える友達が周りにいなかったからだと思う。

    高校はその友達と一緒だったが、彼女は入学してすぐ留学に行ってしまった。
    私は中学と同じような理由でほとんど読書をしなかった。

    浪人生で友達が面白い本を教えてくれまた読書にハマったが、浪人生が終わると読書をしなくなった。

    そして大学生になり出会った、久々の面白い一冊。
    寝るのも惜しんで、とにかくひたすら読んだ。何回も読んだ。
    まあ〜読んだきっかけはちょっと秘密だけど(笑)
    こんな本に出会ったのは久しぶりで、それから、角田さんのエッセイをいろいろと読んだ。
    そして今も角田さんのいろいろな小説やエッセイを読んでいる。

    この本は、私をまた本を読むことに引き戻してくれた
    いわば「命の恩人」的な存在なのかもしれない。

    「こんなに面白い本があるなら、他にも自分が好きになる本や作家さんを見つけたい」
    それが今、私の読書する理由である。

    こんな風に思わせてくれたこの本は、私の人生の中で確実に大切な一冊になるであろう。

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    2024年01月28日
  • ちいさな幸福 All Small Things

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    あとがきを最初に読んで、読者からの投稿を読んで
    13番目(最終話のような…)から読み始める。

    居酒屋に行くだけも立派なデエトなんてね〜(100人アンケートより)

    にしても、8ページで〜フリースに対する手厳しさと優しい説明を読み、感激!

    一緒にいて〜素でいられて、一緒にいるかわからなくなるくらいが幸せなんだってねー。

    すごく共感してしまったー

    色々と複雑な世の中で(複雑を容認して)〜
    なるべくシンプルで小さな幸福を見つけてゆきたいなー。

    あと、主人公の兄と妹が8歳差ってところが偶然にも一緒で、

    僕も妹が22,3歳になってきたら面白そうだな。

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    2012年01月16日
  • ちいさな幸福 All Small Things

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    どこにでもいるような、ありふれた日常のなかの、小さな幸福物語。タイトルからすでに大好物で、迷うことなく購入。
    ひとつひとつの話は短くて読みやすい。これといった盛り上がりはやっぱりないけど、ほんとに取るに足らないような、でも心の一部分があったかくなるような、そんな話がつまってます。角田光代の本領発揮な一冊。

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    2012年01月12日
  • 三月の招待状

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    角田光代さんの書く言葉からはいつもいろんなことを気付かせられる。
    当たり前だと信じているが、本当はそうではないことを心の底では知っている。無意識に目を逸らしてきたことを、登場人物の心の動きに乗せてさりげなく問いただしてくれる。そして、多くの作家が書くきれいな部分だけではない、「本当の気持ち、本当に言いたかったこと」をおしえてくれる。
    だから、角田さんの本を読むときはいつも覚悟がいる。一生懸命に何重にも取り繕ってきた自分の感情や人格の本当のところを見透かされているようで、こわい。自分が本当は何を考え、どんな人間であるのか、あるいは何者でもないのではないかということに気付いてしまうのが、こわいのだ。そして、私が角田さんの小説を読むことをやめられないのも、この「気付き」がたくさんあるから。

    「三月の招待状」はまさしく私の中で「気付き小説」だった。
    登場するのは大学時代をともに過ごした三十歳をとうにこえた男女。
    仕事もあり、恋人もいる、端から見れば「成功」している女性なのに、未だに大学時代の恋が片隅にちらついている充留。大学時代から付き合ったり別れたりしたのちに結婚し、結局付き合っていたときと同じような原因で離婚してしまう裕美子。そしてその別れた夫、正道。大学時代に成功を遂げ、周囲からも一目置かれる存在であったが、栄光が過去になってしまった今になっても自分の立ち位置など考えずに自由に生きている宇田男。学生時代はみんなの中にいながらも、ださいと思われないよう必死だった、今では幸せな家庭を築く専業主婦の麻美。
    登場する5人が5人とも、それぞれに今を生きているけれど、どこかで過去に縛られて生きている。それぞれが今の自分を認めているふりをしている。けれど、それはただ「認めようと努力している」姿なのだ。この「必死で認めようとしているだけ」という事実を、角田さんはごく自然に露呈してしまう。そして、読者も自分が無意識のうちに過去に縛られて生きているという事実に気付いてしまうのだ。

    私は決して特別な人間ではない。けれど、心のどこかで「自分は特別だ」と信じている部分は少なからずあるだろう。しかし、私は、私たちは、本当は何者でもないのだ。だから、過去なんていうちっぽけなものにすがりながら、何者でもない自分に必死で色をつけ、特別なものにしようとするのである。それが自分の意識のもとにはないと思っていても。
    ただ、過去に縛られて生きるのも自分であるが、その過去が形成したのが今の自分であることを忘れてはならない。過去は今の自分を作り上げたもの。その過去には感謝しながらも、過ぎ去りしものにいつまでもとらわれることなく、前に進んでいくことこそが何者でもない私たちのすべきことではないだろうか。
    変化を怖れず、過去の自分もこれからの自分も本当の自分として受け容れられる人間になりたいと思えた作品だった。

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    2016年09月14日
  • あしたはアルプスを歩こう

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    山屋のにーちゃんに勧められて購入。山屋でない著者が「こんなはずじゃなかった」と後悔しながら山歩きをしていく(させられていく)本(笑。

    角田さんのエッセイは多分初めてやけど、共感度100%。人生のタイミング的にも丁度いい時に読んだと思う。

    著者をガイドするマリオさんに弟子入して色々教わりたいなぁ、と思いつつ、「そんなことは弟子入りして学ぶことやないなぁ」と自分を戒めてみたり。

    結局自分は自分。自分の目で見て、足で歩いて、肌で感じるのだ、人生というやつは。

    忘れるな、俺。

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    2012年01月02日
  • 福袋

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    ネタバレ

    初めて角田光代さんの短編を読んだケド、どれも全体的に私の好みでした。人は生まれながらに福袋を掴まされてるのかもしれない、なんかすごい発想。突飛な話がなかった分余計に「あるある」とか思っちゃったのかも。とにかくおもしろかった。

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    2011年10月27日
  • ちいさな幸福 All Small Things

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    ネタバレ

    一番印象に残っているデートは?
    あれ、どーだったけな?と自分の場合は…と振りかえってしまう。

    ハニハニマン。しょっぱい

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    2011年09月17日
  • 予定日はジミー・ペイジ

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    日記形式のマタニティー小説。
    自分の妊娠を、はじめは喜べなかったマキ。
    『喜んでいいのかそうでないのかよくわかっていない。こういうとき、どういう顔をすればいいんだろう』と、妊娠を告げられたときに、思うくらい。
    でも、だんだん赤ん坊が育っていくにつれて、その存在を愛しく思い始める。はっきりと言葉には出さないけれど。
    続きが気になって一気に読んだ。

    泣きそうになった。電車内じゃなきゃ泣いてたな。
    私も『ひとりではない感』を早く感じたい。妊娠したい!


    ☆再読記録あり

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    2016年01月12日
  • ちいさな幸福 All Small Things

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    なんてことなくて、日常で、恋愛もので、なんだかなぁ、と思って読んでいたら、最後の方で、時折、不意に目が潤んでしまった。そう、10の宮林耕太の章からだ。読者の手紙もありきたりなのだけど、じーんとしてしまった。私ってベタなんだな・・・。

    あとがきにも驚かされた。角田さんは、こういうデートを知らないと抜かすのだ!確かに、角田さんのtweetを読んでいると、そうかもな、と思う。

    しかし、知らなくても書けてしまうのが、小説家・角田光代のすごいところ。心の機微は知っているんだよね。

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    2011年05月26日
  • 今、何してる?

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    これは面白い。人の分の恋愛哲学が聞けるというのは、あんまない。友達とかならあるけど、やはり作家さんの洞察力や分析力、加えてその説明の仕方のレベルが違う。


    常々、恋愛も勉強せねばと思う。

    善人男子について。

    大人について。

    「自分と、自分であるための何か。それを手にいれて、それさえ手放さなければ、人生は絶対に私たちを裏切らない。大変なことの連続かもしれない現実を、笑ってしまうことも可能なんだ。」

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    2011年04月18日
  • あしたはアルプスを歩こう

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    何度も笑いましたっ!登場する方々も圧倒的な自然(山)も角田さんの目を通して見るとすごく魅力的に…。そこに山がない人への山岳ガイドブック?

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    2011年03月25日
  • 今、何してる?

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    私の好きな作家、角田光代のエッセイ。
    角田さんの話の中には、必ずと言っていいほどおいしそうな料理が出てくる。
    その描写イメージもとてもいい。

    彼女の日常で、そんなおいしそうな料理が出てくる思考はどんなものだろうと思って読んでみました。

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    2010年08月31日