角田光代のレビュー一覧

  • 予定日はジミー・ペイジ

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    日記形式のマタニティー小説。
    自分の妊娠を、はじめは喜べなかったマキ。
    『喜んでいいのかそうでないのかよくわかっていない。こういうとき、どういう顔をすればいいんだろう』と、妊娠を告げられたときに、思うくらい。
    でも、だんだん赤ん坊が育っていくにつれて、その存在を愛しく思い始める。はっきりと言葉には出さないけれど。
    続きが気になって一気に読んだ。

    泣きそうになった。電車内じゃなきゃ泣いてたな。
    私も『ひとりではない感』を早く感じたい。妊娠したい!


    ☆再読記録あり

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    2016年01月12日
  • ちいさな幸福 All Small Things

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    なんてことなくて、日常で、恋愛もので、なんだかなぁ、と思って読んでいたら、最後の方で、時折、不意に目が潤んでしまった。そう、10の宮林耕太の章からだ。読者の手紙もありきたりなのだけど、じーんとしてしまった。私ってベタなんだな・・・。

    あとがきにも驚かされた。角田さんは、こういうデートを知らないと抜かすのだ!確かに、角田さんのtweetを読んでいると、そうかもな、と思う。

    しかし、知らなくても書けてしまうのが、小説家・角田光代のすごいところ。心の機微は知っているんだよね。

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    2011年05月26日
  • 今、何してる?

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    これは面白い。人の分の恋愛哲学が聞けるというのは、あんまない。友達とかならあるけど、やはり作家さんの洞察力や分析力、加えてその説明の仕方のレベルが違う。


    常々、恋愛も勉強せねばと思う。

    善人男子について。

    大人について。

    「自分と、自分であるための何か。それを手にいれて、それさえ手放さなければ、人生は絶対に私たちを裏切らない。大変なことの連続かもしれない現実を、笑ってしまうことも可能なんだ。」

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    2011年04月18日
  • ロック母

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    ゆうべの神様/緑の鼠の糞/爆竹夜/カノジョ/ロック母/父のボール/イリの結婚式

    川端康成賞受賞作「ロック母」もよかったけど、隣近所の目を気にし、恋人のガンジや最後はすごい終わり方をする夕べの神様、不幸のボールが坂道を転がると信じていた父のボールなど、どれも印象に残る内容。

    どの小説も短編集というのはあまり好んで読まなかったけど、角田光代さんのはいろんな意味ですっきりしてていい。

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    2011年03月29日
  • あしたはアルプスを歩こう

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    何度も笑いましたっ!登場する方々も圧倒的な自然(山)も角田さんの目を通して見るとすごく魅力的に…。そこに山がない人への山岳ガイドブック?

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    2011年03月25日
  • 今、何してる?

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    私の好きな作家、角田光代のエッセイ。
    角田さんの話の中には、必ずと言っていいほどおいしそうな料理が出てくる。
    その描写イメージもとてもいい。

    彼女の日常で、そんなおいしそうな料理が出てくる思考はどんなものだろうと思って読んでみました。

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    2010年08月31日
  • あしたはアルプスを歩こう

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    ただの山登りの本かと思ったら、深い!角田さんもっと山に登ってこういうの書いて貰いたいと思った。もちろんもれなく山に登りたくなります。このnhkの番組を見たくなりました。

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    2010年02月01日
  • 東京ゲスト・ハウス

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    角田光代の本は好きでよく読むけど、これが一番好き。旅をしていたことがあるっていうのもあって、すごく共感する部分があったし、旅なんてしていなくても、すごく分かる部分があるんじゃないかなって思う。
    この本出てて来る「純度100%」と言う表現がとても心に深く刺さった。
    自分にはいろいろな自分に変化できる自分が張り付いて、その場を取り繕ってすごしている。だけどそれって本当の自分じゃなくて、じゃあ本当の自分って何だろう、って思ったとき、しがらみの一切無い状況に居る自分なんだって思う。しがらみは消えはしないけど、旅をしているときは、すべて置き去りにして、「自分だけ」になる。何かに驚き、何かに感動し、何かに

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    2013年05月21日
  • 今、何してる?

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    その人にとっては“ごくフツー”、でも“普通”って何?
    それぞれの人の普通はなんか面白い、だから「今、何してる?」と問う。
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    堺雅人さんが「ほぼ日」で薦めてたので読んでみた。

    前半は恋愛に関するキーワードについての超短編エッセイ。始めは男性かと思っていたほどのザックリした文体が気持ちいい(←男の料理に関するところでやっと気付いたが(笑))。しかも、すっごく共感できて面白い。
    後半は本のレビューを交えた短編エッセイ。読んでみたいものが満載。
    すっごくオススメ。

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    2009年10月04日
  • 真昼の花

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    この本の表題作の「真昼の花」はすごく好きな作品。

    アジアを旅行しているときの描写が、単なる観光旅行ではなく、さまざまな矛盾をそのままさらけ出していて、深い。

    貧困の描写、自分の居場所、何のために生きているのか、など、大きなテーマだけど、

    それらをさらっと本の中に登場させている。

    若者の放浪旅行というありがちなパターンではなく、終始漂う空虚な感じがおもしろいと思う。

    ラストも「え!?」って感じ。

    「自由になりたいから、旅に出たい」と考える人は多いかもしれないけど、

    現実的に考えると、旅に出たから自由になれるわけではない。

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    2009年10月04日
  • みどりの月

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    角田光代の本を始めて読みました。
    現代っ子の孤独やら喪失感やらなんやらかんやが、ぎっしりと冷たくつまっている本です。

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    2009年10月04日
  • ちいさな幸福 All Small Things

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    最初の2〜3行から面白くて一気に読みました。
    ものすごく面白かったです!
    人の幸せを覗き見しているような感じでした。
    こういうリアルで普通な何事もないお話が私は好きですね。

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    2011年03月21日
  • ちょっと角の酒屋まで

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    大好きな角田光代さんの新刊のエッセイ。なんか角田さんのエッセイ久しぶりな気がする!
    視点が面白く、小説は意外とドロドロもあるものもあるけれど、エッセイを読むと角田光代さんのことがより好きになる、文章や発想が魅力的で素敵。
    今回も楽しく読ませてもらった。

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    2026年05月17日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    これは高校生ぐらいに勧めたい本。
    くすかの両親は例外だけれども、他の人物は優しさで満ちている。
    育った環境ってすごく大事。でも、たとえ毒親に当たったとしても、挽回の機会はある。
    前向きな気持ちになれる話でした。

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    2026年05月16日
  • 太陽と毒ぐも

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    ばっかみたいな恋人たちのお話。
    憎み切れないロクデナシと、それに振り回されるおバカさん。
    ほんま、角田さんが言う通り“ばっかみたいな恋人たち”。
    ちょっとゾワリとするトコロもあるけれど、本人たちは幸せそうよ?www

    ☆サバイバル
    ☆昨日、今日、明日
    ☆お買い物
    ☆57577
    ☆雨と爪
    ☆100%
    ☆教諭過去
    ☆糧
    ☆二者択一
    ☆旅路
    ☆未来

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    2026年05月14日
  • 神さまショッピング

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    残酷な自分、人として最低な自分の心の内側が炙り出されるように感じた。自分の醜さが書かれているようで悲しくもあり、他にもこんな気持ちの人がいるのかな と救われた気分になり読後はサッパリした。

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    2026年05月14日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    表紙にある青春小説で親子小説で恋愛小説という表現がしっくり来る
    若いからこそ感じられる世界ってあるよなと思わせられた

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    2026年05月14日
  • 庭の桜、隣の犬

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    たまプラーザに住む房子と宗二、そしてその両親、宗二に固執する同職場の「和田レミ」など周辺に目を向けながら、半ば別居と化した2人の関係に訪れた僅かな変化を描いている。リアルで、しかしどこか僅かに透明感の残る「家族」を描く手腕はさすが角田光代である。

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    2026年05月13日
  • エコノミカル・パレス

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    ネタバレ

    角田さんの書く女性の主人公のことは、いつも応援したくなってしまう。
    憧れるとか、共感できるとか、とは全く違う感覚なので不思議なんだけれど、客観的に見ると今作の主人公もダメダメで、でも誰しも彼女の状況に陥る可能性もあるよねと思わせられる描写が絶妙だと思う。

    スナックのお客さんに源氏名で呼ばれる以外は、同棲中の彼氏からも、気になる年下の相手からも、誰からも名前を呼ばれない主人公が切なかった。
    主人公が相手のことを名前で呼ぶタイプなだけに、なんだか報われない気持ちになった。




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    2026年05月13日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    音楽のある生活の素晴らしさを再確認できました
    社会人になり、音楽から少し離れていましたが、また、好きな音楽を聞いて日々を煌びやかに過ごしたいと思いました

    そして、家族、恋人、友人との日を忘れず噛み締めるように大切に重ねていきたいです

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    2026年05月12日