角田光代のレビュー一覧

  • 今、何してる?

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    これは面白い。人の分の恋愛哲学が聞けるというのは、あんまない。友達とかならあるけど、やはり作家さんの洞察力や分析力、加えてその説明の仕方のレベルが違う。


    常々、恋愛も勉強せねばと思う。

    善人男子について。

    大人について。

    「自分と、自分であるための何か。それを手にいれて、それさえ手放さなければ、人生は絶対に私たちを裏切らない。大変なことの連続かもしれない現実を、笑ってしまうことも可能なんだ。」

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    2011年04月18日
  • ロック母

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    ゆうべの神様/緑の鼠の糞/爆竹夜/カノジョ/ロック母/父のボール/イリの結婚式

    川端康成賞受賞作「ロック母」もよかったけど、隣近所の目を気にし、恋人のガンジや最後はすごい終わり方をする夕べの神様、不幸のボールが坂道を転がると信じていた父のボールなど、どれも印象に残る内容。

    どの小説も短編集というのはあまり好んで読まなかったけど、角田光代さんのはいろんな意味ですっきりしてていい。

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    2011年03月29日
  • あしたはアルプスを歩こう

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    何度も笑いましたっ!登場する方々も圧倒的な自然(山)も角田さんの目を通して見るとすごく魅力的に…。そこに山がない人への山岳ガイドブック?

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    2011年03月25日
  • 今、何してる?

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    私の好きな作家、角田光代のエッセイ。
    角田さんの話の中には、必ずと言っていいほどおいしそうな料理が出てくる。
    その描写イメージもとてもいい。

    彼女の日常で、そんなおいしそうな料理が出てくる思考はどんなものだろうと思って読んでみました。

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    2010年08月31日
  • あしたはアルプスを歩こう

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    ただの山登りの本かと思ったら、深い!角田さんもっと山に登ってこういうの書いて貰いたいと思った。もちろんもれなく山に登りたくなります。このnhkの番組を見たくなりました。

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    2010年02月01日
  • 東京ゲスト・ハウス

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    角田光代の本は好きでよく読むけど、これが一番好き。旅をしていたことがあるっていうのもあって、すごく共感する部分があったし、旅なんてしていなくても、すごく分かる部分があるんじゃないかなって思う。
    この本出てて来る「純度100%」と言う表現がとても心に深く刺さった。
    自分にはいろいろな自分に変化できる自分が張り付いて、その場を取り繕ってすごしている。だけどそれって本当の自分じゃなくて、じゃあ本当の自分って何だろう、って思ったとき、しがらみの一切無い状況に居る自分なんだって思う。しがらみは消えはしないけど、旅をしているときは、すべて置き去りにして、「自分だけ」になる。何かに驚き、何かに感動し、何かに

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    2013年05月21日
  • 今、何してる?

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    その人にとっては“ごくフツー”、でも“普通”って何?
    それぞれの人の普通はなんか面白い、だから「今、何してる?」と問う。
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    堺雅人さんが「ほぼ日」で薦めてたので読んでみた。

    前半は恋愛に関するキーワードについての超短編エッセイ。始めは男性かと思っていたほどのザックリした文体が気持ちいい(←男の料理に関するところでやっと気付いたが(笑))。しかも、すっごく共感できて面白い。
    後半は本のレビューを交えた短編エッセイ。読んでみたいものが満載。
    すっごくオススメ。

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    2009年10月04日
  • 真昼の花

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    この本の表題作の「真昼の花」はすごく好きな作品。

    アジアを旅行しているときの描写が、単なる観光旅行ではなく、さまざまな矛盾をそのままさらけ出していて、深い。

    貧困の描写、自分の居場所、何のために生きているのか、など、大きなテーマだけど、

    それらをさらっと本の中に登場させている。

    若者の放浪旅行というありがちなパターンではなく、終始漂う空虚な感じがおもしろいと思う。

    ラストも「え!?」って感じ。

    「自由になりたいから、旅に出たい」と考える人は多いかもしれないけど、

    現実的に考えると、旅に出たから自由になれるわけではない。

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    2009年10月04日
  • みどりの月

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    角田光代の本を始めて読みました。
    現代っ子の孤独やら喪失感やらなんやらかんやが、ぎっしりと冷たくつまっている本です。

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    2009年10月04日
  • ちいさな幸福 All Small Things

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    最初の2〜3行から面白くて一気に読みました。
    ものすごく面白かったです!
    人の幸せを覗き見しているような感じでした。
    こういうリアルで普通な何事もないお話が私は好きですね。

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    2011年03月21日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    居間の写真立てにある人をずっと父親だと思っていた。
    でもその人は有名ロックミュージシャン。
    では自分の実の父親は?
    片や、母親の方にも子供に語れない思いがあった。
    既に亡くなった父親、祖父母、友人も相まってとても良かった!
    最後はちょっと涙。

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    2026年04月20日
  • 今日も一日きみを見てた

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    自分も猫を飼っているので「わかる〜!」と共感することが多かった。
    トトちゃんがどんな猫なのか読んでいくとわかってくるけど、トトちゃんと我が家の猫はやはり性格が違うようだ。
    猫を飼う前は、猫だからと一括りにしていたけど、猫も猫それぞれで性格も好みも運動神経も違うんだなぁと。
    トトちゃんも我が家の猫も、他の家庭の猫ちゃんたちもみんな健やかに過ごせますように。

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    2026年04月18日
  • 対岸の彼女

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    最近流行りの、光のとこにいてねとか、そういう雰囲気を感じたけど、ちゃんと話し合ってるしもやもやしないで読めた

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    2026年04月17日
  • 月夜の散歩(新潮文庫)

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    少しずつ、ちびりちびりと、友達の雑談を聞くように読んだ。

    水のように染みわたる、なんてことのない会話。とても心地よい時間だった。

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    2026年04月11日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    色々な歌をモチーフとした短編集かと手に取ったのだが、違った。実在した伝説の日本のロックバンド、その大ファンの夫婦と子供を主人公とした一つの物語と言える。
    感動できる歌手、色々な感情に襲われた自分を常に優しく見守ってくれる歌手を持つことは幸せだ。でも、くすかの心の動きは少し理解できないところも。その息子、あらたは自然だ。逆に少し平凡とも言えるが。

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    2026年04月11日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    読みやすかった。
    少し切ないけど、音楽によって結びつく出会い、自分の人生に色がつく感覚。確かにある。
    新少年がよかった。
    くすかの生き方も、かっこいい。
    不器用な親子だけど、ラストは重くならない終わり方で、前向きな気持ちで終われた。

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    2026年04月11日
  • 対岸の彼女

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    登場人物の会話ひとつひとつが、自分の周りで見聞きした既視感のあるもので、心がぐわんぐわん揺さぶられる。

    「タメ口でいいよ」は私は怖い。
    あおい は魅力的だけど、距離感がバグってる。近くにいたら仲良くならないなぁ。

    。。。
    ⚫︎構成 
    高校生の ななこ と あおい
    大人の あおい と さよこ
    が交互出てくる

    ⚫︎テーマ
    スクールカースト
    村八部、いじめ
    女子のグループづくりの息苦しさ
    男尊女卑
    女に子育てを押し付ける世代
    ワーママ

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    2026年04月10日
  • トリップ

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    ありきたりな街で起こるありきたりな出来事、共感できることもできないこともあって、ちょっとした喜びとか救いとか、逆にまったく救いがないこともあるんだけど、それでも日々は続いていく。目の前のこと、今できる精一杯を大切にしていくしかないんだなあと思った。たとえ逃げても、逃げた先でできることを探せばいいんだな。

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    2026年04月10日
  • 対岸の彼女

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    本書を読んで、学生時代に感じていた「一人になると世界が終わってしまうような感覚」を思い出しました。あの頃は、とにかく一人にならないように必死だった気がします。

    もし当時の自分の周りにナナコのような存在がいたら、きっと標的にされたり陰口を言われたりしていたのだろうとも思います。それでも大人になって振り返ると、自分の芯をしっかり持っているナナコのような女性は、とてもかっこいい存在に感じるのだろうなと思います

    「ひとりでいるのがこわくなるようなたくさんの友達よりも、ひとりでいてもこわくないと思わせてくれる何かと出会うことのほうが大事」という言葉は、過去の自分や今まさに悩んでいる人に伝えたいと思え

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    2026年04月10日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    娘が中学校に入学したタイミングで、小学校からの友達とバンドを始めると宣言。
    そのタイミングで、この本に出会えるとは…
    やっぱり偶然ではなく必然なのかも。

    あらた少年と母であるくすかの二人の章が交互に展開される。
    角田光代さんは、若い人達の葛藤や劣等感のモヤモヤとしたものを描くのが本当に上手い。
    あらたとくすかが、家族や友人の中での自身の存在について悩み苦しむ様子は読んでいても切なくなる。

    自分に関心のない両親をもち、自分は誰にも見えない存在なのだと思うくすか。
    父の存在について口を閉ざし続ける母を持ち、自分はなんの才能もなく、存在意義に疑問をもつあらた。

    その二人に唯一の安らぎを与えてく

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    2026年04月11日