角田光代のレビュー一覧
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「ピンクバス」
働いて、結婚して、子供を生んで、幸せに暮らしましたとさ。
というような言葉はたくさん目にするけど、
本当は、その単純なパターンの中に、たくさんの葛藤と矛盾がある。
複雑な心境を書き出すの、本当に上手だと思う。角田さん。
「昨日はたくさん夢を見た」
私の好きな、放浪旅行系♪
インドに旅行にいった彼氏と、日本で相変わらずだらだら過ごす自分。
変わりたいけど、変わらない。
世の中には、自分が変われば、世界は変わるって言う人がいるけど、
どうしようもない、もやもやから抜け出せない人もいる。
生きるって何?
みたいなことを一緒に悩んでくれるような作品。
答えは -
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Posted by ブクログ
ネタバレ源氏物語は古典の授業で読んだくらいで登場人物もよく分からない状態で一念発起して読み始めたけど、章ごとに相関図がついていたりして、文章も易しくてすらすらと読める。
あとがきで訳の角田光代さんが「物語世界を駆け抜けるみたいに」とおっしゃっているが、まさにそんな感じで読める訳になっていてすごかった。註がついていないので当時の風俗や役職の事がよくわからなかったりするのだが、それも「駆け抜ける」ためにあえてそうしているのだろう。とにかく先に進みたいので、調べることもあまりせずに読み進めてしまった。
しかし、なんだかんだと言いつつ誘拐から強姦までやりたい放題の光君、しかしイケメンで仕事も芸も歌もできるの -
Posted by ブクログ
特別なストーリー展開があるわけではないが、人間の心情を巧みに描いており、心に沁みる1冊だった。人は皆様々なバックグラウンドで育ち、異なる経験をし、物事の見え方や感じ方も違っている。今まで経験したことだけでなく、今置かれている環境や状況によっても、1つの事の捉え方や感じ方は違ってくる。自分の経験した範囲で、想像のできる範囲で相手の考えている事や感じていることを想像する。この本を読んでいて、人のすれ違いが起きるのは、自分を守ろうとし過ぎたときと、物事の捉え方が人によって様々であるからなんだと思った。そういう意味でも、いろいろな考え方に触れて、色々な事に共感する機会を増やすことが大切なんだなと感じた
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Posted by ブクログ
上白石萌音さんの歌うRADWIMPSの『25コ目の染色体』に魅了されていたのもあり、上白石萌音さんの帯コメントに触発されて手に取りました。
そして少し読み進めて、おばあさんの謎質問の意図が気になり、面白そうだと思って購入しました。
正直、はじめは短編集であることにショックを受けました。いままで長編の小説しか読んだことがなく、すぐに話が終わってしまう短編では感情移入ができないと考えていたためです。
でも、読み終えた今、そういう感情も含めて許してくれるような、まさに「読書のための本」だった気がします。
掲載されているすべての小説が良かった、とは正直思えませんでしたが、私の場合は2つ、心に刺