角田光代のレビュー一覧
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ネタバレ柳原飛馬と望月不三子の人生を昭和、平成、令和までそれぞれ交互に追っていく。
年代も違い、読み始めはこの二人がどう繋がっていくのか全くわからなかったが、後半にやっとつながりお互いに影響する。
どちらも全く違う人生なのに、親の影響を強く受け、方や反面教師のように母のようにはなりたくないと思いながら生きていき、方や父にずっと言われ続けてきたことが頭から離れず、自分はそう生きねばならないと思い込んで生きていた。
この本を読んでいて、親の子どもに与える影響の大きさに改めてにも引き締まる思いがする。
一方で、どんなに自分で考えて選んだ道でも間違うこともあるし、どうにもならないこともある。ギリシャ神話の方舟 -
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ネタバレキツい話が多い読んでて苦しくなった。短編だからなんとか読み切れたが。
三面記事の裏に、みなこのくらいの人の人生が詰まっているのは不思議な気持ちになった。
あとは、主人公が主観で語っていても、事実の部分を繋ぎ合わせればそうではないのでは?と思わせられる文章になっていて、伏線の貼り方が素晴らしかった。
個人的にだが、認知症の話はいつも泣いてしまう。
親をこう見取らなければいけないのでは、という苦しさと、自分もいずれこうなってしまうという恐怖が私を襲うのだ。
そして自分が今祖母を見て見ぬふりをしているというか罪悪感というかに苛まれている -
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ゆっくりスピードになっちゃったけどやっと6巻読み終わったよ。光君が亡くなって、ここからは匂宮と薫が主人公のお話が始まるよ〜。
真面目だった夕霧がカスになったりとか、不義の子再びとか色々あった巻だったなー。
紫の上が亡くなる時めちゃくちゃ泣いてしまったマジで!びっくりした!!
あと途中から逐一感想メモるのやめちゃったんだけど、面白かったです。ここまできたらもちろん亀速度でも最後まで読もうと思うー!!
【以下ネタバレメモ 途中まで】
【夕霧】
・夕霧、亡き親友の妻に言い寄る キモ!
・んで結局強引に迎え入れる!キモ!
・夕霧「鬼のような女ですよ!(相思相愛だった雲居雁のことを)」 -
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ネタバレ自分が「何者にもなれなかった」と受け入れられたのは、多分30代後半くらいだったと思う。ちょうど、主人公みのりと同じくらいだろうか。
何者にもなれなくても、自分なりに頑張っているし、それなりに楽しく生きているから、それで十分というのは、ある種自分の負けを認めるようで、きっとなにかを受け入れるプロセスだったと思う。
身近なところに「何者かになった」人たちが(少なくともそう見える人たちが)いたら、それはもっと苦しいだろう。
地方から東京に出てくる人たちが、東京に行けば何かになれると思っているのを、東京出身者としてはずっとうっすらと苦々しく思っているのだけれど、その根っこには「ずっと東京で暮らして -
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言わずと知れた名作。
角田光代さんがどこにスポットを当ててこの物語を描かれるのか、見てみたかった。
やはり凄いと思った。
繊細な心理描写もさることながら、だけど。
これまで真面目に生きてきた梨花が、一線を超える場面が、はっきりとどこ、と言えない部分が。
「後で戻すから一旦借りる」これ、自分も家庭内でした事が無かったっけ。
それから、夫婦の会話で感じる違和感、好きな人に満たされてると感じた時の「万能感」、またこの言葉やらのチョイスが凄いんですが、その漲るような力も、分かる気がする。
それに、光太にも梨花にも、誰かを陥れてやろうとか、明確な悪意はなくて。だからこそ、反省もせずエスカレートしていく -
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何か救われないような事を抱えている人が各地の神様に会いに行きながら抱えている事象を見つめ直すような展開の話が多い。だいたいの悩み(っぽいもの)は解決しないうえに自己解析も中途半端パターンが多く、もやっとして終わるのが評価低い原因かなぁと思いました。スカッとはしないけど、私は嫌いじゃなかったです。大人の悩み主体なので中学校以上。
「神さまにあいにいく」スリランカ南部、カタラガマ神に会いに行く美津紀は夫と暮らす普通の女性。しかし、理由あって父親を忌み嫌っている。望むのは…。
「落ちない岩」29で警戒心ありながら見に行ったミャンマーのバゴーにある落ちない金の岩を36になってもう一度訪れてみる。
「弾 -
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2024年大河ドラマ「光る君へ」の影響を受け『源氏物語』がずっと気になっていました。
今、あらためて、角田光代さんによる現代語訳の『源氏物語』を読み始めています。
主人公、光源氏の両親の悲恋から物語は始まります。帝の次男として誕生した光源氏もまた様々な恋に生きます。光源氏の恋は十代にして、不倫、ホラー、ラブコメなど波乱万丈です。釣り合いの取れた才色兼備の正妻がいるというのに、危うい恋に次々とのめり込んでいきます。相手が人妻であっても、躊躇なく平気で好きになるタイプですが、なかでも、義理の母(帝の妻)を本気になってしまうのは危険すぎました。そうかと思えば、10歳くらいの姫君を引き取りたいと言い -
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ネタバレお金と、心に満たされなさを持つ人の話だった。
主人公の梨花。ちょっとぼーっとしていて、何事も深く考えなくて、見たくないものは見ようとしない。そうして暮らしているうちに、日常の物足りなさや、退屈さを埋めるためにお金を使うようになる。始めは化粧品や、服。ちょっとお高めのデパートの惣菜。
少しずつ、少しずつエスカレートしていって、顧客のお金を拝借して、借金をして、その借金を補填するためにまた新たなお金を、かき集めて。そのうち贅沢が手放せなくなって、夢のような時間のために、現実で帳尻を合わせるよう奔走して。
自分の欲のために、自分の都合のいいように解釈して、見たくないものは見ないで、深く考えない