角田光代のレビュー一覧

  • 源氏物語 6

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    「夕霧」から「椎本」まで。夕霧は真面目な人が羽目を外すと大事になる見本のようで、かなりしつこい嫌な人。紫の上が亡くなり、光る君も。宇治十帖は光る君の息子、孫世代のお話。夕霧が右大臣、明石の姫は東宮の母。最後まで楽しみ。

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    2025年04月30日
  • だれかのいとしいひと

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    随所に出てくる、景色や光、空気、心情の描写が美しかった。それが物語全体に鮮やかな彩りを与えている感じがした。

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    2025年04月30日
  • Presents

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    人は、この世に生を受けてから生涯を終えるまで、たくさんの、本当にたくさんのプレゼントを貰う。

    今まで貰ってきた数々のプレゼントたちの記憶を呼び起こしてみる。
    その物があったからこそ生まれた経験、物だけではなく、楽しかった、驚いた、嬉しかった思い出、相手が自分を想って送ってくれたという背景、その記憶全てが、今まで自分が貰ってきた贈り物なのだ。

    特に好きなエピソードは「ランドセル」「鍋セット」「涙」

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    2025年04月30日
  • 源氏物語 4

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    ネタバレ

    心揺れた女性は何としても手に入れてきたイケイケの光源氏も、玉鬘は手に入れることは出来ず。少ししか出てこなかったけど、紫の上と明石の君が初めて顔を合わせ認め合ったところも良かった。あとがきにもあったように角田さんと同じく北の方が髭黒に香炉の灰をふっかける場面は胸の内がスッとした。

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    2025年04月30日
  • ちいさな幸福 All Small Things

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    『恋愛ってもっとぱあっと世界が光り輝くようなものではないの?』

    あなたにとってデートとは?
    恋人と過ごしたどんな時間が心に残っている?

    読者アンケートもついた、リレーのようにつながる短編集。

    恋をしたくなったが、不倫をしている人が多くて複雑な気持ち。

    小説の中に読者アンケートを載せるというのも面白い取り組みだった!

    ただいろんな人がいるなぁ…と笑

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    2025年04月29日
  • しあわせのねだん

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    ちょっとここ数年家計簿をつけてみている。
    その影響でおそらくこの本をとったのだと自分で思う。

    なので不勉強で申し訳ないが角田さんのことは全く存じ上げなかったし、この本が平成17年(2005年)に出版された結構古めな本だということは知らなかったが、面白かった。

    印象的なのは「鞄59,000円」

    僕は今年クラッチバッグをメルカリで売った。
    そのファッション性から社会人になって1年目に買ったものだ。
    当時はスラックスにドレスシャツにジャケットのジャケパンスタイルを完成させるために絶対に欲しいものの一つだった。(スーツじゃなくて上下違うもの。もっと言えば当時の僕はグレーのジャケットにネイビーのス

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    2025年04月26日
  • 愛がなんだ

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    ネタバレ

     友達である葉子には猛反対されてもより燃え上がる恋。
     恋にひたむきすぎるテルコ。それは、まもちゃん(想い人)を「好き」、自分含めたその他すべてを「どうでもいい」に容赦なく分類するほどの徹底ぷり。仕事にも職場での人間関係にもがたつきが生じるほどに。

     でも、ここで面白いのは、両想いとなり恋人へと関係性が昇格する、という乙女めいた盲信はせず、自分自身を冷静に、時に卑屈に俯瞰しながら恋愛に狂っているところだ。
    「マモちゃんの行動パターンはこの5ヶ月で完璧に把握した。三日、乃至四日会わずにいると、私に会いたくてたまらなくなるということでは、どうやらないらしいと近頃私は気づきつつある。単純に、ごはん

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    2025年06月22日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    子ども?の悩みを起点として
    関係がありそうな話だったり
    なんでそんな話が始まったの?
    みたいな視点から思いもよらぬ
    結論のようなものを導きだす
    作家の皆さんに脱帽。

    子どもに相談されたら
    これぐらいのふわーっとした
    ベリーロールで華麗な着地を見せる
    解決策を提示したいものだ

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    2025年04月24日
  • 坂の途中の家

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    裁判員制度に子育て問題を持ち込む事で、えげつない深層心理が読者にも突きつけられる。少子化対策に関わる人こそ、データでも資料でもなく小説を読んでみた方がいい。

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    2025年04月21日
  • 源氏物語 2

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    角田源氏2巻です。「紅葉賀」、「花宴」、「葵」、「賢木」、「花散里」、「須磨」、「明石」の7帖を収録。

    藤壺が光君そっくりの子を出産、光君と年配の典侍との逢瀬中に頭中将が突入、有明の君(朧月夜)との出会い、桐壺帝が譲位し朱雀帝即位、新斎院の御禊の儀式で六条御息所と葵の上の「車争い」、葵の上の出産と死、紫の姫君と結婚、桐壺院の死、藤壺出家、尚侍(朧月夜)との密会が発覚、麗景殿女御の妹三の君(花散里)を訪ねる、京を離れ須磨へ、明石へ移り明石の入道の娘と会うようになる、朱雀帝の眼病が悪化し京への帰還を命じられる、入道の娘懐妊、光君帰京。

    おもしろいぞ『源氏物語』! ていうかおもしろくなってきた。

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    2025年04月13日
  • ご本、出しときますね?

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    番組Pの佐久間宣之の『おわりに』が印象的だった。作家さん達の考え方の違いが面白く、文字だけで伝わる人柄みたいなものに押されて何冊か本をポチった。

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    2025年04月12日
  • 笹の舟で海をわたる

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    昭和という時代をたどりつつ
    重畳するふたりの女性のお話

    悪意あっての接近なのか
    あくまで好意なのか
    かなりもやもやしつつ
    続きが気になり....
    最後は主人公なりの
    人生の答え合わせが出来て
    良かったとほっとした

    風能奈々 さんの装画が素敵

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    2025年04月10日
  • 源氏物語 3

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    一度心を寄せた人はその人の家族まで手を差し伸べ面倒を見る光君。初めはなんて人だと思ったけど、だんだん印象が変わってきた。紫の上も内心は良くは思ってないけど、光君に理解を示していてすごい心の持ち主。

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    2025年04月02日
  • あなたを待ついくつもの部屋

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    帝国ホテルと言えば,前職での職場での会食の後、決まって17階のバーに行くのが恒例だった。成功者とバブルの象徴のようなホテルだが、角田さんが描くと嫌な感じがしないから不思議。建て替えられるのは残念だが、その前に一度はバイキングに行ってみたい。

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    2025年03月28日
  • 私のなかの彼女

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    久しぶりの角田さん。
    以前読んだ本の内容はすっかり忘れてしまったしまだ若い頃だったので、再挑戦。

    こちらは自信のない大学生が、
    成功者の彼氏に劣等感を持ち続け、
    対等になるべく奮闘する話。

    自分の限界を決めるのは自分自身、
    みたいなところは良かった。

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    2025年03月28日
  • あなたを待ついくつもの部屋

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    大きなことが起きるわけでもない掌編の連なりで、ごくささやかな非日常の雰囲気が意外とよかったです。似たような年代の女性ばかりが主人公だからそういう趣向と思ったら、最後の方でなぜか1つ2つ男性主人公の編があったのが多少不思議でした。別にいいけどどうして。

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    2025年03月26日
  • 源氏物語 4

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    玉鬘編、面白い。
    玉鬘、美貌によってあらゆる男が寄ってくるが、本人はあまり恋愛体質じゃないらしく常に鬱陶しがっていて気の毒に思える。
    言い寄る光る君もすっかり中年なのではっきり言ってキモい。紫式部もおっさんの懸想にちゃんと見えるように描いているので、キモく思えても仕方ない。
    玉鬘にすっかり入れ上げた髭黒に嫌々ながら嫁ぎ、嫌々ながら子をなす。
    多分玉鬘は、その生まれ育ちから心が落ち着いた生活を送れたことがなく、とにかく心の平穏がほしかっただけなのだろう。
    だけど美しいうえに高貴な生まれなので、誰も放って置いてくれない。
    他におんなの生き方がなかったからしょうがないのだが、そんなふうに仕方なしに結

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    2025年03月25日
  • タラント

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    文庫本で556頁もあるんで、読みこなすのに時間がかかるかと思たら、すいすいといつの間にか読み終えてしもた。センテンスが短いのと文章にリズムがあるけん、そいで日常語で綴られてんからかも(彼女たちの話し言葉につられてしもた笑)。
    冒頭に、手記のようなものが記され、それが各章の都度繰り返される。やがてそれが主人公みのりの祖父の戦時中のことだとわかる。
    ストーリーは、みのりの大学生活から結婚した現在までを時間を前後しながら繰り返される。
    長編ゆえ、彼女の大学時代のボランティアサークルを通じた親友たちとの交友や、サークル仲間との海外活動、それに祖父の謎の交流などなど話は多岐にわたる。
    それらの底に流れ、

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    2025年03月23日
  • ご本、出しときますね?

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    オードリーの若林と作家たちが対談し、”自分のルール”についてをメインに小説を書くにあたってのモチベーションや作品の映像化の話、小説には関係ない話まで色々と語る番組の書籍化。各回の最後にはオススメの本が紹介されています。それぞれのこだわりや持ち味が出ていて面白かったです。テレビで実際に話しているのを見たかったかな。

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    2025年03月21日
  • ナナイロノコイ

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    なんとなくバレンタインシーズンで久々に恋愛小説が読みたくなって。
    ドラジェと、そしてふたたび、私たちのことが好きだったかな。
    やっぱり好きな作家なんだなぁ、江國香織と角田光代。

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    2025年03月20日