角田光代のレビュー一覧
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角田光代さん訳『源氏物語』5巻。「若菜 上」、「若菜 下」、「柏木」、「横笛」、「鈴虫」の5帖が収録されています。
朱雀院出家。光君40歳の祝賀。朱雀院の姫君女三の宮が光君と結婚、六条院へ入る。光君、二条の宮に移り住んだ尚侍の君(朧月夜)を訪ねる。明石の女御、男の子を出産。明石の入道が命尽きるまで勤行すると決め山に入ったことを、明石の御方、娘女御、尼君、そして光君も、手紙で知る。督の君(柏木)、蹴鞠に興じていたとき、唐猫のせいでめくれた几帳の奥に、昔から心惹かれていた姫宮(女三の宮)の姿を見て思いを募らせる。冷泉帝退位、東宮が即位。太政大臣は辞職、左大将(鬚黒)は右大臣に昇進、明石の女御の産 -
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角田光代さんが韓国ドラマ沼にハマったなんて意外!と思って読んでみた。ご本人も意外と思った様子と一歩ひいた雰囲気で韓国沼におそるおそる足を踏み入れる(?)様子が私と同じかな?と、楽しく読んだ。この本で紹介されている中で私が見たことがあるものは『トッケビ』のみ。角田さんはあまりハマらなかったみたい。私は恋愛ドラマが苦手な割にどっぷりハマりました。
ご紹介いただいているもので気になったものをメモ。少しずつ観ていこうと思う。角田さんの感想と答え合わせする楽しみが増えました。ありがとうございました。
【観たいドラマ・映画】
その年、私たちは
二十五、二十一
ナビレラ -それでも蝶は舞う-
まぶしくて -
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夏っぽい本が読みたくて、
仕事帰りにいつも立ち寄る書店をうろうろしていたら。
本作が特集コーナーに面陳列されていて。
青いプールと制服を着た女の方たちがインパクト大。
思わず手に取りました。
思春期のモラトリアムとか、
不安定さ、死にたくなるような衝動、
破壊的な衝動でとめられないいじめと暴力、
割り当てられた役割を演じること、
性への興味、
怒涛のように迫ってくる短編集でした。
爽やかな表紙から想像していたものとは、
全く違いました。
あとがきにもあるように、
完全なフィクションで、
大人になった私にとって完全な他者か?
と問われると…
通勤中に読んでたら、
少しだけザワザワして
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登場人物の母親達がみんな主婦だったり、夫達が家事をしている様子もなく子育てに無関心だったりと、本の刊行年は2011年なのに昭和か平成初期の話?と思ったが、案外富裕層の夫婦は今もこんな感じなのかもしれない(モデルとなった事件が1999年なので私の疑問もあながち間違いでもない)。
自分の芯がズレると自分や大事にしなくてはいけない家族に向けるべきエネルギーがすぐに他人に向いてしまうのはよく分かる。自分は子供がいないが、もし将来出来たとしてもあくまでも他人ということを忘れずに、好きに人生を謳歌してくれ!くらいの気持ちで接しないと、距離感が簡単におかしくなってしまいそうだ。 -
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帝国ホテルを舞台にした42編もの短編集。
ひとつひとつが、誰かの記憶の中で小さな宝物みたいに光っている。
そんなひとときを描いたストーリー。
角田さんは昔から好きな作家さんのお一人。
いくつになって読んでも、やっぱりじんわり心に響いてくる瞬間に出会える。
読んで良かった。
ホテルって、いつもよりちょっと贅沢で特別な場所。夫婦に親子、恋人、若い頃の自分、仕事仲間、さまざまな人との思い出をつなぐ特別な場所でもある。
切なかったり、胸がキュッとするもの、郷愁を感じるもの、幸せを感じるもの……
何だか懐かしい夢を見ているような、思い出をたどる旅のような気持ちになる。
読後のしっとりとした余韻もよ -
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角田源氏、4巻です。「初音」、「胡蝶」、「蛍」、「常夏」、「篝火」、「野分」、「行幸」、「藤袴」、「真木柱」、「梅枝」、「藤裏葉」の11帖が収録されています。
年が改まり、光君は女君たちを訪ね新年の挨拶まわり。亡き夕顔と内大臣の姫君玉鬘に、たくさんの男たちが言い寄る。光君もついに思いを打ち明ける。玉鬘のもとにこっそりやってきた兵部卿宮は、光君の企みで放たれた蛍の光に照らされた玉鬘を見て、その美しさに心打たれる。一方内大臣は、亡き夕顔との子が今どうしているかと探している。一人見つけ出して迎えた娘近江の君は早口で軽薄なため、内大臣は見習わせようと弘徽殿女御に仕えさせることに。激しい野分の後、夕霧 -
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ネタバレ初めての作家さん。
私も猫を飼っているから、所々共感できるところがあった。
「幸せな夢を見られますように」「元気で長生きしますように」と毎日声をかけ、それこそ私の寿命なんていくらでもあげたいと願うほど、私の中で猫の存在が大きくなっている。著者にとっては「猫は子供ではない」らしいけど私にとっては大事な愛娘。
仕事のストレスで病んでいた時もこの子がいたことでどれほど救われたことか。そしてそれは現在も進行形。
猫という生きものは本当に可愛くて尊くて偉大で不思議で素晴らしい天からの贈り物だと常々思う✨
ただ猫ちゃんの可愛さはさておき、読みながら文体や言葉選びがあまり好きではないなと感じ、読みづらさが -
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角田光代さんのエッセイですね。
角田光代さんのエッセイは二冊目です。
『オレンジページ』という料理雑誌で連載されていたエッセイの四冊目です。
『十四年前、この連載をはじめる当初、私は親近感のある人たちと、だらだらとお茶を飲みながら、明日には忘れてしまうどうでもいい話をしている、そんなエッセイを書いていこうと決めた。実際、本当に些末なことばかり書き続けてきた。』と、あとがきに綴られています。
1話が三ページほどですが、ご自分のことを、あっけらかんとユーモア混じりで綴られているのが、とても親しみやすく面白く、共感をもって愉しく読めます。
年齢を感じるところなども、ここまであからさまに語られて良 -
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danchuに連載された食に関わるリレーエッセイを集めた一冊。
著者は角田光代さんと堀江敏幸さん。
取り上げられるのは小説が多いけれど、エッセイやノンフィクションなど、幅広い。
100作取り上げられていて(連載ではもっとたくさんあったのかな?)、自分が詠んだことがあるのはたった15作。
タイトルだけ知ってはいる、というものを含めても、30余りしかないのだが、知らない作品に関するエッセイも面白く読ませてしまう。
ここらへんはさすが手練れの作家のお二人。
面白さを伝える力だけではない。
作家の味読力のすごさも随所に感じられた。
ピンポイントに「食」というテーマに引き寄せるものもあるのかもしれな