角田光代のレビュー一覧

  • 方舟を燃やす

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    二つの時代を跨ぎ、それぞれ当時の国の社会情勢を趣きながら2人の主人公からの視点で描かれている。

    祖父が預言者であったと信じ、それに見合った男であり続けようとした飛馬と1人の女性に影響を受け、社会の風習や風潮に疑問を抱く望月。

    異なる環境下の2人が出会う第二部は胸が躍ったが、そこから迫りくる新型コロナウイルスの話は懐かしさと共に風化させてはいけない出来事だったなと改めて感じた。

    2人は出会った先で紆余曲折ありながらも大切にしたいものを選び行動するところには共感を得た。

    この本を読んで2つ思ったことがある。
    1つは1960年代からの時代を感じることができて良い読書体験になったこと。
    2つめ

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    2026年05月10日
  • 空中庭園

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    血が繋がっているからといって家族でも他人は他人だからね。
    パパがどうしようもなさすぎる。「コップ男」って表現は秀逸。

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    2026年05月09日
  • しあわせのねだん

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    角田光代の買ったものに関するエッセイ。お金の使い方は人生において何を大切にしているかの価値観に繋がっているので、角田光代の人生観がとてもよくわかるエッセイだった。

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    2026年05月09日
  • 三面記事小説

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    角田光代さんの作品は初めてでしたが、大好きな青山美智子さんが『激推しする』ということで飛びつくように購入しました。

    殺人犯の妻。
    殺人を依頼した女、依頼を受けた男。
    少年にのめり込んでしまった中年女性。
    介護疲れで母親を殺害する男性。
    そんな一線をこえてしまった人たちのお話でした。

    どのお話も暗くて辛かったです。
    でもそこまでに至るまでの前段にはそれぞれ幸せで満たされた時間がありました。
    ちょっとしたこと、ちょっとした思いが悪いほう悪いほうに転がっただけですし^^;
    そう思うと怖いなぁって感じました。

    さっきも言ったとおりどのお話も暗くて辛かったですけど、物語としては読んでよかったと思え

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    2026年05月09日
  • 対岸の彼女

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    「相手が自分を理解してくれないこと」は過剰に非難するのに「自分が相手を理解していないこと」には鈍感、そう言う身勝手さが自分にもあるよなあ……と

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    2026年05月08日
  • なんでわざわざ中年体育

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    もうずいぶん前になってしまいますが、談話室で「笑えるエッセイを教えてください!」と投稿したところ、おススメしていただいたものです。(おススメいただいたものは少しずつ読んでいこうと思っています。)

    裏表紙に「笑い転げながら読んでいると・・・」とあったので、そんなに笑えるのかと期待したのですが、そんなには笑えませんでした。あはは。でも確かに面白かったです。でもでも、それより、「角田さんすごい〜」という感想のほうが勝ってしまって。

    走るのが好きではないとおっしゃるのに、毎週毎週休みの日には走っており、フルマラソンは全て完走。トレランにまで挑戦し、フルマラソンのタイムを上げるべく、インターバル練習

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    2026年05月06日
  • くまちゃん

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    非常に良かったね
    必要だったものが双方にとって必要なくなった時、関係は終わる

    でもいっときでも関わった人と別れるのは、すごく大変なことなんだと、未来が分断されたように感じると、それは私だけじゃなかったんだと、思えて良かった

    私の気持ちなんて誰も分からないだろうと思ってた、てか思ってるけど、みんなそう思ってるんだろうな〜1億人が失恋したら、1億分の想いがあって、それぞれは誰にも理解できない、その人だけの想いなんだよなあ、逆に理解なんてされちゃ困るか

    私だけの気持ちだ、わかったふりされてたまるか、こんなに苦しんでずっと縛られてんだばーかばかばかばか

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    2026年05月05日
  • 方舟を燃やす

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    不三子の考えが全然わからんくて??が多かった。
    沙苗の考えは正しいけど、宗教とは違うから他人には強要しないってスタンスなのかと思いきや口出したりとかするし。
    湖都もなぜ母よりヤバくなったのかも不明。

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    2026年05月04日
  • Presents

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    装丁もタイトルも素敵だなと思って手に取った。
    生まれてから死ぬまでに、私たちはいったいどのくらいのものを人からもらうんだろう。

    人生で巡りあうかけがえのないプレゼントシーンが12編あります。

    名前
    ランドセル
    初キス
    鍋セット
    うに煎餅
    合い鍵
    ヴェール
    記憶

    料理
    ぬいぐるみ


    どれも温かく素敵なお話でした。

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    2026年05月02日
  • 方舟を燃やす

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    1967年生まれの柳原飛馬と1950年代生まれの望月不三子の2人を主人公とする小説で、恐怖の大王や口さけ女、マクロビオティック、ワクチンの危険性など、何かを「信じる」ということをテーマとして、昭和から平成を経て、令和のコロナ禍での2人の邂逅に至るそれぞれの人生を描く。
    自分は1980年代生まれで主人公2人より若いが、時代が重なる部分もあり、世相を感じつつ、それぞれの人生を追体験するような深みのある読書体験となった。特に、望月不三子の独自のマクロビオティックをある意味押しつける子育ての経過(子が幼い時は同じものを共有していると思っていたのに、いつしか遠い存在になってしまう)には、幼子を育てる身と

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    2026年05月02日
  • 明日も一日きみを見てる

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    直木賞作家による、猫好きの猫好きによる猫好きのための、ポトグラフ付きエッセイ第2弾❗️

    猫を飼っている人なら、それうちの猫もあるヨっていう話しから愛猫トトの不思議な拘りまで、読んで一笑して最後は少し心温まる素敵な作品でした❗️

    前作にあったようなボーナストラックがなかったのはちょっと残念でしたが、文庫版あとがきがあって、トトちゃんの近況が知れたのが良かったです

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    2026年05月01日
  • 愛がなんだ

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    ネタバレ

    映画を観た後に原作を読みました。
    映画を観た時は絶妙にこういう恋愛ありそうっていうリアルを感じましたし、嬉しい寂しいみたいな複雑な感情のシーンも沢山あった印象。
    それが文章だとスッキリして見えました。
    好きな人以外はどうでもいい人に分類されるテルコには意外と共感できる。
    愛を与えてくれる人がいても愛を与えてくれない人を愛し続ける人達が、愛を伝えるのに色んな方法があって、愛の形は様々だと思った。
    付き合っている人を身内と捉えるかしたしい他人と捉えるか、そこが印象的な文章でした。

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    2026年04月29日
  • あしたはアルプスを歩こう

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    わたしも、何を隠そうトレッキングを誤解していた。
    ハイキングの一種だと思っていた。
    ありがとうございます。。。変な事言わなくてよかった。

    自分の目で見て、感じないとわからない。
    それは、山も、宗教も、物書きも、どれも同じだ。

    「もしいつか、私が私の言葉だけでドロミテの山々を書くことができたら、そのときはじめて、レンツォさんの言っていた「自由」、盗聴の征服感を覚えるのではないか。」

    角田さん、他の本に書かれていますが
    行動的で、一人旅がお好きなのです。
    でも、いろんなものを食べたい、飲みたい、という望み(欲求)から始まって、とても素敵な仲間と大切な思い出ができました。

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    2026年04月27日
  • くまちゃん

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    誰かにとっては大切な人も、誰かにとってはそうでもない。フラれた時に読んでてなんか気楽になった記憶がある

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    2026年04月26日
  • だれかのいとしいひと

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    きれいな瞬間の賞味期限はとても短い。
    でも、過去になっていつか忘れてしまっても、まだ思い出すかもしれない。そしたらその瞬間は永遠だと信じたい

    ・もう幾度も数えきれないくらいあちこちに自分の殻を脱ぎ捨てて、それで今ここにいるんだとそんなことを思う。
    ・好きなんて気持ちなんてなければ、恋だの愛だの友情だの、そんなものを何一つ知らない子供みたいに、いつまでもひっついてじゃれあって暮らしていけるのに。
    ・1個でも「もし」が現実になっていたら、でもその一見なんのつながりもない「もし」は全部起きた
    ・こんなにもいやなことだらけだというのに、こんなにもまいっているというのに、あたしはまだ、何かを見て、きれ

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    2026年04月26日
  • ゆうべの食卓(新潮文庫)

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    食べ物を交えた短い話3話で一つのストーリーになっている短編集で、寝る前のちょっとした時間に読むのに、ちょうど良い本でした。
    良いお話が多かったのですが、私は特に「パパ飯ママ飯」「充足のすきま」「私の無敵ない妹」「私たちの小さな歴史」が好きです。
    久々に角田さんの作品を読みましたが、別の作品も読みたくなりました。

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    2026年04月25日
  • ゆうべの食卓(新潮文庫)

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    文庫本の帯には、
    「料理を楽しむヒントがちりばめられた心温まる11編」
    と書いてある。
    実際には1編が同じ登場人物の話3つで出来ていて、全部で33の小さな話が綴られていました。
    とても短い話でしたが、さすが角田光代さんですね。内容はしっかりしていて読み応えがありました。
    雑誌『オレンジページ』に連載されていたそうで、特集に合わせて作品中のお料理掲載を考えられたそうです。
    それでも今作は料理がメインではなく『人』がメインの食卓の話で、短い話の中にギュッと色んな事が詰め込まれていました。
    「食べること」「料理をすること」での人との交わりは思い出に残る素敵なことだなと思いました。

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    2026年04月23日
  • ひそやかな花園

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    ネタバレ

    視点と時代がコロコロ変わって目まぐるしかったけど、子供達の成長と生き様を感じられて良かったです。
    1番心配だったのは紗有美でした。生きていく中で自分の悪いところとか考えることなかったのかなと。そういう能力すら持ててないことが可哀想でした。
    でも最後は少し成長できた様で安心しました。

    そして、もし自分の親が本当の親で無かったら…と考えました。そんなのあんまり関係ないって思えるんじゃないかと考えましたが、きっと当事者にならないと共感なんて全くできないものなんだろうと思います。

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    2026年04月23日
  • ゆうべの食卓(新潮文庫)

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    三つの食卓が11グループ
    合計33の食卓にお邪魔しました
    食べることは活力を呼ぶんですね
    気持ちも元気になりました

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    2026年04月22日
  • 今日も一日きみを見てた

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    自分も猫を飼っているので「わかる〜!」と共感することが多かった。
    トトちゃんがどんな猫なのか読んでいくとわかってくるけど、トトちゃんと我が家の猫はやはり性格が違うようだ。
    猫を飼う前は、猫だからと一括りにしていたけど、猫も猫それぞれで性格も好みも運動神経も違うんだなぁと。
    トトちゃんも我が家の猫も、他の家庭の猫ちゃんたちもみんな健やかに過ごせますように。

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    2026年04月18日