角田光代のレビュー一覧

  • 韓国ドラマ沼にハマってみたら

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    私は読書が好きですが、韓国ドラマを見るのも好き。著名な角田さんが韓国ドラマについて描かれていたコラムということで、楽しみにしていました。韓国ドラマガイドにもなりますが、やはり作品をみている方が楽しめる内容となっています。
    韓国ドラマをみていると、なぜこんなに面白いんだろう?と疑問に思うことがありますが、角田さんがその面白さを分析して下さっていて、なるほど!と納得しました。俳優の顔や名前が覚えられなかったり、視聴したことのある作品をみるまで気づかなかったりと、角田さんの微笑ましい姿も笑えます。紹介されていた視聴していないドラマ
    も面白そうなので、早速みたいと思います。

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    2025年05月13日
  • 源氏物語 7

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    宇治十帖の「総角」から「東屋」まで。父八の宮が亡くなり、娘たちと薫、匂宮との関係、攻防のお話。皆それぞれの立場で悩む様が焦ったくも思うが、この後の展開も気になります。一つの帖がそれなりに長いです。

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    2025年05月11日
  • 源氏物語 5

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    女三の宮の登場によって、一番愛されてはいても、よるべない立場なのだと自覚してしまった紫の上の動揺が不憫だった。
    親もなく、幼い頃から光源氏にグルーミングされてひたすら光源氏の理想の女性として生きざるを得なかったのに、正妻は別の人になり、自分は結局何者でもないんだ、なんなんだこれは?と足元が崩れるような感覚に陥った紫の上の心情がこれでもかと描かれていて、居た堪れなくなる。

    そして女三の宮も不幸な女性だ。玉鬘の強さ、聡明さのあとで対極にいるような、少々発達的な何かをお持ちのような女性として登場する。
    幾度も出てくる幼さ、あどけなさの表現。自我がなく、ふわふわしているうちに陥ってしまった事態も不憫

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    2025年05月11日
  • 森に眠る魚

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    半分くらいで読むのやめたくなるくらい、長かった
    悪い意味じゃなくて、あーーーっていう気持ちが終始続く
    女性なら分かるんじゃないでしょうか

    女の面倒くさいところ、自分の面倒くさい所、小説読んでるだけなのに見せられてるみたいで、うあーーーーもう勘弁して!って気持ち

    実際の事件を調べてみたら、小説の余韻も相まってなかなかトラウマになりそうな重い気持ち

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    2025年05月10日
  • キッドナップ・ツアー

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    交わされる言葉と、交わされずに留まる言葉を読んでいくうちに、確かに自分もそうして他人と接しているなと思う。

    私は月に一度のペースで幼馴染と2人でサーフトリップをするのだけれど、わざわざ時間と金と体力を注ぎ込んでいるのに、波のコンディションが悪くて、良いパフォーマンスが出せなかった日でも、無性に楽しいのはこういう事なんだなと思った。

    決定的な事柄や、直接的に感動めいた事を押し付けてくる事が全くなくて、全体的に清潔感に満ちていて、気持ちが良かった。

    後、夜の海に浮かぶの、今度やってみようと思った。

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    2025年05月07日
  • 夜かかる虹

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    心がザラっとする。

    表題作と「草の巣」の中編二篇を収録。どちらの主人公もほんの少し普通じゃない&性格が悪い。読んでいる間ずっと「どうして」が頭の中を飛び交い、ラストも特に救いがあったりスッキリしたりはしなかった。

    解説では、こういうことってあるよね!的なことを書いていたけれど、自分とはまったく縁のない話でステキとは思えなかったな。

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    2025年05月02日
  • 源氏物語 6

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    「夕霧」から「椎本」まで。夕霧は真面目な人が羽目を外すと大事になる見本のようで、かなりしつこい嫌な人。紫の上が亡くなり、光る君も。宇治十帖は光る君の息子、孫世代のお話。夕霧が右大臣、明石の姫は東宮の母。最後まで楽しみ。

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    2025年04月30日
  • だれかのいとしいひと

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    随所に出てくる、景色や光、空気、心情の描写が美しかった。それが物語全体に鮮やかな彩りを与えている感じがした。

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    2025年04月30日
  • Presents

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    人は、この世に生を受けてから生涯を終えるまで、たくさんの、本当にたくさんのプレゼントを貰う。

    今まで貰ってきた数々のプレゼントたちの記憶を呼び起こしてみる。
    その物があったからこそ生まれた経験、物だけではなく、楽しかった、驚いた、嬉しかった思い出、相手が自分を想って送ってくれたという背景、その記憶全てが、今まで自分が貰ってきた贈り物なのだ。

    特に好きなエピソードは「ランドセル」「鍋セット」「涙」

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    2025年04月30日
  • ちいさな幸福 All Small Things

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    『恋愛ってもっとぱあっと世界が光り輝くようなものではないの?』

    あなたにとってデートとは?
    恋人と過ごしたどんな時間が心に残っている?

    読者アンケートもついた、リレーのようにつながる短編集。

    恋をしたくなったが、不倫をしている人が多くて複雑な気持ち。

    小説の中に読者アンケートを載せるというのも面白い取り組みだった!

    ただいろんな人がいるなぁ…と笑

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    2025年04月29日
  • しあわせのねだん

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    ちょっとここ数年家計簿をつけてみている。
    その影響でおそらくこの本をとったのだと自分で思う。

    なので不勉強で申し訳ないが角田さんのことは全く存じ上げなかったし、この本が平成17年(2005年)に出版された結構古めな本だということは知らなかったが、面白かった。

    印象的なのは「鞄59,000円」

    僕は今年クラッチバッグをメルカリで売った。
    そのファッション性から社会人になって1年目に買ったものだ。
    当時はスラックスにドレスシャツにジャケットのジャケパンスタイルを完成させるために絶対に欲しいものの一つだった。(スーツじゃなくて上下違うもの。もっと言えば当時の僕はグレーのジャケットにネイビーのス

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    2025年04月28日
  • 愛がなんだ

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    ネタバレ

     友達である葉子には猛反対されてもより燃え上がる恋。
     恋にひたむきすぎるテルコ。それは、まもちゃん(想い人)を「好き」、自分含めたその他すべてを「どうでもいい」に容赦なく分類するほどの徹底ぷり。仕事にも職場での人間関係にもがたつきが生じるほどに。

     でも、ここで面白いのは、両想いとなり恋人へと関係性が昇格する、という乙女めいた盲信はせず、自分自身を冷静に、時に卑屈に俯瞰しながら恋愛に狂っているところだ。
    「マモちゃんの行動パターンはこの5ヶ月で完璧に把握した。三日、乃至四日会わずにいると、私に会いたくてたまらなくなるということでは、どうやらないらしいと近頃私は気づきつつある。単純に、ごはん

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    2025年06月22日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    子ども?の悩みを起点として
    関係がありそうな話だったり
    なんでそんな話が始まったの?
    みたいな視点から思いもよらぬ
    結論のようなものを導きだす
    作家の皆さんに脱帽。

    子どもに相談されたら
    これぐらいのふわーっとした
    ベリーロールで華麗な着地を見せる
    解決策を提示したいものだ

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    2025年04月24日
  • 坂の途中の家

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    裁判員制度に子育て問題を持ち込む事で、えげつない深層心理が読者にも突きつけられる。少子化対策に関わる人こそ、データでも資料でもなく小説を読んでみた方がいい。

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    2025年04月21日
  • 晴れの日散歩(新潮文庫)

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    何気ないエッセイだけど やっぱり文章が上手いから面白いし、疲れていてもスッと頭に入ってくるから仕事の合間にリフレッシュするのにちょうど良い。

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    2026年01月12日
  • 源氏物語 2

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    角田源氏2巻です。「紅葉賀」、「花宴」、「葵」、「賢木」、「花散里」、「須磨」、「明石」の7帖を収録。

    藤壺が光君そっくりの子を出産、光君と年配の典侍との逢瀬中に頭中将が突入、有明の君(朧月夜)との出会い、桐壺帝が譲位し朱雀帝即位、新斎院の御禊の儀式で六条御息所と葵の上の「車争い」、葵の上の出産と死、紫の姫君と結婚、桐壺院の死、藤壺出家、尚侍(朧月夜)との密会が発覚、麗景殿女御の妹三の君(花散里)を訪ねる、京を離れ須磨へ、明石へ移り明石の入道の娘と会うようになる、朱雀帝の眼病が悪化し京への帰還を命じられる、入道の娘懐妊、光君帰京。

    おもしろいぞ『源氏物語』! ていうかおもしろくなってきた。

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    2025年04月13日
  • ご本、出しときますね?

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    番組Pの佐久間宣之の『おわりに』が印象的だった。作家さん達の考え方の違いが面白く、文字だけで伝わる人柄みたいなものに押されて何冊か本をポチった。

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    2025年04月12日
  • 笹の舟で海をわたる

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    昭和という時代をたどりつつ
    重畳するふたりの女性のお話

    悪意あっての接近なのか
    あくまで好意なのか
    かなりもやもやしつつ
    続きが気になり....
    最後は主人公なりの
    人生の答え合わせが出来て
    良かったとほっとした

    風能奈々 さんの装画が素敵

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    2025年04月10日
  • あなたを待ついくつもの部屋

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    帝国ホテルと言えば,前職での職場での会食の後、決まって17階のバーに行くのが恒例だった。成功者とバブルの象徴のようなホテルだが、角田さんが描くと嫌な感じがしないから不思議。建て替えられるのは残念だが、その前に一度はバイキングに行ってみたい。

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    2025年03月28日
  • 私のなかの彼女

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    久しぶりの角田さん。
    以前読んだ本の内容はすっかり忘れてしまったしまだ若い頃だったので、再挑戦。

    こちらは自信のない大学生が、
    成功者の彼氏に劣等感を持ち続け、
    対等になるべく奮闘する話。

    自分の限界を決めるのは自分自身、
    みたいなところは良かった。

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    2025年03月28日